片っ端から撮るっ!
今日もミクロパグルス属の一種1を1匹GET。
先日の子と同種だが、目柄のピンクがいやに綺麗だったので一応UP。
一応、この種類は分類が進むまで片っ端から撮っておいた方がいいらしい。。。
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今日もミクロパグルス属の一種1を1匹GET。
先日の子と同種だが、目柄のピンクがいやに綺麗だったので一応UP。
一応、この種類は分類が進むまで片っ端から撮っておいた方がいいらしい。。。
これまた先日、初めて見つけた通称「お化けヤドカリ」のツノヤドカリ属の一種1だが、今日は砂地で2個体見かけた。
前回も砂地と岩場の境目ぐらいのところで見つけたので、これは間違いなく砂地のヤドカリだと思われる。
今日の子は割と目やハサミがはっきり見えて、分りやすかった。
でも純粋な砂(泥)地にはあまりヤドカリは見つからず、どうしても砂地にまばらに点在するちょっとした岩場の周辺を見ることになる。
もっとも多く見られたのは、断トツでテブクロイトヒキヤドカリとヒメホンヤドカリ属の一種2だ。
他にはグアムサンゴヤドカリやツマジロサンゴヤドカリ、カザリサンゴヤドカリなどが見られた。
砂地に着いてスグに見た貝殻の主はアオヒゲヒラホンヤドカリだった。
このヤドカリは3日前のエクジット直前に初めて見たヤドカリなのだが、それまで見たことがなかったので屋久島では珍しいのかな?と思っていた。
でも、もしかしたら砂地に多いヤドカリだったりして。。。![]()
この浅い入り江は最後のどん詰まりまで来ると足の着いてしまう水深で、転石&岩場となる。
ここで圧倒的な数を誇っていた最優占種は、今までのヤドカリ調査では1回も出てこなかったクロシマホンヤドカリだった。
なのにここには、ある一角をぱっと見ただけで数十匹以上のクロシマホンヤドカリがウジャウジャ固まっていた。
周辺を含めると数百匹と言っても言い過ぎではない数がいる。
どうせクリイロサンゴヤドカリが優占するだろう。。。という当初の予想は大はずれ!![]()
何とホンヤドカリ属のヤドカリが勝ってしまった。。。
しかし、こいつは動きが早いっ!(笑)
ユビワサンゴヤドカリ。
このヤドカリだったら知っている方も多いかもね。。。
このヤドカリは確かに綺麗だぁ~♪
でもダイビングではなかなか会わないヤドカリでもある。
それは生息水深が-1m以下だからだ。
タイドプールなんかに行けばいっぱいいるのだが、さすがに一湊タンク下では厳しいかな。。。そう思っていたが、いた~!!!
でも確かに通常のダイビング水深ではない事は確か。。。![]()
普段は立ち入る事のない入り江の奥の方に入ったら、結局足が着いてしまうのだが、そこにいっぱいいた。
やはり浅場にはクリイロサンゴヤドカリ(右写真)がメチャクチャ多かった。
な~んて水中では思いながら、実は目柄の色をまったく見ていなかったので、近似のセグロサンゴヤドカリ(下写真)の存在なんてすっかり忘れていた。
なので、沢山いたこの手のヤドカリはほぼすべて頭の中でクリイロサンゴヤドカリ(右写真)として処理し、ほとんど写真は撮らなかったのだが、帰ってからPCで写真を見てみると。。。
げっ!セグロサンゴヤドカリも何匹か写ってるし。。。(-_-;)
ここで一応整理すると、クリイロサンゴヤドカリは目柄の色が青く、セグロサンゴヤドカリ(下写真)はオレンジ色だ。
次回の課題!
クリイロサンゴヤドカリとセグロサンゴヤドカリの分布割合と両者の生息環境の違いや棲み分けを調べるぞぉ~!!
何か楽しそう♪
2007年1月25日のフィールドノートで書いた記事(⇒ヨコバサミ間違い???ヽ(~~~ )ノ ハテ?)について、Hermit Crabs Worldの有馬くん(伊豆大島・グローバルスポーツクラブ)より間違いの指摘を頂きました。
まず"シダラミギキキヨコバサミ"という和名なのですが、これは標準和名ではなくアクアリストなどが勝手に呼んでいる和名のようです。
「和名テロ撲滅推進協議会(本部・富戸)」会員・「標準和名が定着するまでありえないあだ名で呼ぼう協会(本部・屋久島)」会長としては(笑)恥ずかしい限りなのですが、これについてはまったく知りませんでした。。。"シダラミギキキヨコバサミ"が標準和名だと思っていたのです。。。(-_-;)
無知ほど怖いものはない。。。を痛感した次第です。![]()
なお、このヤドカリは学名のPseudopaguristes shidarai自体は間違いないようで、標準和名がつくまでは当サイトでは「ミギキキヨコバサミ属の一種2」とさせていただきます。
次にヒメヨコバサミ属の一種(Paguristes monoporus)とした種類についてなのですが、これは今現在ミギキキヨコバサミ属に移行しているようです。
つまり学名:Paguristes monoporusは間違いで、Pseudopaguristes monoporusが正解です。
なので当初と変わらず、このヤドカリについては和名がつくまで当サイトでは「ミギキキヨコバサミ属の一種1」とさせて頂きます。
今日も例の超浅場となる入り江へ。
今日は昨日疑問をもった近似のクリイロサンゴヤドカリとセグロサンゴヤドカリの棲み分けっぷりを調べた。
入り江まで行く間もずっと岩壁沿いに-2mぐらいの水深をキープしながら、クリイロサンゴヤドカリとセグロサンゴヤドカリを探していく。。。
ここは何と100%セグロサンゴヤドカリでクリイロサンゴヤドカリなんて1匹も見なかったので、ちょっとヤバイ。。。と青ざめた。
そりゃそうだ。。。昨日まで全部クリイロサンゴヤドカリだと思っていたのだから。。。![]()
ところが今度は入り江に着くとこれが全部クリイロサンゴヤドカリ~!!![]()
解り易いほど完全に棲み分けてる。。。(-_-;)
この"入り江までの浅場"と"入り江"は水深自体はまったく変わらない。
どちらも-1m程度だ。
違いは何か考えてみたのだが、"入り江までの浅場"はヤドカリ自体が生息している場所は浅くても、その下はスグに落ち込んでいて(つまりドロップ)、ボトムの水深は-5mぐらいあるのだ。
たまにボトムでもこのセグロサンゴヤドカリを見かけた。(落ちたんだと思うけど。。。)
ところが"入り江"は足の着く水深で辺り一帯が超浅い。
これが大きな違いだろうか。。。
それからクリイロサンゴヤドカリのいる場所の方がやや水流や波が強い気がする。。。
浅場で最優占していると言ってもよいほどのヤドカリとしてウスイロサンゴヤドカリ(写真)が挙げられる。
ここ入り江でもツマジロサンゴヤドカリと並び最も多いヤドカリだった。
このウスイロサンゴヤドカリが写真を見て分る通り、真っ白なヤドカリなのだが、もしかして最小クラスのクリイロサンゴヤドカリって肉眼ではウスイロサンゴヤドカリと見分けがつかないのでは???
