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2007年03月 アーカイブ

2007年03月01日

純粋な砂地のヤドカリ

今日はあるヤドカリを探して砂地に下りた。
それはツノヤドカリの仲間なのだが、これまで屋久島ではツノヤドカリ属の一種1ツノヤドカリ属の一種2が出ているが、探しているのはそうではなくてトゲツノヤドカリを筆頭とする第2触角が葉っぱみたくなっている可愛い連中だ♪
各地でいろいろな未記載種が出ているようだが、何でもいいから屋久島にもいないかなぁ~と調べてみたところ、どうも砂地のヤドカリらしいのだ。。。

これまで砂地は何回か見ているが、大概は岩場からあまり離れずその境目を中心に見てきた。
今日は完全に砂地のど真ん中で貝殻探し。
砂地にも結構貝殻は落ちている。
特に多いのがタケノコガイ系なのだが、中に入っているヤドカリに関してはツノヤドカリ属の一種2ユミナリヤドカリ属の一種1が圧倒していた。

でも、いたよ~!!
触角が葉っぱみたくなっているヤツ!
伊豆大島や柏島などで出ている顔周辺が黄色やら青やら赤で綺麗なツノヤドカリの仲間!
周辺を探索してみると、さらに何匹か見つかった。
どうも、まばらだが、それなりに数はいるようだ。
いや~砂地にこんなヤドカリがいたなんて。。。(-_-;)

砂地はしばらく丹念に見ていく必要がありそうだ。。。
このヤドカリもまだ和名がないようなので、当サイトではツノヤドカリ属の一種3とさせて頂きます。

イボアシヤドカリ????

ツノヤドカリ属の一種3が何匹か見られた周辺ではこんなヤドカリもいた。
目柄の模様やハサミの突起、そして体毛からイボアシヤドカリサメハダヤドカリの幼体だと思うのだが、貝殻にはトレードマークのイソギンチャクを着けていないんだよね~
この手のヤドカリって小さい頃からイソギンチャクを着けているような印象があるのだが。。。

2007年03月02日

ツマキヨコバサミはどこに行ったの???

エントリー前の潮間帯はちょっと見るだけのつもりが、結局1時間くらい徘徊していた。
今日もいっぱいに引いた隆起サンゴの浜には干しあがったヤドカリの貝殻が沢山転がっていた。
前回は(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : やはり北部の方がやや亜熱帯?)、消波テトラの内側にはマダラヨコバサミが、外側にはツマキヨコバサミが多く、たまにサンゴヨコバサミがいるというような印象だったのだが、今回は不思議な事にどこもかしこもサンゴヨコバサミだらけ!

干しあがった貝殻を拾って水溜りに入れると顔を出してくれるのだが、8割ぐらいはサンゴヨコバサミだった。
内側には相変わらずマダラヨコバサミが多いのだが、外側でツマキヨコバサミがなかなか見つからない。。。
代わりに何と前回は1匹も見られなかったイソヨコバサミが大量に見つかった。
あれ???あんなにいたツマキヨコバサミはどこに行ったの???
不思議だ。。。(-_-;)

交尾前ガーディング

ダイビングエリアでは特に面白いヤドカリは見られなかった。
ウネリが大き過ぎて、あまり撮影する気も起こらず。。。
そんな中でユミナリヤドカリの仲間の行動がちょっと面白かった。

ヤドカリのオスは、すでに別のオスの子供を身ごもったメスを持ち歩く「交尾前ガーディング」と呼ばれる行動をするらしいのだが、これは卵の孵化後、今度は確実に自分が交尾できるようにするための行動らしい。。。

その「交尾前ガーディング」と呼ばれる行動を今日は初めて見た。(右写真)

まぁ、そうは言っても、普段スグに引っ込んでしまうヤドカリなので、そのガーディング(守り)はたいして強いものではないだろう。。。
そう思って軽く摘み上げてみると。。。
まったく引っ込まない上に、メスの貝殻もなかなか離さない!

そのうちに抱きかかえ始めた。(-_-;)
もう、まったく離す様子は無しっ!
おいおい。。。そこまで必死かいっ!(笑)

2007年03月04日

深場の砂地も同じ種類?

3日前の砂地で味をしめ、ちょっと潮の速い中-30mの砂地を徘徊してみた。
つまり深場の砂地にも、そのような環境(深場+砂地)を好むヤドカリがいるかもしれない。。。!
でも、特に変わったヤドカリはいなかった。

相変わらず、ユミナリヤドカリ系は多い。
6日前のLOG(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : ユミナリくん)でも説明した通り、ユミナリヤドカリの仲間には、ユミナリヤドカリ(Anapagurus japonicus)と熱帯性の近似種Anapagurus bonnieriという種類がいて、色彩からはいまいち区別が付きにくいらしい。

これまでは-15m以浅の砂地で見られる連中ばかりを比較してきたが、もしかしたら水深で棲み分けているかもしれない!
という事で-30m~に広がる砂地にいたユミナリヤドカリの仲間も一応、片っ端から写真におさめておいた。

