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2007年01月 アーカイブ

2007年01月05日

ヘビベースをリニューアル♪

【ポイント】 一湊タンク下雨
【水温】 20.8℃
【透明度】 20m~

最近、海を何回かサボったおかげで(笑)、個人的な趣味のサイト「ヘビベース!」のリニューアルが終わった。

logo2.gif

今までのデータ&画像を全部、手作業で移したので時間がかかってしまった。。。(-_-;)
前のサイトは超重かったかと思うのですが、今度はかなり軽くなったと思います♪
ぜひご利用くださいね~ヾ(〃^∇^)ノ

というか、もっともっとヘビギンポの情報&写真くださ~い!!
ご協力をお願いしま~す。

特に今はごくごく普通の(と勘違いしているかもしれない)ヘビギンポに興味深々です。
各地のTheヘビギンポ写真、お待ちしていま~す!
(瀬戸内海とか日本海とか東シナ海のダイバーっている???欲し~い!(笑))

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2007年01月09日

台風一過の海みたい。。。(-_-;)

【ポイント】 一湊タンク下曇り
【水温】 20.8℃
【透明度】 ~10m

ようやく一湊湾内が凪ぎた。
とは言ってもまだ北西基調の風なので、矢筈岬の西面は白波が当っている。
一湊タンク下は外から見る分には至って静かなのだが、中に入ってみると結構ウネっていた。

真っ白の海中はまるで台風一過後のそれと似ていた。
透明度はどこまで行っても悪く、白濁り。。。汗

-------------------------------------
【お知らせ】

先日リニューアルした「ヘビベース!」ですが、インターネットエクスプローラで見ると次の重要な不具合がある事が分り、急いで直しました。
今度は大丈夫です!
ぜひ、ご利用ください。
ここが核心部なのに。。。(-_-;)

・ DataBaseページの左サイドバーの検索パネル類がすべて欠落して下に落ちていた
・ その検索パネルはまったく機能しておらず、絞込み検索がまったくできない

他に不具合や改善点を見つけた方は教えてくださ~い!
お願いします。。。

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2007年01月10日

もうすぐオスに?!

【ポイント】 一湊タンク下曇り
【水温】 20.0℃
【透明度】 ~10m

完全に凪ぎた一湊湾内。
でも、あの爆弾低気圧以来、寒い日が続いていて、海に行く足も鈍る。。。(笑)

透明度はかなり回復してきたが、水温がグーンと下がっていた。
今日、平地では雨は降っていなかったが、山からの雨水が流れ込んでいるのか、水面直下が特に冷たいっ!
水中から水面を見上げると、この冷水域が雲のように白く濁っている。

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2007年01月11日

相変わらず普通種の行動で目が止まってます。。。(笑)

【ポイント】 一湊タンク下曇り
【水温】 19.8℃
【透明度】 15m~

完全に北部は凪ぎた。
上のお天気アイコンは「曇り」マークだがこれは一湊の天気で、当店のある宮之浦はよく晴れた。
普段はひと気の無い冬の一湊港周辺だが、気のせいだろうか。。。天気がまずまずだとちょっと賑やかな感じがした。
気のせいか??

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2007年01月12日

一湊タンク下のアイゴ類

【ポイント】 漁礁&ゼロ戦パッチ曇り
【水温】 19.8℃
【透明度】 10m~

海は割と凪ぎているが、水中は白く濁っていて視界は悪い。
今日は漁礁&ゼロ戦パッチ方面へ甲殻類探しに。。。

漁礁⇒ゼロ戦パッチと周るつもりだったが、小物を探しているとあまり前に進めない。。。(-_-;)
ゼロ戦パッチはおろか、漁礁も奥まで行く事なくエアーが無くなった。

このエリアは3-4回にわけて見る必要がありそうだ。
つーか、エビカニ王国・ゼロ戦パッチで真面目に甲殻類を探すと、もっと回数が必要かもしれない。(笑)

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2007年01月13日

浅場のヤドカリ

一湊タンク下の-10m以浅で甲殻類探し!と意気込んでみたものの、この浅いエリアには甲殻類が着くような宿主自体が少なく、いつのまにかヤドカリ探し1本!に変わっていた。。。(笑)

ヤドカリは最近、密かなブームのようだが(本当か?(笑))、これまで僕自身はあまり力を入れて見ていなかった事もあって、屋久島では何が普通種で、何が珍しいのかさっぱり分らない!
どいつも基本的には極小サイズなので、慣れないと目視で種類を確認するのもキツ~イ!!