つまり、これまでウスイロサンゴヤドカリだと思っていた子の中にクリイロサンゴヤドカリが混じっているかも。。。!
早速、これまでウスイロサンゴヤドカリの幼体として完全に無視していた子たちを片っ端からよく見てみたのだが、どれもウスイロサンゴヤドカリで間違いなさそうな子たちばかり。。。
結局、クリイロサンゴヤドカリの極小個体は見つからなかった。
う~ん。。。多分、クリイロサンゴヤドカリの極小個体は真っ白だと思うんだよな~
さらにハサミ腕の間接が黒いグアムサンゴヤドカリの幼体も一緒に混同していそうな気が。。。(-_-;)
更に成体がこれだけ似ているセグロサンゴヤドカリの幼体時ってどんなだろう。。。
こいつも真っ白かったりして。。。???![]()
入り江はほんと100%クリイロサンゴヤドカリだった。
老成から幼体まで成長ステージは様々。
今日は新たな種類はまったく出会うことがなかったので、ずっとこれを撮っていた。(笑)
ちょっと若い子はまだ足などに白い部分が多く、先端付近の茶色い点々が印象的だった。
割とこのステージの子は多くて、そこら中で見られた。
むしろ、ごつい老成の個体に会うのが珍しいほどだ。
クリイロサンゴヤドカリも幼体になると栗色部分はメチャクチャ少なく、むしろ白色サンゴヤドカリと言いたいぐらいだ。
最初のうちは毎回、ファインダーを通して見て、目柄が青い事を確認しようやく安心するってな感じだった。
こういう小さな子を見る度にちょっと心配事が。。。
これって小さな子になればなるほど、どんどん真っ白くなるんじゃねーの???(-_-;)
和江の持ってきてくれたヤドカリの中に1種類だけ、-1mの水深でも数匹見られたヤドカリがいた。
でも、和江曰く、-1cmの水溜りには無数にいたらしいので、本当に好きな環境は水溜りなのかもしれない。
このヤドカリは和江の目にはかなり凶暴に見えたらしく、同環境で共に生きるスベスベサンゴヤドカリたちを投げ飛ばしたり、小突いたりとやりたい放題だったらしい。。。(-_-;)
やつは水溜りの暴れん坊将軍らしい。。。(笑)
調べてみると、こいつはその名も「ホンヤドカリ」らしい。
何かこれまた温帯チックな名前のヤドカリだなぁ~
もしかして南限だったりして。。。!
結構、逃げ足も早く撮影には一苦労だった。
ちなみに-1m水深で見たのは若い個体ばかりだった。
今日は4GB1枚しか持ってきていなかったため、結局、1個のタイドプールを見るだけで終わってしまった。。。![]()
エントリー後スグに前から気になっていた洞窟(-10m)へ向かった。
散々ヤドカリを探したけど意外に少なく、アミメオニヤドカリ、ウスイロサンゴヤドカリなどがボチボチ見られたほかは暗がりを好むゼブラ系なんて皆無だった。
ただ、亀裂の中などにライトを当てるとスタコラサッサと奥の方へ急ぎ足で逃げてしまうヤドカリが数匹いたが、その正体は解らず仕舞い。
そんな中で初記録となるヤドカリが1種だけいた。
オガサワラヒメホンヤドカリだった。
こいつもまったく貝殻に隠れようとせず、さっさと逃げようとする。
もしかしたら、そのスタコラサッサと奥の方へ逃げてしまう連中はこいつらかもしれない。
だとしたら数は多いかも。。。などと思いながら、帰り道やや暗い水路を通って帰ったのだが、ここに沢山いた。。。(-_-;)
どういうワケか10-20匹ぐらいのヤドカリが1ヶ所にかたまっていたので、数匹の顔を確認してみるとみんなオガサワラヒメホンヤドカリだった。
いるね~いるところにはいっぱい。。。
午後からは和江とタイドプールへ。
ヤドカリは水深や環境による棲み分けが顕著な生き物なのだが、ここタイドプールでもそれを感じざるをえなかった。
タイドプールという特殊な小さな世界の中だけでも、完全に棲み分けが行われているのだ。
ワクワクしながらスノーケリング&ウェイトの準備をしていたら、早くも和江が沢山ヤドカリを捕まえてきた!
聞いてみると岩場の薄い水溜り(水深-1cm)にいっぱいいたのだそうな。。。
なかには数十匹が完全に水面上に出て固まっていたそうな。。。甲羅干し?(笑)
どれどれ。。。
よく見てみると3種類いる。
お~!!!全部、初見じゃねーか!!!
でかした!和江!