う~ん。。。やはり違いが分らない。。。
というか、浅場の子も深場の子もどう見てもみんな同じ種類にしか見えない。。。(-_-;)
まぁ~あえて違いを感じるとしたら、今日、-30m以深で見た子たちはみ~んな色白!
-15mの砂地でよく見られる地味な濃い縞模様の子はまったく見られなかった。
でも、これって環境による体色変化だよなぁ~??どう見ても。。。(笑)

更に小さな個体

1匹、透明感のある綺麗な赤っぽいヤドカリを見つけ、現場では「おっ!新顔!!もしやこれが夢にまで見たクメジマアカオビヤドカリ?!」などと一瞬思ったが、よく見れば3日前(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : 純粋な砂地のヤドカリ)に見つけたイボアシヤドカリサメハダヤドカリの幼体だと思っている子の更に小さいステージの子だった。
この子もハサミのイボイボが紫色で綺麗だ。

大きさは1cmにも満たない小さな子。。。
これがあの巨大なイソギンチャクを貝殻に着ける連中になるとはとても思えないが、多分そうだろう。
やはりこの子もイソギンチャクはまだ着けていない。
どれくらいのサイズからイソギンチャクを着け始めるのだろうか?

2007年03月08日

フルセのチビ

透明度もあまり良くなかったが、ひとまず浅場はウネっていたので一気に-30mまで下りた。
砂地から転石斜面でヤドカリ探し♪
もうあらかた屋久島の普通種を把握してしまった今となっては単なるレアモノ探しになりつつあるのだが、これが意外に面白いのだ。
昔、ウミウシにハマった時のような「宝探し」的な楽しさだ。

そこには、その生き物の「生き様」を垣間見る感動や興奮、そしてその生き物の「ストーリー」を追うような継続的な楽しみは、ほとんど無い(と言うかまったく?(笑))のだが、まぁ~これはこれで単純で楽しいかも。。。♪

まずは-30mから広がる真っ白い砂地でヤドカリを探す。
先日、浅場の砂地でツノヤドカリ属の一種3を見つけ、完全な砂地にもそこに合ったヤドカリがいる事を知った。
もしかしたら深場の砂地にも変わったヤドカリがいるかな。。。?
そう思って探索してみたが、何か-15mの砂地と何ら変わらなかった。。。(-_-;)

ユミナリヤドカリ属の一種1ネジレヤドカリ属の一種1が沢山いて、ツノヤドカリ属の一種3も見られた。
ここでも-15mの砂地同様に、イボアシヤドカリ(?)の幼体が何匹か見られた。
他の環境ではまったく見られないので、砂地がこの子の好きな環境なのかな?

そこから上る転石地帯には、やはりこの環境(-25m以深の転石&ガレ場)の最優占種である、ミギキキヨコバサミ属の一種1だらけだ。

ところが1匹だけ、妙に派手なオレンジ色の極小ヤドカリが転石下にいて、ちょっと色めいた!
でもファインダーから覗いてみると、何とフルセゼブラヤドカリの超極小個体だった。
岩場の暗がりにいるような印象を持っていたが、こんな転石下にもいるんだ。。。知らなかった。。。(-_-;)

フルセゼブラヤドカリはヤドカリ合宿を始めた最初の頃に1匹成体を見つけて以来となる。
その頃は結構普通に見られるかな?と思っていたが、何だかんだ言ってこれでようやく2個体目。。。
屋久島ではかなり珍しいヤドカリかもしれない。

でも、ほんと綺麗なヤドカリだ。

2007年03月12日

まだまだウネリが残ってる。。。

今日はウネリが凄すぎて、自分自身の身体の固定はもちろん、見つけたヤドカリを撮ろうと岩の上に置いても吹っ飛ぶような大きなウネリのある海だった。

今日の新顔はイダテンヒメホンヤドカリ
1ヶ月前にヤドカリをやる前から名前を知っていた数少ないヤドカリのひとつなのだが、不思議と屋久島(もっと言うと一湊タンク下)ではその姿がなかなか見られなかった。
ヤドカリに興味を持つ前は結構見かけていたような気がするのだが。。。

とここまで書いてある事に気づいた!
あれっ。。。??
イダテンヒメホンヤドカリって新顔じゃねーって!!(爆)
そうだ!そうだった。。。(-_-;)
ヤドカリ生活14日目(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : 普通種なのにナゼか会えなかったヤドカリ)にしてようやく「クレーン下」で1回見ているんだった!
なんてこったい!
あまりに珍しいので(笑)、前に見ている事さえ忘れていた。。。(-_-;)
イダテンヒメホンヤドカリは2回目。
だんだん重複が多くなってきて、ワケが分らなくなってきた。。。

こう考えてみると、意外に屋久島では少ない種類なのかもしれない。
ヤドカリ生活14日目のLOGには「普通種」なんて書いてしまったけど。
というか「一湊タンク下」では珍しい種類で、もしかして他のポイントならいっぱいいるのかな??
よく考えるとこの1ヶ月、ほとんど「一湊タンク下」でしかヤドカリ探しをしていないような気がする。。。汗2
他のポイントもちゃんと見なきゃかな?

2007年03月13日

ホンヤドカリの幼体???