つー事で、今日は浅場の目についたヤドカリを片っ端から撮っていく。。。
カメラのレンズを通して見てみると、意外に足やハサミの色や柄はよく見えるので種の識別自体はできそうだが、何しろヤドカリの知識は今現在、皆無なのでとりあえず闇雲に撮りまくるしかないみたい。。。(笑)

浅場のヤドカリというとツマジロサンゴヤドカリアカツメサンゴヤドカリなどが優先しているかと思っていたが、あとでPCでまとめて見てみると意外にもテブクロイトヒキヤドカリ(写真)が最も多く写っていた。
それをそのまま浅場の最優先だとは決めつける事はできないが、多い事は確かなようだ。
あとはツマジロサンゴ、アカツメサンゴ、キカザリサンゴなどが多く見られた。

ちなみに地味なやつらがよく分らない。。。(-_-;)
正確に同定し、追って報告しま~す!!

2007年01月14日

何かヤドカリ探しが楽しい♪

何かヤドカリ探しが楽しい♪
昔、ウミウシにハマっていた時のような(そんな時があったんです。。。(笑))、宝探しのような面白さがある。
種類も豊富なようで、未記載も多そうなのがマニア心&コレクター的な興味をくすぐる。(爆)
まったく白紙からのスタートというのも(ベースが無い)、面白さの要因だと思う。

その多くは極小なので肉眼で楽しむのはちと辛いが、写真に撮ってみるとその目や仕草が意外に可愛いかもしれない。。。ハート

まぁ、基本的にあまり動かないから、撮影自体の面白さが薄いけど。。。(注意:筆者は動き周る魚との格闘が大好き♪(笑))
でも綺麗な子も多いから被写体としてはお勧めです。

今日は一気に沖に出て、-25m前後のガレ場(砂地と岩場の際)を見てみた。
浅場と比べて、生息種にどれくらいの変化があるのかにちょっと興味が。。。

相変わらず、闇雲に撮るしかない。
基本種さえもまだ種類の識別ができない上に(というかどれが基本種なのかも分らない。。。シラケ)、慣れないからかファインダーを通して見ないと模様も色も全然見えない。。。
まだ老眼って事はないと思うのだけど。。。

今日も現場ではなく、帰ってからPCでの識別となる。
昨日の浅場同様、予想とはまったく異なり、もっとも多く写っていたのは写真のカザリサンゴヤドカリだった。

沖縄などでは浅場の普通種であるようだが、昨日の浅場では一匹も見なかったヤドカリだ。
古巣の八丈島なんかでもかなり浅い場所で普通に見られていたヤドカリだったように記憶している。

長くなりそうな予感。。。(-_-;)

でも今日は前半、別の魚に気がいっていて、-25mと言えども長居ができなかったので、サンプル数が少な過ぎる。。。
これをそのまま-25m付近の優先種だとは、言い切れないのだった。

その少ないヤドカリの中にこんなヤツも2個体写っていた。
調べてみると「ミギキキヨコバサミ属」という聞いたこともないようなヤドカリの仲間のようだが(Pseudopaguristes monoporus⇒和名無し?)、他のミギキキヨコバサミ属のヤドカリたちと見比べてみても、何をもってこいつが「ミギキキヨコバサミ属」の一員であるのか皆目見当がつかない。。。汗2

つーか、いろいろある各属の特徴がまったく分らないんですけど。。。(-_-;)
う~ん。。。これは屋久島のヤドカリをある程度把握するのはかなり時間がかかりそうな予感。。。(注意:楽しい予感です!(笑))