つーか、わざわざ持って来なくても、これから入ればわんさかいるんだろうとは思いつつも、和江を褒めてやった。(笑)
でも、その後、今日はこの内の2種類には2度と出会う事はなかった。。。
タイドプールとは言え、僕の潜った水深は楽に-1mはある。
つまり、こいつらは-1cm~-5cmの水溜りが生息環境だったのだ!
僕の潜った深い水域(と言っても-1m)ではまったく見られなかったのだ。
1種類はスベスベサンゴヤドカリ(左写真)、もう1種類はよく解らないのだが、多分昨日ちょっと話題にしたセグロサンゴヤドカリ(右写真)の幼体ではないだろうか。。。?と思っている。
みんな超極小でこの写真もかなりトリミングしている。。。
もし、これがセグロサンゴヤドカリの幼体であるならば、昨日の僕の予想(⇒セグロサンゴヤドカリのチビもクリイロサンゴヤドカリのチビ同様に白い!説)は違っていた事になる。
さて、こいつは本当にセグロサンゴヤドカリの幼体でいいのかな?
2007.02.08 追記このセグロサンゴヤドカリの幼体だと思っていた子ですが、Hermit Crabs Worldの有馬くん(伊豆大島・グローバルスポーツクラブ)によると、これはサンゴヨコバサミという種類の幼体のようです。
調べてみるとネット上にもまさにこのステージのチビが載っていました。。。(-_-;)
こいつはどうも南方系のヤドカリのようなので、これまた屋久島は北限の可能性がありそうです。栗生のタイドプールには1cmぐらいの水深にウジャウジャいるようですが、すべて幼体。。。
成体探しが今後の課題かな。。。
その-1mの通常のタイドプールはどんな状況だったかと言うと。。。
まず最も多く見られたのはツマジロサンゴヤドカリだ。
タイドプールには極小の個体が多く、色も淡い。
何だか知らないけどみ~んな1箇所に無数で固まっている事が多く、ちょっと触ろうと近づいただけでバラバラと下に落ちていく。。。
この中にこれまたかなりの数が混じっていたのが左写真のイソヨコバサミだった。
一応、ヨコバサミ系としては初のヤドカリになる。
こちらもすべて極小なのだが、成体がどれくらいの大きさなのか知らないので、もしかしたら成体も混じっていたのかもしれない。
色も黒っぽく、無数でウジャウジャうごめくので、何かアリを見ているような感じがした。
また先日も話題にした通称・お化けヤドカリこと、ツノヤドカリ属の一種1もここには多かった。
こちらも無数で固まっていて、どれも極小個体ばかり。。。
一湊タンク下で見られるサイズの半分以下?
ただ、成体のようにゴミみたいなものはあまり着いていなくて、割と綺麗なので今回は地肌や模様がよく見えた。
和江はせっせと水溜りでヤドカリを見つけては、上から沈んでいる僕を呼ぶ。
浅場で重いウエイトをつけて這っているとかなり腰が痛いので、立ち上がるのは結構面倒臭い。。。(笑)
「これって何ヤドカリ??」
無邪気に聞いてくるので、どれどれ。。。と一応覗き込むと、たいていは昨日もいたような種類ばかりなのだが、そんなヤドカリでも一応、2-3枚は撮る。
もちろん、全然気合が入っていないけど。(笑)
ところがこれが大失敗!
イソヨコバサミだと思って撮ったこの子。。。(左写真)
帰ってからPCで見ると。。。イソヨコバサミじゃねーよ。。。これ。。。![]()
和江は何匹か持ってきていたが、僕のいた水深(-1mぐらい)ではまったく見られなかったヤドカリだ。
マダラヨコバサミの幼体だと思うのだが、web上には成体の写真が多く、ちょっと自信ない。![]()
しかし、マズイなぁ。。。
和江があまりにもいろいろとヤドカリを持ってくるので、最後には僕もスノーケルとウエイトを外し水溜りを見て周ったのだが、ここにはホンヤドカリに混じって、このヨコバサミ系が結構見られた。
それらを肉眼で見て、すべて「あっ。。。イソヨコバサミね。。。」と軽くパスしていたのだが、今思うと、こいつらって本当に全部イソヨコバサミだったのかな。。。![]()
ヤバイ。。。再調査が必要かも。。。
結局、今日撮った写真の中で自分で見つけたヤドカリはイソヨコバサミ、イモガイヨコバサミ、ホンヤドカリ、クロシマホンヤドカリだけで、あとは終始、和江が水溜りで見つけたヤドカリばかりを撮っていた。
相変わらずタイドプールの代表的なヤドカリであるスベスベサンゴヤドカリには出会わない。。。
やっぱり、-1mでは深過ぎるのかなぁ~?(笑)
今日は和江が幼体を水溜りから持ってきた。(写真)
トリミングしちゃっているので大きさが分りにくいかもしれないが、かなり極小な子だ。
どうやら、スベスベサンゴヤドカリはクリイロサンゴヤドカリなどと比べると、幼体時もそれほど白くはないようだ。
昨日、タイドプールでのヤドカリ探しにすっかりハマってしまい、今日も和江とタイドプールへ出かけた。
今日は島の南東部にある「春田浜」へ行ってみた。
ここも隆起サンゴ岩地質の浜というか岩場で、浅いタイドプールが広い範囲に点在している。
相変わらず僕はウェイトやカメラの重さに負けて、水深がややある場所(-1mぐらい)に即座に入ってしまったのだが、和江は今日も超浅い水溜りでヤドカリを見つけては、僕のところに持ってくる。。。(笑)
春田浜は昨日の栗生に比べてヤドカリの姿はやや少なく感じた。
僕が這っていた-1mの水深では9割がたシロツメサンゴヤドカリばかりで、たまにイソヨコバサミ、イモガイヨコバサミ、ホンヤドカリ、クロシマホンヤドカリなどが見られた。
新顔はまったく無し!
つまんね~!!!
