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2007年06月 アーカイブ

2007年06月02日

ジョーが卵をくわえる仕組

joe003.jpg先日、見つけた-20mの卵をくわえたジョー。
卵をよく見ると稚魚の目玉がよく見える。
相変わらず、卵をくわえている状態では警戒心が強く、なかなか頭を出してくれない。。。(-_-;)
ここの子はもうスグ孵化しそうだが、さすがに-20mでは粘れないため、この子は観察対象としては却下!

帰りに同業者情報で5/29に卵を再びくわえ始めた浅場のジョーを観察。
まだ卵は透明感がなく、こちらの孵化はもう少し先のようだ。
しばらくゲストがいないので、孵化観察を狙うならこいつかな。。。

一度ストレスを与えると即座に卵をくわえるのだが、それはメチャクチャ早いのでビックリする。
卵を巣穴の奥に置くのではなく、飲み込んでは出し、飲み込んでは出しを繰り返しているのではないか?と思ってしまうほどの早さなのだ!
巣穴にライトを当てて、よ~く観察してみると、こんな仕組みらしい。。。

卵は巣穴の最下部の方に置くのではなく、穴の中ほどに棚みたいになった部分があり、ここに卵を置いているようだ。
ストレスを与えると即座に卵のある棚より奥に1回引っ込み、下からその卵をくわえる様子が外からでも分った。
早いはずだ。。。


2007年06月04日

今年もまた。。。

yakukitu.jpg今年もヤクシマキツネウオ(仮称)の幼魚が出始めた。
とは言っても極小のチビではなく、すでに2-3cmはあるため季節外れの子という感も否めないけど。。。

ちなみに屋久島ではほとんど1年中、このヤクシマキツネウオ(仮称)のオスの婚姻色や求愛(?)が見られるため、まだいつ頃が繁殖期なのか掴めずにいる。
そのカギを握るのは、1cmぐらいの極小幼魚が増える時期の把握だ。
多分、初夏だとは思うのだけど。。。

今日の浅場のジョー

帰りに浅場の卵をくわえたジョーを観察。
もうかなり透明感が出てきているが、もう1日かな。
あと1日くわえて、明後日の夕方から早朝が怪しい。。。
どうしよう?ハッチアウトを狙ってみようかな。。。

2007年06月05日

早っ!

irobudai.jpg早くもイロブダイの極小幼魚が見られ始めている。
例年、急にウジャウジャと目に付くようになるのは8月に入ったぐらいから。。。
初確認はそのちょっと前(7月前半)なのだが、今年はメチャ早いっ!

それよりも先にブレイクするはずの初夏の風物詩・ヒレナガスズメダイの極小チビさえもまだ確認していないのに。。。(-_-;)
今年はイロブダイの幼魚を先に記録してしまった。。。

そういえば、今年はアオサもあまり増えない。
このまま夏に突入!が濃厚なのだが、海藻があまり増えない年は、どんな弊害があるのかな?
どこかにしわ寄せがあると思うのだけど。。。

今日の浅場のジョーその2

joe004.jpgくわえた卵の様子を継続観察中の浅場のジョー。
くわえてからどれくらいで孵化するのか調査中。

7日目の今日はこんな感じ。。。
かなり透明感は出てきたが、前回のハッチアウト直前はもう少し透明感があったような気がするので、あと1-2日はくわえ続けてくれると思うのだが、こればかりは確信は無い。
今日の夜や明日の早朝にハッチアウトしてしまう可能性もある。

でも、孵化するときがだいたい分ったところで、早朝なのか、夜なのかが特定できないと、ハッチアウトもちと厳しいかな。。。

2007年06月06日

いつも同じ場所に着く不思議

hiodoshi.jpgヒオドシベラの極小幼魚も入ってきた。
体長は1cm以下。
もちろん、今季初記録だ。
ヒオドシベラの幼魚は毎年、同じような場所に着くから不思議だ。
潮の関係なのか、だいたい毎年着く場所は決まっていて、そこを見れば必ずいたりする。
今回もそうで、お宮前と言ったら必ず着く場所があって、「そろそろヒオドシベラがいるかも。。。」と思ったら、案の定。。。(*^^*)

考えてみるとそんな魚はかなり多い。
多分、僕ら人間には分らない「居心地の良さ」がそこにはあるんだろうね。。。

初夏の風物詩の代表はこれ!