2007年01月15日

ゼブラじゃなかった。。。!(-_-;)

これまでヤドカリはノーマークだったとは言え、さすがに綺麗なゼブラヤドカリの仲間だけは気にはなっていた。
これまでダイビング中にもいろいろなゼブラの仲間をちょくちょく見かけていたのだが、いざ探し始めるとこれがなかなか見つからない。。。

ひとまず手っ取り早く、何種か撮りたいな。。。と思い、必ずいる事は分っているゼロ戦に行ってみる事にした。
種の特定はしていないが、今までも何種かゼブラの仲間をここで必ず見ていたような気がするので。。。

行ってみると。。。いた、いた。。。ゼロ戦の上にウジャウジャと。。。汗2
もっといろいろなゼブラの仲間っぽいヤツらがいたような気がしたのだが、片っ端から撮り始めたら、途中で気づいた。。。どいつもこいつも同じ種類じゃん!!!

しかも、ゼブラに限らず他のヤドカリがほとんどいない。
数匹、大きなソメンヤドカリや小さなアカツメサンゴヤドカリなんかがいたりしたが、ほぼ9割以上がこのヤドカリ。
しかもハンパじゃない数が。。。

帰ってから何という名前のゼブラヤドカリなんだろう。。。と、調べまくったが(もちろん「ゼブラ」の仲間だと思い込んで)、なかなか見つからない。。。
これは新種に違いねぇー!!と興奮しつつ、諦めて他のヤドカリを調べていたら。。。

いたぁ~!!!!

ネット上にまさにこいつじゃねーか!というヤツがいた。
しかも属はゼブラヤドカリ属じゃなくて、ヒメホンヤドカリ属なる仲間らしい。。。見つからないはずだ。。。汗
高知で標本が採取されているらしいのだがまだ未記載種のようで、ヒメホンヤドカリの一種(Pagurixus sp.)と呼ばれていた。

何でもいいけど、ゼブラヤドカリ属とヒメホンヤドカリ属って何が違うんだ???(笑)
ヤドカリ道を極めるのはかなり遠そうだ。。。

「~の一種」ばかり。。。(-_-;)

今日も一見透明度は悪くなさそうに見えつつも、砂地は白濁りが激しく、帰りは久し振りに迷った!
ドキドキしながらようやく見慣れた風景に辿りつくと、まだエアーに余裕があったので-15m付近の砂地と岩場の境目でヤドカリを探してみた。

ここで撮った地味なヤドカリ2個体を帰ってからPCで見てみると、意外に綺麗な子なのでビックリした。
白い体に赤い斑点が可愛い♪ハート
ヤドカリは一見地味に見えて、拡大して見ると綺麗だったりするので怖い。

この2匹も未記載だった。
こいつも属を特定するまでかなり苦労したのだが、ネジレヤドカリ属なるこれまた聞いた事の無い属の一種で(Turleania sp. aff. albatrossae)、赤いスポットが多く細かく点在する事、そして目の模様が赤渦模様になるのが特徴のようだ。
やはり、こいつも高知での採取記録があるらしい。

2007年01月16日

一湊タンク下最深部のヤドカリ事情

で、今日は浅場のヤドカリを。。。と思っていたのだが、海は久し振りのベタベタ凪ぎっ!
透明度もやや回復傾向。。。
何か泳ぎたくなってしまった。。。汗2
急遽、「-30mのヤドカリ」に変更!(笑)

一湊タンク下は深い方へどんどん泳いでいくと、何の変哲も無い広く見渡せるような緩い斜面になり、-30m付近で真っ白い砂地となって終わる。
今日はこの砂地と岩場の際をちょっと見たあと、斜面に沿って上がりながら見ていった。。。

見つけたヤドカリはカメラを筆記具代わりにして、すべて漏れなく撮っていった。
その結果にはちょっとビックリした。
ここの優占種は何と先日も話題にした「ミギキキヨコバサミ属の一種(和名なし)」だった。(⇒屋久島 DIVING LOGS: 長くなりそうな予感。。。(-_-;)
それも圧倒的で28匹中、16匹、つまり2匹に1匹はこの種類だったのだ。

和名もないような種類が優占するなんて。。。(-_-;)
面白いかも。。。分った!