しかし和江が新顔を運んできてくれた。。。♪(笑)
いろいろとヤドカリを持ってきてくれるのだが、明らかに新顔だ!と肉眼で確認できたのが、このシロサンゴヤドカリだった。
でかしたぁ~!和江!!
そう!そう!タイドプールでこいつを探していたんだよぉ~!!
つーか、こいつも水溜り系のヤドカリだったの???
だとしたら、僕には見つからないはずだ。。。(-_-;)
このシロサンゴヤドカリはほんと、警戒心が強かった。
貝殻の口を上にして置き、待つこと5分。。。いっこうに出てこない。。。
痺れを切らして貝殻の口を下にして置き換えると、ムクムクと顔を出し立ち上がろうとする。
いったん貝殻の口が下になって手足が出てくると、触っても全然引っ込まないのだが、貝殻の口が上を向くと途端に警戒心が強くなってまったく出てこなくなる。(-_-;)
こいつでかなり時間を取られた。。。
ヤドカリ生活21日目。
とうとうヤドカリ合宿も3週間が過ぎた。。。![]()
すっかりタイドプールにはまって、今日は和江と北部の志戸子へ。
志戸子は普通のダイビングポイントなのだが、干潮時、隆起サンゴの浜にはそこら中に潮だまりができる。
大潮という事もあって、今日の午後は極端によくひいている。。。
ここには深いプールはなく、点在する潮だまりはすべて浅~い水溜り。(笑)
今日はスノーケルやマスクさえも要らない状況だ。
よくヤドカリは1ヶ所集中で固まっていたりするので、ヨッコラショとあぐらをかいて座り、1匹1匹をじっくり選別&分類する。。。
もうこれはダイビングどころか、スノーケリングでもない。。。!(笑)
和江もヤドカリにはまりだした。。。
⇒(屋久島の森を歩く | デートなのか?)
屋久島は南部よりも北部の方がなぜか生物層は、亜熱帯色が強い。
ヤドカリも明らかにその傾向が強いようで、志戸子の潮だまりはどちらかというと南方系のヤドカリだと思われる種類が圧倒的に優占していた。
栗生や春田浜は温帯色の濃いホンヤドカリやイソヨコバサミなどが優占していたが、ここではどちらかと言うと南方系のマダラヨコバサミやツマキヨコバサミ、サンゴヨコバサミ、イモガイヨコバサミなどが優占していて、ホンヤドカリやイソヨコバサミはほとんど見られなかった。
ちなみにスベスベサンゴヤドカリはどこでも多いけど。。。(-_-;)
昨日、サンゴヨコバサミという種類だと分った赤いチビ・ヤドカリだが、栗生や春田浜では極小のチビばかりでなかなか成体が見つからなかった。
ところが志戸子ではスグに見つかった♪
しかも、そこら中にウジャウジャいるし。。。
と言っても最初に気づいたのはやはり和江だったのだが。。。(笑)
干潮時スベスベサンゴヤドカリ以外のヤドカリたちはナゼか干しあがった岩の上に集まって固まっているのだが、みんな貝殻の中に閉じこもったまま出てこない。
そんなヤドカリの入った貝殻のかたまりがあちらこちらに見られる。(⇒今日の和江のログに写真あり:屋久島の森を歩く | デートなのか?)
一番浜から近い場所(つまり最もひいている場所とも言える)のかたまりは、このサンゴヨコバサミが多かった。
しかし、もっとも多かったのはマダラヨコバサミ(右写真)だった。
大きな成体から小さな幼体まであらゆるステージがそこら中にいた。
やはりこいつらも甲羅干し(爆)している連中が多く、そこら中で干上がってる。。。(-_-;)
昨日、極小チビを撮ったが、その時は「web上には成体の写真が多く、ちょっと自信ない。」と書いたが、これだけ各ステージを順を追って見れると、スグ納得した♪
成体から幼体へと順を追って並べてみるとこんな感じだ。(上の写真が最も大きな子)
この子はやや若い子。
立派な成体は足の模様は黒い部分が多いが、若い子はまだ白い部分も結構多い。
で、幼体と比べるとこの白い部分がオレンジ色っぽくなる傾向がある。
ハサミは成体のそれともう変わらない。。。
足の模様は、所々(特に節々)オレンジ色ぽくはあるが、全体的に白い部分がかなり多い。
ハサミの先端も白く、まだ成体のようにごつくない。
で、昨日の幼体はこのステージだ。
足も細く、ハサミの先端は真っ白。
全体的に線も細く、弱々しい。。。(笑)
こうして写真をトリミングして見ると、大きさがわかりづらいかもしれないが、こいつはかなり小さいです。
実際には画面の真ん中にチョコンと写っている感じだ。
今日はマダラヨコバサミの各ステージとサンゴヨコバサミだけでメディアが無くなってしまった!(笑)
あーあー今日は新顔なしか。。。![]()
もう帰ろうと思ったのだが、この干上がった隆起サンゴの浜の沖の方に100-200の単位でヤドカリ入りの貝殻が集結している岩があった。
面白いので和江を呼んでしばらく見ていたのだが、ちょっと気になって干上がったヤドカリの貝殻群を再度1匹1匹確認してみた。
何か数種類が混じっているような気がしたのだ。
確かにマダラヨコバサミが多いのだが、明らかにマダラヨコバサミではない連中が多少混じっていた。
肉眼で見るとマダラヨコバサミは綺麗な縞模様なのだが、足が黒い連中が意外に多い。
最初はマダラヨコバサミの成体かと思ったが、かなり小さなステージの子でも足が黒い。。。
早速、和江のメディアを奪い(笑)、これらを撮り始めた。。。肉眼ではちと厳しい。。。
足がすべて真っ黒い子がいたかと思えば、節々は白い子もいる。
でも必ず第一歩脚(先端部以外)は黒いヤドカリ。
最初は数種が混じっていると思ったが、撮っているうちにこれらは成長ステージによる違いだとわかった。
これも並べてみればよく分る。。。(笑)
これは今日見た中で最も小さな個体。
上のマダラヨコバサミのステージでいくと、下から2番目の子と同じぐらいの大きさ&成長段階だと思う。
このステージだとマダ脚はだいぶ上の方まで明るい縞模様のように見えて、肉眼だとマダラヨコバサミとの違いがわかりづらい。
つーか、マダラヨコバサミだと思って撮った子です。。。(笑)
これは上の写真の子と同サイズなのだが、第2歩脚の関節部がもう黒くなってきています。
これも上のマダラヨコバサミのステージでいくと、下から2番目の子と同じぐらいの大きさ&成長段階だと思う。
マダラヨコバサミと違い、幼体でもやはり第1歩脚は黒い。
でも、第2歩脚だけを見てしまうと、マダラヨコバサミとどこが違うの???と思ってしまう。。。(笑)
最初はマダラヨコバサミのバージョン違いか何かだと思ってしまった。![]()
こいつはもう結構大きな子なのだが、まだこの段階の子だと肉眼ではマダラヨコバサミのバージョン違いを疑っていた。
まだ第2歩脚はぜんぜん縞模様っぽいし。。。!