ヤドカリ生活36日目。。。

昨日、元浦でエクジット直前の浅場(-30cm)でこんな連中がウジャウジャいたのだが、もうエアーも無い状態で何者なのか分らずに終わった。
今日はタンク下で潜る前に元浦に寄って、その正体を暴きに行った。
貝殻の大きさはどれも5mm程度で砂と同化しているような極小ヤドカリなのだが、拾おうとするとスタコラと逃げる。
逃げ足は速い!

周りにはツマキヨコバサミのチビなんかも見られ、最初はその幼体かと思っていたのだが、右のハサミが大きいし、科からして違う。。。(右のハサミが大きい⇒ホンヤドカリ科、ツマキヨコバサミ⇒ヤドカリ科)
ずっと見ているうちに前に見たクロシマホンヤドカリの幼体だと突き止めた連中(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : -20m以深の転石下)に目玉や第一触角がよく似ている。。。

でも、何か違うんだよなぁ~
脚の模様とかがまったく違う!
で考えてみたんだけど、これってホンヤドカリの幼体ではないだろうか。。。?
まだ予想の段階なのだが、もう少し成長ステージを追ってみようと思う。

新顔が出なくなってきた。。。

前半は岩や転石の裏によく着いているというカイガラカツギの仲間を浅場で探していたが全然見当たらず、60分を切ってから思い切って沖へ出た。
沖と言っても-15m付近にある大きな亀裂の暗がりを覗きに行っただけだけど。。。

ここの定番はやはりネジレヤドカリ属の一種1で、これにケフサゼブラヤドカリアデヤカゼブラヤドカリが混じる。
何か新顔はいないかなぁ~と探していると、何やら薄いオレンジ色のヤドカリが!!
でも、これまた小さい!
貝殻の大きさが1cmぐらい。。。

ワクワクしながら、その貝殻を拾ってファインダー越しに見てみると、お~新顔!!
と思ったのだが。。。

帰ってから落ち着いてPCでよく見てみると、一見新顔風のヤドカリだけど、これって。。。昨日も紹介したイダテンヒメホンヤドカリじゃねーの???
色はまったく違うけど、脚とかの紋様や目玉、触角、どれをとってもイダテンヒメホンヤドカリ。。。
間違いねーこれはイダテンヒメホンヤドカリの幼体だったのだ。

う~ん。。。最近まったく新顔が出なくなった。
つまりは屋久島の(正確には一湊タンク下の)普通種はすべて把握したって事かな。。。
当初の目的は達成か?

この36日間で、これまで見つけてきた約60種はすべて大人から子供までいて、繁殖もしているであろう屋久島の普通種だ。
しかも、こんな冬の冷たい海でも見られるワケだから、1年を通してずっと見られる連中だろう。

ここからは出物やレアモノといわれる類のヤドカリ探しに入る事になる。
そろそろ、ここ「一湊タンク下」でのヤドカリ探しも潮時かな。。。

2007年03月14日

期待以上だった!大漁!大漁!(*^^*)

このLOGでも繰り返し説明してきた事なのだが、屋久島は北部から西部にかけてのエリアが亜熱帯色が濃く、南部は温帯寄りの生物層となる。
だから、もしかしたらヤドカリもホームグラウンドの「一湊タンク下」では見られないような連中がいるかも。。。!と期待していたのだが、これがまた凄かった!
優占種からして北部とはまったく違った。
ここまで違うとはさすがに思わなかった。。。(-_-;)
期待以上に収穫のあった南部「平内」であった。
このポイントは浅場も深場も、もう少しじっくり見てみたい気がする。。。何か他にもいそうな気が。。。

まずは一気に沖へ出て、-30m付近の斜面まで出る。
この平内はあまり地形を把握していないのでエアーの余裕があるうちに帰ろうと思い、2-3個の転石をひっくり返してみただけなのだが、これがビックリ!
北部では見た事も無いヤドカリがスグに見つかった。
しかも、ウジャウジャ。。。(-_-;)
トサカコテホンヤドカリ

赤い綺麗なヤドカリなのだが、基本的にこの種類は温帯寄りのヤドカリのようで、伊豆~伊豆諸島などで見られる子らしい。
沖縄などではあまり見られない(全然?)ようなので、もしかしたら屋久島が南限になるかもしれない。(沖縄方面の情報求む!)

ミニミニ・ヤドカリ

他にもこんなヤドカリも1匹見られた。
マダラヒメヤドカリという種類だと思うのだが、こちらは分布や頻度の情報が不足気味。。。
レアな部類に入るヤドカリかもしれないが、屋久島での頻度はまだよく分らない。
いずれにしても北部では見た事の無いヤドカリだ。
もしかしたら屋久島での生息環境は潮通しのよい深場かも。
要調査継続のヤドカリだ。

ヤマトまで出てしまった。。。(-_-;)

浅場に帰ってきてからもビックリは続いた。
帰りは一気に浅場の水路まで帰ってきて、あとは水底を這いながら転石をひっくり返しながら進む。
ここでも北部ではまったく見る事の無かったヤドカリが。。。

じゃ~ん!
ヤマトホンヤドカリ
こいつは超温帯系のヤドカリなので、屋久島では絶対に見つからない!と思っていたのだが。。。(-_-;)
さすがは温帯色の濃い南部のポイントだ。

こちらもいるわ!いるわ!ウジャウジャ状態。。。
石をひっくり返せば必ず1-2匹は目にする勢い。
この水路の優占種と言っていいほどの多さだった。

伊豆なんかでは普通に見られるヤドカリらしいのだが、このヤドカリも屋久島が生息南限ではないだろうか?