何匹もヤドカリを見ていたら、肉眼でも判別ができるようになってきたのだが、超極小の若い個体になるとまだまだ肉眼では厳しい。。。汗2

今日も右写真のような「ミギキキヨコバサミ属の一種」のチビ(極小!⇒メチャクチャ、トリミングしてます!)が何匹かいたのだが、途中まではずっと別の種類だとばかり思っていたのだ。
しかし、よ~く見ると赤い縞の入った目や青い吻部の模様&色彩が「ミギキキヨコバサミ属の一種」とまったく一緒!

これは途中で気づいた。。。シラケ

僕は「ミギキキヨコバサミ属の一種」は目や吻部ではなく(これを確認するのは肉眼では結構辛い。。。)、ハサミ足の間接部にあるこげ茶色の斑模様(?)で見分けていたため、これに気づかなかったのだ。
若い個体にはこの模様は無く、そして若ければ若いほど体色が白いので、一瞬別種に見えてしまった。汗2

まぁ、おかげで今日は「ミギキキヨコバサミ属の一種」のいろいろな成長ステージの子が撮れた♪

環境に応じて分布

昨日までの3日間、いろいろな場所でヤドカリを見てきたが、ある結論に達した。

当たり前の事だが環境や水深によって見られる種類がまったく異なる事はよ~く分ったのだが、暗中模索状態は相変わらず変わらない。。。いつこの暗中を抜け出せるんだぁ~!!(笑)

と言うことで精神衛生上、これは非常によくないので、早々に屋久島では何が普通種で何が珍種なのかある程度把握しちゃった方が早い気がした。

しばらくはヤドカリ・オンリー!
水深と環境別に普通種を把握する事に全神経を集中する事にした。

結果は次の通りだった。

・ ミギキキヨコバサミ属の一種 16匹/28匹
・ カザリサンゴヤドカリ 5匹/28匹
・ テブクロイトヒキヤドカリ 5匹/28匹
・ オイランヤドカリ(右写真⇒) 2匹/28匹(共に赤バージョン)

2007年01月17日

ゼブラ系は水深ではなく環境に依存?

ようやくゼブラの仲間が見つかった。

今日の環境は-18mの大きな岩穴の暗がり周辺。
一湊タンク下のメインとも言える場所なのだが、ここから下(-20m)はすぐに真っ白い砂地となる。

ゼブラの仲間は水深ではなくて環境に左右されるようで、暗がりを覗くと容易に見つかった。
穴の入口周辺こそアカツメサンゴヤドカリばかりが目に付いたが(つーか、こいつらってどこにでもいるのね。。。(-_-;))、穴の奥の方でゼブラ系を何種か見つけた。

今日は撮影ばかりに気がいっていて、あまり個体数は見れなかったが、奥の方にはもっと沢山いそうな雰囲気♪
この穴は再度、チェックせねば。。。



ちなみにフルセゼブラヤドカリは学名をPylopaguropsis furuseiといい、古巣の八丈島で散々お世話になった古瀬さんに献上された学名&和名なのだ。。。
古瀬さんはまだウミウシがブームになる遥か前からウミウシに取り組んでいたり、ヤドカリもマクロ、マクロと騒がれる十数年前から観察していたという、今考えると非常にマニアックな方だった。。。(笑)

幼体と成体との雰囲気の違い

帰り際にまた変な小さなヤドカリを見つけた。
体長は2cm前後と小さく、ハサミ足は2本とも同じ大きさだ。
もうエアーもスカスカ状態だったので、適当に撮って帰ってきたのだが、PCの画面で拡大表示してもいまひとつ種類が特定できない。。。(-_-;)