春、ポイント全体が一面アオサで覆われる。
これが溶けてドロドロになるのが6月下旬。
ちょうど、この頃に一気に目立ってくる2大極小幼魚、それがヒレナガスズメダイ(yg)とカモハラギンポ(yg)だ。
この2種類はいつもセットで見られ、緑色のアオサをバックに群れる。
こいつらが目立ってくると夏まであと少し!という感覚がある。
このあと、いろいろな幼魚類が見られ始めるので、この2種は初夏の訪れを告げるチビたちだ。

カモハラギンポのチビは1-2週間前から見られ始めていたが、ヒレナガスズメダイのチビは今季初確認!
今年は、ホームの一湊タンク下ではなく、お宮前での確認が先になってしまった。。。(-_-;)

hirenaga.jpgkamohara.jpg

2007年06月07日

先にやられたぁ~!!

5/29に卵をくわえた浅場のジョー。
昨日の早朝か夜にハッチアウトすると予想していたのだが、結局見に行く事はなく、予想通り今日はもう卵はくわえていなかった。
あ~残念。。。と思っていたところ、何と他の同業者がこのハッチアウトを観察したようだ。(⇒屋久島ダイビングスクール『たつのこ』:ジョーフィッシュのハッチアウト!

うぉ~先を越された~!!!
と悔しがったが、聞いてみるとハッチアウトの時間は、事前の情報通り、早朝午前4-5時だったとの事。。。
う~ん。。。結局、朝の弱い僕には無理やん!!!(爆)

彼は前日、別の場所で5時過ぎに行ってすでにハッチアウトしたあとだったので、今日は4時にエントリーしたそうな。。。(すごい。。。(-_-;))
ライトを当てた途端にハッチアウトをしたとの事なので、ある程度の明るさを感じた瞬間に放出するようだ。
つまり、自然状態のハッチアウトは早朝の日の出前、やや薄明るくなり始めた瞬間のようだ。(今現在、日の出は05:15)

まぁ~いずれにしても僕にはとても起きれる時間じゃない。。。
僕がハッチアウトを見れる日は来るのだろうか。。。(-_-;)

初エビス?

ebisu1.jpgナイトダイビングだとやっぱり未知のヤドカリに遭遇する。
約1ヶ月ぶりの新顔のヤドカリだ。
今まで出そうで出ていなかったエビスヤドカリの仲間だろうか。。。?

砂地は相変わらず、日中同様ユミナリヤドカリ系(?)の連中がいっぱいいるのだが、そんな中に明らかに違う種類がいた。
エビスヤドカリの仲間っぽいが、現在調査中。

ユミナリヤドカリ系と同様、持ち上げると簡単に貝殻を脱出してしまう。。。

美しい”花蓑”カサゴの幼魚

hanamino.jpgハナミノカサゴの繁殖期は始まったばかりだと思っていたが、早くも幼魚が見られた。
ハナミノカサゴは成魚もそれなりに派手な魚だが、幼魚の透明感のある美しさにはしばし目を奪われる。。。

美しく体の割に大きな胸鰭をひるがえし、広げたり閉じたり、はたまた波に煽られて揺れる様は自然の中の芸術だ!
偶然のタイミングで美しく広げる瞬間は狙ってもなかなか上手く撮れない。。。
いつかはじっくり、こいつで作品づくりをしたいのだが、今日はデバガメ狙い!
ここでのんびり撮影しているわけにはいかないっ!
惜しい。。。実に惜しい。。。
後ろ髪を引かれる思いで、コブヌメリのランデブーサイトへ。。。

手長ユミナリ???

yuminari15.jpg砂地の最優占種であるユミナリヤドカリ属の一種1
水温が上がって、このユミナリヤドカリ属の一種1に異変(?)が。。。
冬場と比べ、右のハサミが異常に発達した子がウジャウジャ出てきた。

一瞬、別の種類かと思ってしまうのだが、よく見ると冬場に多く見ていたユミナリヤドカリ属の一種1との違いがよく分らない。。。
オスが成長するとこうなるのかな。。。?とも思ったけど、真っ白いハサミはそれほど発達していない大き目の子も結構見るからよく分らない。。。(-_-;)

これってもしかして、混乱しているユミナリヤドカリとユミナリヤドカリ属の一種1、そして他のユミナリヤドカリの仲間を識別するキーポイントになるのではないだろうか?