亜熱帯系のヤドカリ

さて、こんな超温帯系の生き物がいたかと思えば、そのスグ横には亜熱帯系の生き物がいたりするのは屋久島ではよくある事。。。
ヤマトホンヤドカリが温帯系のホンヤドカリであるなら、こちらは亜熱帯系のホンヤドカリだ。
じゃ~ん!
オキナワホンヤドカリ~!
すげー!
これも逆に北限かな?と思って調べてみると、四国の柏島とか八丈島なんかでも出てるみたい。。。
くっ。。。悔しい。。。(笑)

こいつもヤマトホンヤドカリ同様、転石下で見られたが、今日はこの1匹だけ。
こいつの屋久島での頻度も要調査だ。

成体?

オガサワラヒメホンヤドカリは過去に「栗生」でのみ何匹か見ているのだが、何かすべて色の淡い印象のヤドカリだった。
ところがあれは全部若い個体だったようだ。。。

これはヤマトホンヤドカリの幼体かなぁ~?と思い拾い上げてファインダーを通してよく見てみると。。。
カラーリングはどう見てもオガサワラヒメホンヤドカリだった。
えっ?何かごつすぎてヒメホンヤドカリの仲間にさえ見えない。。。(-_-;)
僕のヒメホンヤドカリ系の印象は小さくてソフト!(笑)

特にオガサワラヒメホンヤドカリにはそういった印象を持っていたため、見てスグにには種類の判別がつかなかった。
帰ってから落ち着いて調べてみると、オガサワラヒメホンヤドカリ以外に該当する種類がな~いっ!
そっか。。。これが標準的な成体なのかもしれない。

2007年03月15日

うわぁ~すげー時化っぷり!

今日は港内しか見れなかったけど、新顔はありました♪サメハダヤドカリ
一般的には別に珍しくもないヤドカリなのだが、実はこれまで僕が見てきた北部の各ポイントではなぜかまったく見かけなかった。
北部で頻繁に見られたのは近似のソメンヤドカリばかりなのだ。

ところがここ平内の港内ではちょっと大きめの転石をひっくり返すと、ごろごろイソギンチャクを背負ったヤドカリ出てくる。
しかも、み~んなサメハダヤドカリ
ソメンヤドカリなんてまったく見られなかった。

恋の季節。。。♪

この平内港内は温帯種のオンパレードだった。
クロシマホンヤドカリホンヤドカリ、ヤマトホンヤドカリがいっぱ~い!

その内、クロシマホンヤドカリホンヤドカリはオスが「交尾前ガーディング」しているペアがそこら中で見られた。(写真)
移動する時も左のハサミでがっちりメスの貝殻を持って離さないのだが、産卵までこのままメスをガードしながら生活しているらしい。
何か面白い。。。

このガーディングはかなり必死でやっているようで、ちょっとやそっとでは離さない!
逃げるペア(性格には逃げているのはオスだけど。。。)のオスの貝殻を摘み上げても離さないし、写真のように人影にビビって貝殻の中に入ってしまっても離さない!(笑)

2007年03月17日

ユミナリヤドカリとユミナリヤドカリ属の1種

14Lを背負っているにも関わらず、今日はエントリー口から近い-10m以浅の砂地(やや砂泥底)を徘徊した。
ここはユミナリヤドカリ属の一種1(もしくはユミナリヤドカリ?)ばかりが目に付く。。。
このヤドカリも浅場から深場まで砂地であればどこでも見られるヤドカリだ。
数も圧倒的に多く、屋久島の砂地の最優占種。
ただこの種類は、普通のユミナリヤドカリ(Anapagurus japonicus)とユミナリヤドカリ属の1種(Anapagurus bonnieri)というよく似た2種がいるらしいので、普通種とは言え、ちょっと気になればすべて撮影しているので、なかなか前に進めない。。。(笑)
この2種の違いを言葉であらわすと、
「ハサミの可動指を内側から見た時、明らかに“面”を形成している(つまりカクカクした感じ)のがユミナリヤドカリ、なめらかなのがユミナリヤドカリ属の1種」
との事なのだが、何を言っているのか正直僕にもさっぱり分りません。。。(-_-;)

という事で今は一応、すべて撮っておく事にしている。
結局、屋久島にいるのはすべて1つの種類(亜熱帯寄りのユミナリヤドカリ属の1種の方)なんだろうなぁ~とは思いつつ。。。(笑)

お化けヤドカリは砂地に多い!

他にはやはり砂地が生息環境であるツノヤドカリの仲間が多かった。
ツノヤドカリ属の一種1ツノヤドカリ属の一種2など。。。

ツノヤドカリ属の一種1は当初、体中に砂やゴミをつけていて姿形がまったく分らなかった子が多かったので「お化けヤドカリ」とか呼んでいたが、意外に綺麗な子も多いようだ。
砂などは一切付けていない子なんて、「お化けヤドカリ」と呼ぶのも失礼なぐらい、スマートな白い体だ。


追記
その後、ツノヤドカリ属の一種1と思っていた子には2パターンある事に気づいた。
触角と目柄の模様が違うのだ。
この写真の子は「ツノヤドカリ属の一種5」として分類する事にした。

これこそが本当の手長ツノヤドカリ!?