ネットなどで探してもなかなか似たようなヤドカリがいないのだ。

ところが、あきらめて最後に浅場で撮った大きなオニヤドカリの仲間(さすがにそれぐらいは僕でも分る!(笑))をよ~く見て愕然とした!
「これじゃん!」

大きく、毛深い、オニヤドカリの典型的な特徴以外の部分は、こいつとそっくり!
この子は単なる絵合わせでスグにアミメオニヤドカリだと分った。
つまり上の子はその幼~若齢個体なのだった。。。(-_-;)

また幼体と成体との雰囲気の違いに(゜-゜*;)オロオロ(;*゜-゜)してしまった。

今日の-18m付近の観察結果は次の通り。

・ キカザリサンゴヤドカリ 3匹/13匹
・ アカツメサンゴヤドカリ 5匹/13匹
・ フルセゼブラヤドカリ 1匹/13匹
・ ムラサキゼブラヤドカリ 1匹/13匹
・ ケフサゼブラヤドカリ 1匹/13匹
・ アミメオニヤドカリ 1匹/13匹
・ オイランヤドカリ 1匹/13匹

2007年01月18日

ネジレヤドカリ属の一種1の環境

ヤドカリ強化月間の6日目。
また新たなヤドカリを探すぞぉ~!!と日増しにヤドカリが面白くなってきて、意気込みだけはもう立派なヤドカリスト!(笑)

今日はほんのちょっと鼻先を抜けて沖へ。
-15m付近の暗い穴の中&その入口周辺を中心に見ていった。
昨日の-18mの場所よりも浅いが、鼻先を抜けるので潮通しはややよくなるような場所だ。

まずは岩穴の外でしばし探索。
そのあと岩穴の暗がりを見たのだが、結論から言うと驚くことにここでも最優占種はまだ名前のないヤドカリだった。。。汗2
先日もちょっと話題にしたネジレヤドカリ属の一種(⇒屋久島 DIVING LOGS: ゼブラじゃなかった。。。!(-_-;))が大半を占めていた。

小さな岩穴の外はちょっとしたオーバーハングになっていて、その下に所々薄く砂が敷かれたような狭い転石溜まりがいくつかあるのだが、まず、ここの石と石の隙間に何匹か見られ、その後岩穴の暗がりにもいっぱいいた。
岩穴にライトの光を当てるといっせいにうごめき奥の方へ逃げようとする連中がいる。
これがほとんどこのネジレヤドカリ属の一種のようだった。

どうもヤツらが好きな環境はこのような砂溜まりらしく、この岩穴の中も下地は薄く砂がひかれていた。
そして多少、暗い場所である事が条件か。。。?

お~!!何てこったい!

その後、この岩穴の奥の方を見ていったのだが、またゼブラ系が2種類見つかった。
昨日見たフルセゼブラヤドカリ(2匹)ムラサキゼブラヤドカリ(1匹)だと思い、ちょっとガッカリしながら(笑)適当に数枚撮って終わりにしたのだが、これが全然違ってた。。。シラケ

帰ってからPCでよくよく確認してみると、フルセゼブラヤドカリだと思っていた方はアデヤカゼブラヤドカリ(左写真)、ムラサキゼブラヤドカリだと思っていた方は先日ゼロ戦にウジャウジャいたヒメホンヤドカリ属の一種だったのだ!

お~!!何てこったい!
アデヤカゼブラヤドカリならもっと真面目に撮ればよかった。。。
しょうがない。。。また撮るか。。。

何かまだまだヤドカリの種の特徴をちゃんと一目で見て分るように把握してはいないようだ。。。まだまだだな。。。(泣)

不明種2種

今日のこの場所での内訳は次の通り。

・ ネジレヤドカリ属の一種 5匹/15匹
・ カザリサンゴヤドカリ 3匹/15匹
・ テブクロイトヒキヤドカリ 1匹/15匹
・ アデヤカゼブラヤドカリ 2匹/15匹
・ ヒメホンヤドカリ属の一種 1匹/15匹
・ ウスイロサンゴヤドカリ(幼体??) 1匹/15匹
・ 不明(下写真) 2匹/15匹