でもハサミはどんどん黒ずんでるね。。。
第2歩脚の綺麗な縞模様も徐々に無くなっていく。。。
そして白い部分もマダラヨコバサミのように何となくオレンジ色に。
でも、まだ第2歩脚だけはマダラヨコバサミっぽいよね。。。
第2歩脚の縞模様はほぼ消えかけ、第1歩脚のように黒ずんだごつい脚になっていく。
第2歩脚の間接部がちょっとだけ黄色っぽく残っているのが若い時の名残かな?
でこれが立派な成体!
こうなるともうマダラヨコバサミとはまったく違う事がわかる。
まーよく見ると触角の柄の色も違うんだけどね。。。(笑)
このヤドカリはこの写真からツマキヨコバサミという種類だとわかった。
わ~い♪1種増えた~!
最初は数種類に分類されるかと思ったけど、甘かった。。。(-_-;)
でも成長過程が分って満足♪満足♪
このツマキヨコバサミはマダラヨコバサミほどではないが、かなりの数が見られここ志戸子では、マダラヨコバサミよりもより沖側に多い気がした。
でも「ツマ」が黄色?
最終的には青くなってるぞ???(笑)
今日は吉田の潮だまりを見ようまた和江を誘って海へ行ったが、時間がちょっと早かったようで潮はまだひき切れていなかった。
僕は諦めてタンクを背負って通常のダイビングポイントへエントリーしたのだが、和江は寒空の下、わずかな潮だまりでヤドカリを探していたようだ。。。(笑)
3日ぶりの-1m以深の海の中は依然として低水温だった。。。
それでも3日前までは透明度は良かったのだが、今は透明度もイマイチだ。
完全に黒潮が離れたかなぁ~
でも漁師さんによると沖の方ではやや水温が上がっているようだ。
ちょっと期待。。。!
久し振りのダイビングポイントでのヤドカリ探しだったが、全然収穫はなかった。。。(-_-;)
吉田の-8m付近に大きな岩があって、至る所に亀裂や深い穴があるのだが、特に目新しいヤドカリはいなかった。
岩の表面には沢山のアカツメサンゴヤドカリ(下左写真)とウスイロサンゴヤドカリが占め、岩の下(ボトム)はカザリサンゴヤドカリやヒメホンヤドカリ属の一種2が最優占し、たまにキカザリサンゴヤドカリ(下右写真)やオイランヤドカリが見られるのは、何ら一湊タンク下と変わらない。
暗がりを覗いても、アカツメサンゴヤドカリやウスイロサンゴヤドカリがぎっしり着いていて、ゼブラ系のヤドカリなどはまったく見られなかった。。。![]()
エクジットするとかなり潮はひいていて、あちらこちらに潮だまりができていた。
ちょっと覗いてみると、驚くことにこちらはマダラヨコバサミも同様に多かった志戸子と違い(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : やはり北部の方がやや亜熱帯?)、ツマキヨコバサミが大多数を占めていた。
昨日の志戸子はテトラが海岸線に沿って並んでいて、この内側にはマダラヨコバサミが多く、外側にはツマキヨコバサミが多かったのだが、ここ吉田はダイレクトに外海に繋がっていて、満潮時はすべての潮だまりが海水で埋まる。
つまり、吉田は全体的に志戸子のテトラ外側と同じ環境なのだ。
何か両種のお好みの環境みたいなものが分ったぞぉ~!![]()
姿形は似ていても一応棲み分けはしているみたい。
でもこれだけ似ていて、生息環境も隣接していればハイブリッドも簡単にできそうな気がする。
志戸子では生殖の隔離がしっかり行われているとは思えないような状況にも遭遇したし。。。(干しあがった岩の上で2種がごちゃ混ぜで積み重なっていた)
今日は一昨日、昨日とガイド中に見つけた新顔ヤドカリを撮りに行った。
午後の高速船で本土に渡るため、珍しく早起きして午前中にエントリー。(笑)
まずは例のコモンヤドカリを見つけた場所に急ぎ向かったが、やっぱりこいつは厳しかった!
予想通り、見つからず。。。
あ~!!!次に会えるのはいつだろう??