今日は本当はこの先にあるもっとドロドロした場所に行くつもりだったのだが、面白いヤドカリを見つけてしまって、結局そのドロドロした場所には行けなかった。
それがこいつ!!
どうよ!このカッコイイ、ヤドカリ♪
左のハサミがバカみたいにでかいでしょ!

ファインダーを通して見てみると、何とツノヤドカリの仲間だった。
一見、前に見つけたツノヤドカリ属の一種3に似ているのだが、この異常に大きく長~い左のハサミがタダモノではないっ!(笑)
その後も辺りを散策してみると、いる!いる!結構いる!
で、どいつもこいつも左のハサミが長~い!

トリミングしちゃってるから分りづらいかもしれないが、次の写真は上の子よりも一回り小さな子なのだが、やっぱり左手が長い!
帰ってから調べてみると、その名もずばり「テナガツノヤドカリ」なるヤドカリがいるらしい事が分ったのだが、どの写真を見てもあまり手が長くねーじゃん。。。!(-_-;)
今日見かけた子たちの方がずっと長~い!のだ。
つーか、色彩も質感もまったく違うし、これではないみたい。

webで写真を頼りに探してみてもこのように長い左手を持つヤドカリは見つからなかったのだが、目柄や触角などの色彩を頼りに見ていったら、いたいた。。。
伊豆の富戸で撮られた1枚がまさにそれ!
でも写真からは異常に長い左手は確認できなかった。
本当にこれでいいのだろうか。。。?
ひとまず、当サイトではこいつを「ツノヤドカリ属の一種4」と呼ぶことにする。
屋久島での頻度は「場所によっては集中して生息」ってなところか。。。

砂地って、そこ(砂地)でしか見られないヤドカリがいて結構面白いのね。。。知らなかった。。。(-_-;)

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2007年03月18日

お宮前のヤドカリ

「お宮前」にちょっとした横穴があって、そこは前から気になっていたのだが、な~んもいなかった!
ヤドカリ類には1匹も出会わなかった。。。探し方が悪いのかな~?

その後、いつものハナゴンベやスミレナガハナダイが溜まっているちょっとしたパッチリーフ風の環境でしばらくヤドカリ探し。
リーフの下の暗がりを中心に見ていったのだが、ネジレヤドカリ属の一種1ばかり。。。
あとはヒメヤドカリ属の一種1、そして一湊タンク下では過去に2個体しか見た事がなかったので、屋久島では稀種か??と思っていたフルセゼブラヤドカリがここには沢山いた。

チャイロサンゴヤドカリの幼体。

実は撮影時は「何の幼体だろ~?」と思っていたのだが、よくよく見てみるとチャイロサンゴヤドカリ特有の脚の黄色い模様がこいつにも入っていた。

チャイロサンゴヤドカリは深場に多いヤドカリだと聞いているのだが、屋久島ではこれで2個体目。
実はあまり見かけないヤドカリだったりする。
-30m以深でまだヤドカリ探しをしていないので、ある程度降りればウジャウジャいたりして。。。(-_-;)

オイランヤドカリの幼体?

これは屋久島でごくごく普通に見られるオイランヤドカリの幼体♪

と水中では簡単に片付けていたのだが、帰ってからIHC(1ヶ月ほど前に入った全国のヤドカリに興味があるガイドさんたちの集まり)のデータベース&図鑑を見てみると、似たようなやつが「ヤドカリ科属不明(DIOGENIDAE sp.)」になってた。(-_-;)
つまり不明種になっていたのだ。

う~ん。。。他に似た種類がいるのだろうか。。。???
僕の目にはオイランヤドカリの幼体にしか見えないのだが。。。(-_-;)

2007年03月19日

ハナヒゲロードでヤドカリを探す

今日は-15mにある通称・ハナヒゲロードでヤドカリを探すつもりだったのだが、途中にある大きな亀裂でハマってしまった。。。(-_-;)

そのほとんどは昨日同様、ネジレヤドカリ属の一種1ばかりなのだが(ほんと、こいつは-15m以深の砂混じりの転石下や下地に薄く砂のひかれているような亀裂の暗がりにメチャクチャいっぱいいる!)、そこにはフルセゼブラヤドカリヒメホンヤドカリ属の一種1などの綺麗どころがいっぱ~い♪

カシワジマヒメホンヤドカリの幼体?