不明の2匹(下写真)はイマイチ同定できなかった。。。
ネットなどでいくつか当てはまりそうな種類はあったのだが、よく分らん。。。
もっと真面目に撮ればよかったのかもしれないが、今日はウネリが凄くてこうした極小種は貝殻ごとぶっ飛んじゃうんだもん!(言い訳?)
もう少しよく調べてみます。。。


スリースポット・フラウンだ~!!!(笑)

ヤドカリを探している穴の下地は薄く砂がひかれているのだが、ここにはオトメウシノシタなどがいっぱいいて、ちょっとした拍子にスースーと逃げていく。
もちろん無視してヤドカリに集中するわけだが、突然、無視できないような見た事のないようなカレイ系の魚が現れたから、さー大変!
黒い背ビレを立ててピラピラ動かしながら、ゆっくり動く。。。
よ~く見ると背中に3つの目立つ大きな斑点が。。。

あっ~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!スリースポット・フラウンダー!

見たい、見たいと思っていた魚が突然現れ、もうテンヤワンヤの大騒ぎ!
それまで極小のヤドカリを撮っていたので、カメラはかなり絞っていた。
ストロボ光量を最小から一気にフル発光に変え、連射!連射!
あっという間に穴の奥へ逃げこんでしまった。。。

それまで撮っていたヤドカリの事なんてすっかり忘れ夢中になっていた。(笑)
真のヤドカリストへの道は遠いかも。。。汗2

スリースポット・フラウンダーは2004年にジャノメツキノワガレイという和名がついた魚で、沖縄や奄美、八丈島など各地で普通に見られているようなのだが僕はまだ見た事がなかった。
古巣・八丈島にいた頃から「見たいな~」と思っていただけに感激もひとしお!
お~!本当に3つスポットがあるぅ~♪凄~い!

ちなみにスリースポット・フラウンダーという種類は別にいて、こいつの英名はFishBaseではスリースポット・ライトアイ・フラウンダーと呼ばれている魚だ。

2007年01月19日

もう一度、-25m~-30mラインを見る

そろそろ浅場のヤドカリを見なければ。。。とは思っているのだが、ここ数日でゼブラ系のヤドカリにすっかりハマってしまい、もっと深場に行けば何か変なゼブラがいるかも。。。と思い、ついついある程度の水深まで下りてしまう。
今日は-25m~-30m付近の砂地からちょっと上がった岩場や転石地帯を見た。

先日もこの周辺はヤドカリ探索しているのだが(⇒屋久島 DIVING LOGS: 長くなりそうな予感。。。(-_-;))、今回はもっとじっくり見ることにした。

実は一湊タンク下の-25m~-30mのラインにはゼブラ系が好みそうな暗がりはほとんど無いのだが、一応ちょっとした亀裂や小オーバーハング周辺ぐらいはチェックしておかねば。。。

ゼブラ系はまったく見られなかったのだが、この水深&環境の普通種はだいぶ把握できた。
やはり、この水深の最優占種はミギキキヨコバサミ属の一種であると確信した。
今日も全体の1/3はこの種類で、至る所にいる印象が強い。

新たに見かけた種類は今日は1種だけ。。。
チャイロサンゴヤドカリなのだが、まだこいつの環境をちゃんと把握していないからかもしれないが、初めて見るヤドカリだ。
古巣の八丈島のエビカニをまとめた「エビ・カニガイドブック―伊豆諸島・八丈島の海から」によると、このヤドカリは八丈島では-30m以深の転石・ガレ場の密集地で普通種の代表格とされているが、屋久島の少なくともここ一湊タンク下では普通種とは言いがたい。。。
同じような環境には先のミギキキヨコバサミ属の一種が、もう少し浅いところの同環境にはネジレヤドカリ属の一種が幅をきかせているような気がする。。。