コブヌメリの産卵

kobu1.jpgGW明けに見に行った時はまだやや早いかな。。。?という感のあったコブヌメリの産卵。
あれからかなり水温が上がったので期待して行ったのだが、それでもまだ早かったかもしれない。
求愛もあまり激しくなく、オスよりもメスの方から誘って上昇する始末。

kobu2.jpgそして上昇してもスグにまた着底してしまう。
少し長く上がっても、これも卵を産み落としている様子はまったくない。
だいたい、時間が遅い!
通常、この手の仲間の産卵時間は日没直前から直後にかけてなのだが、もう日没をゆうに20分は越えているであろう時間に上がってる。

kobu3.jpgここのオスは2匹のメスをかけもちで求愛しているのだが、満足にランデブー&産卵していないうちに、途中で諦めて次のメスのところに行ってしまった。
次のメスも同様に上昇はするけど産卵する事なく、こちらも途中で止めてしまった。。。
もしかして、僕が撮影しているせい。。。???ヽ(~~~ )ノ ハテ?

でも、産卵絶頂期のネズッポ類は近くにダイバーがいても、平気で産卵する。
やはり、まだピークの時期ではないのかもしれない。。。
主に夏場に産卵期を迎えるセソコテグリなどと繁殖期が一緒なのかも。

2007年06月08日

あっ。。。これがセレベスか。。。

serebes.jpg砂地でサンゴハナビヌメリを探していると、たまにこれとよく似たコチの仲間を見かける。
ずっと調べることなく、これは何者だろう?と思っていたのだが、今日はカメラを持っていたので、何枚か撮って調べてみると、セレベスゴチの幼魚っぽい。

識別点は虹彩(目玉)の形と眼上被弁の有る無し。
虹彩(目玉)の形からクロシマゴチとセレベスゴチに絞られるのだが、クロシマゴチには眼上被弁が無い。
この子にはしっかり眼上被弁があった!

そっか。。。セレベスゴチの幼魚だったのか。。。
遠目ではサンゴハナビヌメリの成魚とよく間違える。。。(-_-;)

コチ系もランデブーするのかな?

kuroshima.jpg昨日のサンセットでも、コブヌメリの産卵をデバガメ中、ペアになっていたクロシマゴチ。
今日も明るいうちは姿さえ見られなかったのに、暗くなった途端に大小のペアで昨日とまったく同じ場所で佇んでいた。
しかも、しっかりと寄り添い、離れない。
どちらがオスでどちらがメスなのかは分らないが、大きな子の尾鰭の端に小さな子が寄り添う。
昨日とまったく同じ状況!

よく考えると、こいつらもネズッポ類と同様に、オスがメスを従えてランデブーするんじゃねーの??と思い、しばらく観察していたが、何の変化も無い。(-_-;)

ありゃ?もしかして、昨日も今日も日没後に姿を見かけた事からして、産卵したあとなのかな。。。???
日没前からしっかり張っていたら、産卵が見れたりして!
ランデブーサイトらしき場所も何となく掴めたし、ちょっと次は産卵を狙ってみる価値ありかも。。。

┗(;´Д‘)┛超おもてぇ~

kirinmino1.jpgコブヌメリなどの産卵行動を一通り見て、時間はすでに日没後40-50分が経過している。
ゆっくりエクジット口に向かっていると、砂地に2匹のキリンミノカサゴがいた。
メスのお腹はパンパンで、そのあとをオスがずっとついて歩く。
えっ?「歩く」じゃなくて「泳ぐ」の間違いじゃないかって??
いやいや、マジで歩いているがごとく、砂地に完全に腹をつけて這っている感じだ。

kirinmino2.jpgこの写真を見れば分ると思うけど、ほんと、メスのお腹はパンパンなんだ。。。
これは日没1時間前ぐらいからあちらこちらで見られるミノカサゴ類の産卵前行動だ。
で、大抵は日没直後には沖の方に出て、中層で放精放卵するはずなのだが、もう時間は夜の8時過ぎ。。。

んっ???まだ着いて歩いているの???
メスのお腹の状況から言って、このまま観察を続ければ、産卵が見れそうな気がするのだが、もうエアー残がそれを許さない。。。

う~ん。。。悔しいけど諦めるしかないか。。。
さすがにナイトでは無理はできない。

2007年06月13日

本格的に。。。

sharp.jpg本格的にシャープアイピグミーゴビーが増えてきた。
1箇所に4-5匹がかたまってホバーリングしている。。。(-_-;)
近づくと一斉に1つの小さな岩の上にまとまって着底するのだが、あまり逃げる様子もないので撮りやすい♪

しかし、こいつらは水温が25℃を越したあたりから目に付くようになるのだが、これらは全部成魚!
他の高水温時に幼魚が目に付き始める連中と違って、あくまでも成魚の団体さん。。。
つまり、低水温時は穴の奥深くに入って外には一切出てこない。
で温くなると、僕と同じように「うぉ~!!!温か~い♪」と外で羽根を伸ばすわけだ。(笑)
でも、これって冬眠???
冬眠する魚なんているのか。。。???(-_-;)