浅い-7mの転石下にこんなヤドカリを見つけた。

一瞬、新顔♪と喜んだが、落ち着いてよく見てみると、これってカシワジマヒメホンヤドカリの幼体かな。。。

2007年03月20日

入って良かった♪

時間は遅くなったが、夕方から晴れてきて海の中は日中よりも多分、明るいぐらいだったと思う。
今日も外が寒いから海の中は温泉状態♪
おまけに今日はヤドカリ的には大当たり!
入って良かった~!(*^^*)

どれくらい大当たりかと言うと、14Lを吸い尽くし、スグにタンクをチェンジして今度は10Lで再びエントリーしたぐらい。。。(笑)
潜水時間は久し振りに3時間半を越えた。。。アホだ。。。(-_-;)

ヤドカリ生活42日目。

今日は一気に沖に出て、ヤドカリ生活をはじめた当初に一番最初に見た沖の-30mの斜面で転石下を漁る。
先日、南部の平内で-30m付近の転石下を見て、いろいろと新顔が出たので、「一湊タンク下」でも同じような環境を今度は40日前とは違ってかなり慣れてきたヤドカリ目で探ってみよう!という魂胆だ。

あらかた想像はできたが、やっぱりこの環境はミギキキヨコバサミ属の一種1ネジレヤドカリ属の一種1ばかりが目に付く。
-20mを越えると、「一湊タンク下」はこの2種ばかりだ。。。

そんな中で北部では初となるトサカテコホンヤドカリの成体が一匹、そしてIHC(現地ガイド同士のヤドカリの情報交換組織)のMLで最近話題にしていたばかりのヒメホンヤドカリの仲間(未記載種)がついに屋久島にも登場!(右写真)
片手がもげていたのはちょっと残念だ。。。
当サイトではこれをヒメホンヤドカリ属の一種4と呼びます。

このヤドカリは僕が前に元浦で撮ったヒメホンヤドカリ属の一種3(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : 小粒のヤドカリたちの正体は?)と同種なのでは?と思っていたのだが、千葉県博の奥野さんによると別種になるとの事。。。

今でもまだ僕は疑問に思っているのだが、ヒメホンヤドカリ属の一種4を写真ではなく実際に実物を見た感想としては、こちらのヒメホンヤドカリ属の一種4の方がやや茶色味が強いかな。。。
でも、それ以外は。。。う~ん。。。よく似ている。。。本当に別種なん???(-_-;)

警戒心強すぎっ!

浅場に帰ってきてからエントリー口近くで、ついに見つけた~!!!
アオボシヤドカリ!!
ナゼ40日も探していて見つからないんだろう?と不思議に思っていたヤドカリのひとつなのだが、ようやくGET!!
オイランヤドカリの間接部に青い斑紋があるヤドカリ、というイメージで探していたが、これが想像していたよりも大きい!!
背負っていた貝殻は巨大なサソリガイの仲間だった。
脚やハサミの赤色もどちらかと言うとコモンヤドカリのそれに近い気がした。

このアオボシヤドカリがまた超警戒心が強く、1回引っ込むとなかなか出てこない。。。
30分ぐらいじっと待っていたが、シャッターを切ったのは2-3回。。。
なかなか撮らせてくれない。
これを見つけた時にはすでにエアーは無くなる寸前だったので、そうこうしている内にエアーが渋くなってきた。(-_-;)
ヤバイ。。。とは思いつつもギリギリまで吸って待っていたが、もう限界!
急いでエクジット⇒タンク交換して再エントリーした。

ところがまだ出てこない。。。マジっすか。。。
警戒心強過ぎっ!

2本目はずっとエントリー口直下(-3m)に1時間半ぐらいいたのだが、結局アオボシヤドカリは4-5枚しかシャッターを切らせてくれなかった。。。
おまえ、ちょっと用心深過ぎだぞぉ。。。

夜はヤドカリ探しに最適♪

もうタンクも新しくなった事だし、今度は心もかなり余裕を持つ事ができたので、待っている間に穴の中を覗いたりしながら、他のヤドカリも探してみた。
そしたら、穴の中に綺麗な紫色の小さなヤドカリ発見!

おっ!ムラサキゼブラヤドカリの幼体か??
と思ったが、ファインダーから覗いてみると、こちらも会いた~い!と日頃思っていた、クレナイヒメホンヤドカリだった!
なかなか綺麗なヤドカリだったのだが、こちらは途中でターゲットライトが切れて満足に撮影できず。。。

だって、もう水中は真っ暗だったんだもん!!(笑)
そう。。。いつのまにナイトダイビングに突入!
今季初のサンセット⇒ナイトダイビングになってしまった。
しかも、産卵狙いじゃないのに。

でも、夜はヤドカリ探しに最適だったらしく、普段は穴の奥深くにいるようなヤドカリが外に出て歩いていた。
ある程度、水深が深くないといないとばかり思っていたオガサワラヒメホンヤドカリがエントリー口直下にある岩の亀裂にいっぱいいたのは驚いた。

2007年03月21日

久し振りに3本。

2本目で目的のヤドカリは見つからなかったが、代わりにこんなヤドカリを見つけた♪
一見、昨日見つけたヒメホンヤドカリ属の一種4に似ているが、あるヤドカリ好きなアクアリストのサイトには、「ユビワヒメホンヤドカリ(これって標準和名なん?)」というヤドカリとして載っているヤドカリで、細かなスポット(褐色のドット)が全身に入っている点でヒメホンヤドカリ属の一種4とは別の種類になるのではないか?との事。。。でも、かなり微妙~(-_-;)
この写真を拡大して見て欲しいのだが、確かに顔の近辺にジンマシンのような細かい点々が散在しているのが分る。
確かにこれは昨日のヒメホンヤドカリ属の一種4には無い。
でも、先のヒメホンヤドカリ属の一種3、昨日のヒメホンヤドカリ属の一種4、そして今回のユビワヒメホンヤドカリ、何かどれも同じ種類に見えてしまうのは気のせいか?(-_-;)

片目ヤドカリ。。。(-_-;)

ネタとしては???だが(笑)、初顔のヤドカリも1種。。。
ベニサンゴヤドカリだ。
これも一応、探していたヤドカリのひとつだったので、かなり嬉しかった♪

ところが、345さんに撮ってもらうと、何と左目が欠損してるぅ~!!!
すっぽり根元から無いっ!!!