今日の水深-25m~-30m/転石・ガレ場での収穫は次の通り。

・ カザリサンゴヤドカリ 2匹/12匹
・ テブクロイトヒキヤドカリ 1匹/12匹
・ ネジレヤドカリ属の一種 1匹/12匹
・ ミギキキヨコバサミ属の一種 4匹/12匹
・ オイランヤドカリ(赤バージョン) 1匹/12匹
・ チャイロサンゴヤドカリ 1匹/12匹
・ キカザリサンゴヤドカリ 1匹/12匹
・ アカツメサンゴヤドカリ 1匹/12匹

物足りないので。。。

あまりの物足りなさに、安全停止がてらに波あたりの強い浅場のヤドカリを見てみることにした。
浅場にもいろいろな環境があるのだが、ここは激しく波の洗う岩場の-3m~-4m付近で海藻類が少なく、普段からウネウネしているような場所。

ここの優占種はウスイロサンゴヤドカリベニワモンヤドカリグアムサンゴヤドカリ(写真)などだった。
特にウスイロサンゴヤドカリの数は異常だった。
環境でこんなにも変わるのか。。。(-_-;)
この環境は近々、再度調査するつもり。

ここで画像として残っていたのは次の通り。
場所が場所だけに(超ウネウネ)、全部は撮りきれなかった。

・ グアムサンゴヤドカリ  1匹/12匹
・ ウスイロサンゴヤドカリ  4匹/12匹
・ ベニワモンヤドカリ  3匹/12匹
・ クリイロサンゴヤドカリ  1匹/12匹
・ アカツメサンゴヤドカリ  1匹/12匹
・ オイランヤドカリ  1匹/12匹
・ 不明  1匹/12匹

また、こいつ。。。(-_-;)

また不明なヤツが1枚。。。
昨日同様、この手のやつが未だによく分らない。
「ヒメホンヤドカリ属」の仲間に似たようなやつらがいるのだが。。。う~ん。。。
この手の仲間はいろいろな環境でよく見かけるだけに、早々に同定せねば!

2007年01月22日

ひ、ひどい。。。

崩れつつあるオオハナガタサンゴを堰き止める目的で土嚢の袋が置かれている。
この土嚢は海が時化るごとに朽ちてきていて、今では穴が開いて砂が出てきてしまったり、袋の繊維が解けて周囲に散らばっていたりしている。
こうして散らばった砂や繊維が逆に周囲のサンゴを死滅させ始めている。

この繊維がサンゴに絡まっていたりするのは気づいていたが、先日、同業者の女の子に「土嚢の繊維をサンゴが咥え込んでいましたよぉ~!」と言うので、今日の帰りによ~く見てみた。。。

おぉ~確かに咥えてる。。。!
何かすごいんですけど。。。(-_-;)
これをこのまま食べてしまうとは思えないのだが、ひとまずエサだと思って食いついている様子。。。

僕の見た場所では1本の繊維の片方を別のサンゴが、もう片側を別のサンゴが咥え、綱引きしてた。
これって放置しておけば、そのうちに「げっ!これエサじゃねー!!」って吐き出すのかな?
土嚢の屑がゴミ化してサンゴを痛めているのは大問題だが、これはこれで面白い!
サンゴもやっぱり動物なんだな~とあらためて関心してしまった。。。

この繊維を引っ張ってみた。
スルスルとスグに抜けるのだが、驚いた事に結構の長さがサンゴの中に入っていた。
20cnぐらいはサンゴの中に入っていた様子。

サンゴはサンゴで頑張っているのか、何かヒダヒダみたいなものが繊維に絡み付いてきて気持ち悪い。。。
下左の写真(引っ張る前)と右の写真(引っ張っている最中)を見比べて欲しい。
ゆっくり引っ張ると、咥え口が軟体動物のように変化していくのが分るでしょ?
そして徐々に硬くなっていく。。。

通常、サンゴというと石のように硬くて、これが動物である事を忘れてしまうが、こうしたシーンを見てしまうと動物である事を実感せずにはいられない。
何か凄いものを見ちゃった。。。ドクロ