その後、一昨日に見つけたツノヤドカリの仲間っぽいヤツを撮りに一気に-20mラインまで落ちた。
今日も相変わらず、このヤドカリがある一角だけに集中して見られた。
砂地のスグ上の短い海藻(種類不明)が生い茂った岩の上なのだが、そこら中に貝殻が落ちており、そのほぼすべてがこのツノヤドカリの仲間っぽいヤツなのだ。
例外はあるが、貝殻はほとんどタケノコガイ系で、これはただ単に砂地が近いからだろう。。。(タケノコガイ系は砂地に多い)
しかし、他では見た事がないヤドカリなのに、この一角だけに集中しているのも面白い。
調べてみるとやっぱり名前はないヤドカリのようだ。
このサイトでは、このヤドカリを「ツノヤドカリ属の一種2」とさせて頂きます。
帰りに浅場に帰ってきてから、また新顔に遭遇♪
脚やハサミに散在する黒い点々が肉眼で見ても綺麗だったのだが、実際に撮ってみると、その点々は脚に沿って綺麗に並んでいて、点ではなく線だった。
最初、肉眼で見た時はアオヒゲヒラホンヤドカリだと思ったが、全然違った。。。(-_-;)
やはりヤドカリは実際にカメラで撮るまで分らない。。。
こちらも調べてみると、名前はまだないようで、あるサイトにはヒメホンヤドカリ属の一種として紹介され、「ゴマ塩君」とニックネームが付けられていた。(笑)
確かに。。。(-_-;)
このサイトでは「ヒメホンヤドカリ属の一種3」とさせて頂きます。
まだよく調べていませんが、多分屋久島での頻度は稀だと思います。
環境は浅場(-3m)の転石下や転石周り。
「ツノヤドカリ属の一種2」を撮っている時に1匹、こんなやつが混じっていたのだが、よくよく見てみると、ボチボチ砂地などで見かける不明種と言っていたやつと同じ種類のようだ。(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : お化けヤドカリ!)
このヤドカリはその後、千葉県博の奥野さんによると
「ホンヤドカリ科ユミナリヤドカリ属のユミナリヤドカリ(Anapagurus japonicus)か、熱帯性の近似種 A. bonnieri ではないかと思われます。」
との事。
はっきりしないようなので、当面、当サイトではこのヤドカリ(前の不明種も含む)を「ユミナリヤドカリ属の一種1」とさせて頂きます。。。
。。。って!「~の一種」ばかりじゃん!!!(笑)
そろそろお得意のあだ名でもつけて遊ぶか。。。不便だし。。。
透明度があまりよくない中、一気にゼロ戦に向かった。
ゼロ戦パッチはヤドカリ合宿を始めた3週間前に1回見ているのだが(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : ゼブラじゃなかった。。。!(-_-;))、2-3気になる事があって、帰省前に再度見ておきたいなぁ~と思っていたのだった。
そのひとつがここに沢山いる貝殻にイソギンチャクを着けている系のヤドカリが、ソメンヤドカリなのか、サメハダヤドカリなのか調べること。
ひとまず3匹ほど見かけたのだが、どいつもソメンヤドカリだった。
今まで見ていてもあまり気にはしていなかったのだが、全部ソメンヤドカリだったのかなぁ~?
いったい、サメハダヤドカリはどこにいるのだろう。。。?
ヤドカリ合宿も今日で24日目。
これだけ集中してヤドカリに取り組んでいると、同じような興味を持つ同業者とも自然と仲良くなるもので、最近IHC(INVESTIGATE HERMIT CLUB)なる各地の現地ガイドによるヤドカリの情報交換グループに誘われた。
主にMLによる情報交換を行っているのだが、ここで今まさに話題になっているのが温帯域では普通に見られる「ボニンパグルス属の一種」なるヤドカリだった。
ボニンパグルス属。。。???
そんな属もあったのか。。。(-_-;)
僕的にはその程度の認識のヤドカリで当然見た事もないので、話題には入れずにいた。(笑)
でも、早速見つけたもんね~♪![]()
さすがにここまでリアルタイムに見つかるとは我ながらちょっと驚いた。。。(-_-;)
これで話題に入れるぅ~♪
転石下に多いと聞いていたのだが、水深-20m、砂地のど真ん中にある人工物(ゼロ戦)のフレーム内部の暗がりにポツンと落ちていた貝殻を拾うと、やつがいた。
第一触角に黒いバンドが2本、まさに写真で見た通りのヤドカリだった。
まだ1匹しか見つかっていないので何とも言えないのだが、もう少しゼロ戦内の暗がりを探ればもっと見つかるかもしれない。
このヤドカリは基本的には温帯域に多いヤドカリのようなので、これは南限記録かもしれない。。。
ほんと、屋久島は亜熱帯種と温帯種の混在する変な島だ。。。(-_-;)
ある程度ヤドカリを見る目ができてから再び訪れたゼロ戦パッチは前回と違い、いろいろなヤドカリが見られた。
相変わらず、圧倒的にヒメホンヤドカリ属の一種1が多いのは変わらないが(ウジャウジャ状態。。。)、ヒメホンヤドカリ属の一種2もかなりの数がゼロ戦のフレームの上に乗っかっていた。
また暗がりを覗くとアデヤカゼブラヤドカリやムラサキゼブラヤドカリ、そして何者なのかよく分らない綺麗なヤドカリ(脚などは薄いパープル、顔周辺はすべて蛍光イエロー)も見られた。
えっ?写真は無いのかって?
う~ん。。。逃げられました。。。
だって大きなドクウツボが常にフレーム内にいて手が出せな~い!!![]()
しょうがない。。。またじっくり見に行こう。
ここの暗がりは他にも何かいそうな気がする。。。
前(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : スリースポット・フラウンだ~!!!(笑))に見た-15m付近にある岩の大きな亀裂をまた覗いてみた。
相変わらず、ネジレヤドカリ属の一種1がウジャウジャいた。
最近はヤドカリを探すのではなく、貝殻を手当たり次第に拾ってヤドカリが出てくるのを待つという探し方が多くなってきたのだが、その待っている間というのは「何が出てくるかなぁ~?」と非常にワクワクする♪
ところが、この場所はどいつもこいつもネジレヤドカリ属の一種1ばかり!
あとはアデヤカゼブラヤドカリとヒメホンヤドカリ属の一種1が1匹づつ。。。
今日は収穫無しかぁ~と諦めかけた頃、ついに見つけた~!!!
ハチジョウパグルス!