お~なんてこったい!
片目かい。。。辛いだろうなぁ~可哀相。。。

2007年03月22日

まったくガイドしてません。。。(-_-;)

ゲストを放牧しているとは言え、綺麗なヤドカリがいれば提供するつもりだったが、そのほとんどは昨日に見せてしまったので、新たなゼブラの仲間やヒメホンヤドカリ系やミギキキヨコバサミ系のヤドカリで綺麗な種類を探してみたが、そう簡単には見つからなかった。

一応、今日も新顔だと思われる子をGETしたが、あまりにも地味でかつ超警戒心が強かったので、ゲストには見せずに終わったのがこの子。
水深は-25mの転石下。
ゲストがピグミーを撮っている間に見つけた。

何じゃこりゃ??
全身が透明で、脚もハサミも細~い!!
何者だろうか。。。?

何かの幼体の可能性も高いが、それにしては脚もハサミも長く、それなりのサイズはある。。。
幼体だとしたら大型のヤドカリの子だろうなぁ~
う~ん。。。降参!!
それにしても警戒心の強いヤツだ。。。全然、撮らせてくれな~い!!!

2007年03月24日

春田浜タイドプールでヤドカリを探す-2回目

前回の春田浜はちょっとした水溜りにイソヨコバサミホンヤドカリスベスベサンゴヤドカリなどが沢山いたような気がしたが、今日はまったく見当たらない。。。
ある程度水深のある場所(-1m)まで顔をつけてようやくツマジロサンゴヤドカリなどが見られだした。
でも今度はツマジロサンゴヤドカリばかり!!!(笑)

相当、マニアックに砂粒の1つ1つを見分けるような方法でようやく、他の種類が見られだすような状況だった。

いったい、あんなに沢山いた大きなイソヨコバサミホンヤドカリスベスベサンゴヤドカリなどはどこに消えてしまったんだ???

砂粒の中にはイソヨコバサミホンヤドカリマダラヨコバサミツマキヨコバサミクロシマホンヤドカリスベスベサンゴヤドカリ(左写真)などの極小幼体が沢山いた。

これらをかき分けていくと、ツノヤドカリ属の一種1が結構いたのには驚いた。
元々、こいつらってタイドプールのヤドカリだったのかなぁ~?

こいつらってタイドプールのヤドカリだったの??

新顔はいなかったが、もうひとつ驚いたのがヒメホンヤドカリ属の一種3がタイドプールの転石下から3-4匹見つかった事だ。
こいつらは沖縄ではダイビングポイントで普通に見られるようだが、屋久島ではダイビングポイントではあまり見かけない。。。(過去2個体のみ)

そっか。。。こいつらももしかしたらタイドプールが本来の環境なのかな?

2007年03月29日

イシダタミGET!!!

ヤドカリ生活47日目。
これまで屋久島で見つけ撮影してきたヤドカリをちょっと整理してみたところ種数が67種に達していた。
せっかくはじめた事なので、しっかりした記録として残したいと思い、千葉県博の奥野さんにリストを送って相談したところ、これだけ種数が揃っていれば過去に八丈島、伊豆大島、IOP(伊豆海洋公園)などで作成されたような屋久島のヤドカリ類相に関する記録として論文にできるそうな。

しかも、すでに奥野さんの手元には僕のリストにはない屋久島で採取されたヤドカリが数種あるそうで、これを合わせると合計で80-90種ぐらいのリストになるのではないかとの事。。。
しかも、その中には砂地にいるヘンなエビスヤドカリの仲間など、興味深い種類が含まれているとの事。

う~ん。。。何か悔しいぞぉ~!屋久島に僕の知らないヤドカリがいるってのがちょっと許しがたい!(笑)
エビスヤドカリの仲間なんて一種も見た事がないのに。。。(-_-;)
負けず嫌いの僕はそのヤドカリたちがどんな連中なのか即座に聞いたのは言うまでもない。。。(爆)

とにかく悔しいので、早速探してみることにした。
その変なエビスヤドカリの仲間は、-20mぐらいの砂地の砂紋などに埋まっているそうな。。。

でも砂地にいるのは相変わらずユミナリヤドカリ属の一種1ばかり。。。
そしてツノヤドカリ属の一種2。。。

エビスヤドカリの仲間なんて全然見かけな~い!!!
でもね、またまた新顔に出会った!
はい!これで68種目っと!(笑)

伊豆など温帯域では普通に見られるイシダタミヤドカリなのだが、もちろん屋久島では超珍しい!というか初記録っ!
小さな幼体なのだが、これはきっと日本では南限記録ではなかろうか?