そしてこれから繁殖期に入っていく。

2007年06月16日

今年はタンク下にもイチモン多し!

ichimon.jpg現在、あらゆるスズメダイの赤ちゃんが至る所で見られ始めているが、今年ちょっとした異変が。。。
昨年までは一湊タンク下ではほとんど見る事がなかったイチモンスズメダイの幼魚が、今年はエントリー口下にウジャウジャ見られる。

イチモンスズメダイは屋久島北部では環境的に浅く穏やかなビーチである「元浦」の専売特許(?)で、どういうわけかホームグラウンドの一湊タンク下ではめったに見られなかった。
わざわざイチモンスズメダイを撮るために元浦にエントリーしていたほどなのだ。
これは好む環境の違いだと思っていたのだが、今年は嫌でも目に入るぐらい多い。。。(-_-;)

今季初の子

cyoucyou.jpg先日、ガイド中に見つけた今季初のチョウチョウコショウダイの極小チビ。
先日見た時には7-8mm程度の超極小個体だったのだが、たった2-3日でやや大きくなったのが分る。
肉眼でも模様が分るぐらいだ。

これから夏にかけてこのようなチビが浅場の至る所で見られるようになる。。。

正体が解った!

ryuuguu.jpg昨日のガイド中にゼロ戦の中で見つけた謎の縞々な魚。
今日も相変わらず、全身を見せることはまったくなかったが、フレームの奥を覗くとチョロチョロしている。。。
何とか証拠写真ぐらいは撮れそうだったので、ちょっと姿が見える度にとにかく何枚もシャッターを切ってみた。

で、こうして写真を撮って、PCで見てみるとリュウグウハゼどころか、むしろベンケイハゼの仲間である事が一目瞭然!!
そう!イザヨイベンケイハゼだったのだ~!!
へへへ~スゴイでしょ~!!
もちろん、屋久島初記録だ~!!!

あっ。。。リクエストされても、なかなか写真を撮るのは厳しいっすから。。。(笑)

2007年06月25日

カミソリウオの擬態バリエーション

kamisori.jpg昨日のゲストM氏に撮った画像を見せてもらったら、海藻に混じって何やらカイメンみたいなカミソリウオのような、タツノイトコのような変な生き物が写っていた。
早速、今日は一人で調べに行くと、カミソリウオだった。

でも、よく見かける海藻や枯葉に擬態しているようなヤツではなくて、海藻に擬態しているかのようなカミソリウオだった。
こんな擬態の子もいるのは知らなかった~!

今度こそ初エビス??

ebisu3.jpg昨日、ガイド中にゼロ戦の砂地で見つけた明らかにNew!なエビスヤドカリの仲間。
これを撮るために、今日は1人でゼロ戦に向かったのだが、1時間以上探したのにまったく見つからなかった。。。(-_-;)

でも、代わりに別のエビスヤドカリの仲間らしき子をGET!!
こちらもこれまで見た事のないヤドカリだった。
ウラウチエビスヤドカリだと思うのだが。。。
しばらく見ているとスグに砂に潜ろうとする。。。

砂を掘っていれば、結構いろいろなヤドカリが見つかるかもね。

2007年06月27日

新たなエビス系?

honyado4.jpgやっぱりゼロ戦はヤドカリの宝庫だ!
先日、ガイド中に、ここで明らかにNew!なエビスヤドカリの仲間を見つけて以来、ここに来るたびに、「また新たなヤドカリがいるかもしれないっ!」とゼロ戦の周囲の砂を掘るようになってきた。(笑)

で今日も見つけました!
またまたエビスヤドカリみたいなヤツ!

摘み上げると簡単に貝殻から脱走してしまうのだが、この写真の子は腹部に卵を抱えていた。
結構、大きな個体だったのだが、メスだったとは。。。

やったー!!ついに見つけた♪

honyado5.jpg先日ガイド中に見つけた目玉の黄色い明らかにNew!なホンヤドカリの仲間。
次の日に1人で探しに行ったけど見つからなかった。。。
今日はまたガイドでゼロ戦に行った。
ゲストが1人で遊んでいる間に、また砂を掘って探していたら、今度は出てきた!!
大きな成体1匹に小さな幼体1匹。

「これ!これ!」

ようやく見つけたが、やっぱり種類が分らな~い!
これ誰??

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