ネジレヤドカリ属の一種1の中に1匹混じっていた。
このヤドカリは僕が八丈島にいた頃は属すら不明な未記載種で、当時は八丈島からしか記録のないヤドカリだった。
その後、各地で見つかり、ハチジョウパグルス(Hachijopagurus)なる新しい属が与えられ、新属新種として記載されたわけだが、最近、「ホウセキホンヤドカリ」という和名もついたようだ。
屋久島でももちろん真っ先に探していたヤドカリなのだが、八丈島では潮通しのよい深場で多く見られたヤドカリという印象が強かったので、今現在見て周っている一湊タンク下などではちと厳しいかなぁ~と思っていた。
ところがいたぁ~!!
これは横瀬などボートポイントの深場に行った時にでも探そう。。。などと半分諦めていただけに、1ヶ月かけてようやく見つけ感激もひとしお!
想像していた「黄色く赤い斑点の綺麗なヤドカリ」からは程遠く、肉眼で見ている間は地味過ぎてスグにハチジョウパグルスだとは気づかなかった。
ファインダーを通して見て、ようやく分ったぐらいだ。
透明度は相変わらず悪くて、浮遊物も浮いているが、今日こそは昨日行けなかったゼロ戦パッチへ行きた~い!!
一昨日、ドクウツボのせいでじっくり見れなかった謎のヤドカリ(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : 話題に着いていくためのヤドカリ?(笑))の正体を突き止めたい!
という事で、白濁りの砂地を恐る恐るゼロ戦に向かった。
相変わらず、今日も例の凶暴なドクウツボが出張っていて、フレームの内部にはなかなか手を入れられない。。。
外から見える範囲の紫色のヤドカリを片っ端からチェックしていく。
どいつもこいつヒメホンヤドカリ属の一種1ばかりなのだが、ちょっと怪しいかも。。。そんなヤツに限ってフレームの内部奥深い部分にいて、ドクウツボの真横だったりする。。。(-_-;)
このドクウツボ、ライトを当てると一応後退する。
その隙を狙って、一気に1個貝殻を拾い上げた!
ふぅ~怖かった。。。
拾い上げた貝殻から出てきたのはやっぱり見た事の無い綺麗なヤドカリだった!
ハサミや脚は紫色で、顔の周辺はすべて蛍光の黄色!
すげ~!!!
帰ってから調べてみると該当するヤドカリがなかなか見つからない。。。
こんな派手なヤドカリなのにナゼ???
早速、入ったばかりのヤドカリの会(IHC)のMLで千葉県博の奥野さんに聞いてみると、何と属すら分らないノーマークのヤドカリとの事!
マジっすか。。。(-_-;)
すげー!
つーか、種名はともかく、属はゼブラヤドカリ属じゃないの???
いまだにゼブラヤドカリ属と他のホンヤドカリ科の連中との違いが分らない僕であった。。。(笑)
帰りに先日(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : 初ヤドカリ・ガイド)、ガイド中に見つけて取り撮り逃がした(?)コモンヤドカリをついにGET!!
でも今回の子はかなり小さい。。。
前回がかなり大きかっただけに、何か拍子抜け。
と言うか、このコモンヤドカリって、大きければ大きいほど綺麗なヤドカリのようで、今日の子はそれほど派手な印象はもてなかった。
あ~やっぱり先日の大きな子にまた会いたいよぉ~!!
ヤドカリ探しもついに重箱の隅をつつくような感じになってきた。![]()
転石下などに散らばっている大きさ1cm以下の貝殻を片っ端から集めて、1匹1匹ファインダーを通して見てみる。。。(笑)
肉眼ではどれも判別はちと厳しい連中だ。
ここ元浦の浅場で最も多いツマジロサンゴヤドカリだけは、極小個体でも何とか肉眼で判別できるので、これだけは除外しつつ、合計100個ぐらいは見た。(爆)
最も多いのはヒメホンヤドカリ属の一種2なのだが、これがまたやっかいでここまでじっくり集中して見ると、ますますカシワジマヒメホンヤドカリとの違いが分らなくなってきた。。。
今のところ、
・ 体が赤味を帯びていて、指節の色彩がオレンジ、腕節の黒いバンドの幅が長いもの⇒カシワジマヒメホンヤドカリ
・ 体が無色、または白っぽく、指節のオレンジ色彩の幅が短く、腕節の黒いバンドの幅が短いもの⇒ヒメホンヤドカリ属の一種2
と認識しているのだが、何かどっちともつかない子がいたり、両方の特徴を持っているような子もいたりする。。。
こいつらってもしかして同種???
次に多く見られたのが第1触角の赤いヤドカリなのだが、これがまた何者なのかまったく分らない。。。![]()
体の小さい子は黄色かったりして、ひとまず初見のような気もするのだが、どれも既に確認済みのヤドカリの幼体かもしれない。。。
これについては調査中。
あまりにも小さくて、ロクな写真が撮れなかったので、今回写真はありません。。。
もう1度撮り直して来ま~す!