オイランヤドカリに似ているが、目玉が黄色というか緑色というか、その辺が違う。
通常は素通りする屋久島の普通種オイランヤドカリなのだが、このイシダタミヤドカリを探すために、オイランヤドカリの目玉だけを注意して毎回見ていた甲斐があった!

イシダタミヤドカリで喜んでいるのは日本広しと言えども、僕だけであろう。。。(笑)

オキナワホンヤドカリの成体

最後に浅場(-6m)の転石下で見慣れないヤドカリを発見!
水中では種類が特定できなかったが、帰ってからあらゆる図鑑の写真と見比べて分った!
これってオキナワホンヤドカリの成体じゃん。。。(-_-;)

これまで平内で幼体を2個体しか見た事がなかったので、分らなかった。。。
成体になるとかなり毛深いんだね。。。シラケ

綺麗どころ撮影会

-16mの岩の暗がりのあまり奥深くない場所で、ムラサキゼブラヤドカリが一気に2個体見つかった。
最初はレアだと思っていたムラサキゼブラヤドカリも、結局、生息環境(穴の奥深く)が分っちゃうと何だかんだ言って、普通種だった。。。(-_-;)
ただ単に普段は穴の奥深くにいて姿が見にくいだけで、数は結構いるみたい。
同所ではミギキキヨコバサミ属の一種2も数個体出てきて、しばし、綺麗どころ撮影会。。。(笑)

2007年03月30日

緑色の海。。。(。>0<。)

エントリーするとビックリ!
時化てもいないのに透明度が5m程度しかない。。。
しかも、分りやすいぐらい、海の色が変わっていた。

昨日までは水温は下がり気味とは言え、綺麗なブルーの海だったのに、今日は突然緑色の海に!
そう、伊豆っぽい海?(伊豆を愛するダイバーの皆さん、失礼。。。)
小さな浮遊物も浮いていて、確実に黒潮は外れたようだ。

今週のゲストJさんはギリギリ黒潮がかかっていて本当に良かった~♪
でも、来週のゲストの皆さん、、、ご愁傷様です。。。(笑)

今日は-20mまで下り、砂地と岩場の境目で転石をひっくり返しながらヤドカリを探した。
特に新顔もなく、収穫はイマイチだった。。。
おっ?!と思うと、大抵はネジレヤドカリ属の一種1だったりミギキキヨコバサミ属の一種だったり、オガサワラヒメホンヤドカリだったりして、ガッカリする。
その繰り返し。

あとはイダテンヒメホンヤドカリの幼体も目立つ。
魚と同様、これは逆算して冬が産卵期だと考えていいのだろうか。。。?

オイランヤドカリの若い個体を前に話題にした事があったが、今日はさらに小さな個体を見つけた。
この子はIHC(ガイドさん同士のヤドカリ情報交換グループ)内の図鑑(未公開)では不明種としているのだが、う~ん。。。どこからどう見てもオイランヤドカリにしか見えないぞ~!(笑)

身体の割に大きなタカラガイを背負っているのが可愛いのだが、これで歩けるのだろうか。。。(-_-;)
タカラガイって結構重そうだ。

2個体目っと♪

帰りに-15mのところにある過去に何回も覗いている暗い亀裂に頭を突っ込んでみた。
ここでは過去にいろいろなゼブラヤドカリの仲間や何と言っても未だにここで見た1個体しか記録がないホウセキホンヤドカリなんかが見られているのだが、いや~また見つけちゃった~!!
ホウセキホンヤドカリ!!ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪

前はちょっと若そうな個体だったが、今日は割と大きな成体だと思われる子だ。
やっぱり綺麗なヤドカリだよなぁ~!

2007年03月31日

いや~完全に黒潮が外れました。。。(-_-;)

今日は-15mぐらいのところに広がる通称「ハナヒゲロード」で転石をひっくり返しながらヤドカリを探した。

最初は南部・平内で見つけ、その後深場だったら北部でも1匹見つかったトサカテコホンヤドカリだが、今日は-15mの転石下で見つかった。
しかも、見かけるのは幼体ばかりだったのだが、今日は立派な成体!

結局、転石下が彼らの好む環境のようで、決して深いヤドカリというわけではないようだ。
でも、相変わらず屋久島では数が多いとは言えない気がする。。。

面白い穴

通称「ハナヒゲロード」の中ほどにある岩の大きな亀裂では前回、フルセゼブラヤドカリケフサゼブラヤドカリヒメホンヤドカリ属の一種1など綺麗どころが沢山いたので、今日も覗いてみた。
相変わらず、ゼブラ系が多く楽しい穴だ!

今日は更にヒメヤドカリ属の一種1も2匹見られた。
屋久島ではこのヤドカリはいつも穴の入口付近でよく見かけるのだが、聞くところによると沖縄などではこのヤドカリはかなり奥まった穴の奥の方に棲んでいるため、なかなか見かけるチャンスが少ないヤドカリらしいのだ。
屋久島では結構、頻繁に見かけるヤドカリだ。

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