この2種だけで、全体の80%を占めていた。
あとは「お化けヤドカリ」ことツノヤドカリ属の一種1も多く、ここではゴミや砂はあまり付着していない綺麗な子が多かった。
あとはアオヒゲヒラホンヤドカリが7-8匹ぐらい、そして先日初めて見つけたヒメホンヤドカリ属の一種3も再び1個体混じっていた。(右写真)
一昨日、ヒメホンヤドカリ属の一種2の次に多く見られた第1触角の赤い謎のヤドカリなのだが、何となくその正体が分ってきた。。。
それは左の写真のようなこの子たちなのだが、小さな小さな子たちを片っ端から集めて成長順に並べてみると、どうやらこいつらはクロシマホンヤドカリの幼体だったようだ。
最も小さな透明な子たちは全身が黄色っぽくて、脚などに縞模様は見られないのだが(今回は撮れなかったのだが。。。)、スグに縞模様が入り始め、それはどんどん濃くなっていく。
そして体色は黄色から白へ。。。
これぐらいのステージになると脚にははっきりとした縞模様が入る。
この1個体だけを見ていると「おっ!新顔!!」となってしまうところだが、最初に極小の黄色いチビや次の写真のような若い中学生くらいの個体を見ていたので、スグにこれらと同種だと分った。
でもまだこのステージだと、とてもじゃないけどクロシマホンヤドカリは思いつかなかった。。。(-_-;)
ここまで大きくなると脚部の縞模様がクロシマホンヤドカリ同様、カスリ状になる。
でも、ここまできてもまだクロシマホンヤドカリは想像できないかもしれない。。。
でナゼこれをクロシマホンヤドカリではないだろうか?と疑うかと言うと、こいつらがいた周辺(-1m前後の水深)にはクロシマホンヤドカリの成体が多く見られるという事(他に該当する種類がいない!)、そして目玉だけは幼体~成体までずっと同じである事などから。。。
第1触角のオレンジもそう。
そして、慌てん坊&せっかちな性格もよく似ている。。。(笑)
これらはほぼ間違いなくクロシマホンヤドカリの幼体たちだと思うのだが、ここから成体に繋がるステージの子ももう少し観察してみようと思っている。
今日は最初から予定していた通り、-20m~-25mの辺りで転石下のヤドカリを調査。
これまでは特に転石などを裏返すような事をしなくても見られるようなヤドカリ、つまり普通種の把握に重点を置いてきたが、そろそろガレ場や転石地も見ておかねば。。。
ヤドカリは環境にもの凄く左右されるだけに、こうした場所限定で普通に見られる種類もいるかもしれない!
そう思っていたのだが、期待外れの結果となった。
最も多く見られたのはこの水深でも相変わらず多いヒメホンヤドカリ属の一種2だか、カシワジマヒメホンヤドカリだかよく分らない連中なのだが、こいつらは-1m以浅から-30m以深までかなり広い範囲に渡って見られるのには驚く。
多分、全ヤドカリ中、ダイビングエリアにおいて最も多いのはこいつらだろう。。。
これに続いて多いのはキカザリサンゴヤドカリ、カザリサンゴヤドカリ、ミギキキヨコバサミ属の一種1、ネジレヤドカリ属の一種1などで、特に新しい種類は見られず終わった。
ミギキキヨコバサミ属の一種1はこの水深が出始めで、もう-5mも下がると、圧倒的な優占種となる。
また、沖縄などでは浅い水深の優占種のひとつだと聞いているキカザリサンゴヤドカリは、屋久島ではどうも-15m以深で普通種となるようだ。
浅場ではボチボチ。。。と言った程度だが、この水深ではメチャクチャ沢山見られた。
砂地を見ているとたまに目にするユミナリヤドカリ(の仲間?)が、いるところには集中して見られた。
-15mから-18mにかけての砂地と岩場の境目には、そこら中にいてビックリした。
同じような環境には似たようなヤドカリとして、ヒメホンヤドカリ属の一種2がよく見られるのだが、ここではオール・ユミナリヤドカリ(の仲間?)!
真っ白いやつから脚に細かく縞模様の入るヤツまで色彩はバリエーションに富んでいる。
右横には縞模様の濃いヤツから順番に上から並べてみた。
前にもちょっと触れたのだが、このホンヤドカリ科ユミナリヤドカリ属には、ユミナリヤドカリ(Anapagurus japonicus)と熱帯性の近似種Anapagurus bonnieriという種類がいて、色彩からはいまいち区別が付きにくいらしい。
この2種はいずれもどんなヤドカリなのか僕自身が知らないため(笑)、ここの連中がどちらのヤドカリなのかはちょっと分らない。。。
でも、少なくとも今日見ている限りにおいては、この場所で見られた数十個体は体色や模様は違えど、みんな同じ種類だと思うのだが。。。
これはお得意の単なる勘なのだが(笑)、真っ白い個体も縞模様の入った汚い個体(失礼!)も特に際立った棲み分けも見られず混在している様子だった。
あるアクアリストのサイトでは、右の真っ白い個体と同じような子が「ユミナリヤドカリ属の一種」、上の縞模様の入った個体と同じような子が「ユミナリヤドカリ」として分けられていたのだが、これってちょっと厳しくね~かぁ~?(笑)
違いが分らない。。。(-_-;)
同所的に中間的な子(真っ白くもあり、縞模様も入っているような子)を沢山見てしまうと、同じ種類にしか思えないのだが。。。![]()
仮に一番上の写真の子と一番下の写真の子は別種だと言われてしまうと、僕の頭は混乱でショートしてしまう。。。![]()
ホームグラウンドの一湊タンク下ではほぼヤドカリの普通種は把握し切った!
もう見るべき環境もそれほど残っていないし。。。
あとは重箱の隅でもつついて、レアモノや季節的に増えるような種類を見ていくだけだ。
そう思っていたのだが、まだまだ甘かったようだ。。。(-_-;)
今日は凪ぎなのに漁船はほぼすべて停泊していて外には出ていなかったので、港内で泥地のヤドカリでも探すか。。。と一瞬思ったが、一湊タンク下に入って良かった~♪
また新たな種類に遭遇した。
しかも数も多く見られ、その環境では普通種のようだ。
このヤドカリがそうなのだが、初のヒメヤドカリ属に属するヤドカリで、沖縄など亜熱帯域で多く見られる種類のようだ。
環境は水深-18mの下に薄く砂が敷かれているような転石地。
小さな石と一緒に落ちている貝殻を拾うと、元気よく透明感のあるヤドカリがワサワサと出てくる。
貝殻を拾い上げても手の中でさかんに逃げようとする。
しばらく探索してみると、意外に沢山このヤドカリが見られた。
この環境では他にネジレヤドカリ属の一種1やキカザリサンゴヤドカリなども見られたが、最も多く見られたのはこのヤドカリだ。
いや~まだまだ普通種は出るものだなぁ~
甘かった。。。