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サンゴを守るためにどうにかせねば!という気持ちは大切だし、そのために行動を起こすことは素晴らしい事なのだが、自然環境の悪化に対し人工的な細工や処方を施したりする場合は"かなり"慎重にならねばならないと僕は考える。
最低でもそのフィールドのサンゴと、それだけじゃなく、その周辺で生きる生き物の事を普段からよく勉強&観察していて(もちろん書籍や学者さんの言葉からではなく現場で「真実」をね。。。(笑))知っていなければならないし、毎日経過をモニターできる状況に身を置く必要があると思う。

最近、普段はあまりフィールドには出ず、何も自然や生き物のことを知らない&興味がない人間が、「環境~」という美しい言葉だけに感化されて行う環境保護&環境教育が増えてきている気がする。
これほど怖い環境破壊。。。じゃなかった!(笑)、環境保護はないかも。。。(-_-;)
良かれと思ってやった事で、森や海の生き物たちが悲鳴をあげていますけど。。。(笑)

「収穫なし」は収穫あり?

ヤドカリ生活8日目。

今日は沖には出ずに、先日探索した-18mの大きな岩穴の暗がり周辺の一コ上の棚を見てみる事にした。
水深は-15mで同じように岩穴の暗がりがあり、その中とその周辺を中心に見て、90分くらいその岩に張り付いた。

この場所でのゼブラ系の最優占種把握が主な目的なのだが、これについては何となく分った気がする。。。
ずばり、ケフサゼブラヤドカリで決まりだ。
というか、今日はこいつしか見かけなかった。。。
「あっ!ゼブラ系!」と見つける度に必ずこいつだったりする。

岩の外にはアカツメサンゴヤドカリがいっぱい!
最初は丁寧に記録代わりに1枚は必ず撮ってカウントしていたが、そのうちにこれも止めた。
多過ぎ。。。汗2

今日は8日目にしてとうとう初見のヤドカリにはまったく出会わない日となった。
でもこれは僕にとっては「収穫なし」というワケではない。
ただ単に珍しい種類を探しているわけではないので、これはこれでよし!なのだ。
日に日に屋久島のヤドカリを把握しつつある事は間違いないので。。。

今日の内訳は次の通り。

・ キカザリサンゴヤドカリ 1匹
・ アカツメサンゴヤドカリ 10匹以上(カウント放棄!(笑))
・ カザリサンゴヤドカリ 5匹
・ ウスイロサンゴヤドカリ  1匹
・ オイランヤドカリ(赤バージョン) 2匹
・ ケフサゼブラヤドカリ 4匹
・ アミメオニヤドカリ 1匹

いつも安全停止がてら帰りに浅場の調査もしようと思っているのだが、これがなかなかできない。。。
なぜなら毎回、浅場に帰ってくるとエアーがスカスカなので。。。(笑)

写真は浅場に帰ってきてからよく見かけるベニワモンヤドカリ
よくイモガイの中に入っている普通種なのだが、結構綺麗だよね。。。こいつも。。。ハート
こいつがなかなかシャイなヤドカリで一旦引っ込むとなかなか出てこない。
しかも、いつもエアがスカスカ状態の浅場で見かけるので、ちょっと待って結局あきらめてエクジットする事が多い。
今日もエアがすでにスカスカ状態で何とか撮った1枚がこれ。。。(笑)

2007年01月23日

砂地と岩礁の境目

ヤドカリ生活9日目。

今日は-15m付近の砂地と岩礁の境目から少しづつ上り、-10m付近までを見ていった。

いや~やぱっりヤドカリは面白いかも。。。分った!
すっかりハマってしまった。。。
何が面白いって、水深によって同じ環境でもいる種類がまったく違うって事。
魚や他の生き物もそうだが、ヤドカリの場合はもっとハッキリしていて分りやすい。
明らかな環境&水深による棲み分けがなされているのだ。

まず砂地と岩礁の境目辺りに点在する小さな岩の周辺では、これまでの-15m以深の調査では1匹たりとも見る事のなかったツマジロサンゴヤドカリ(左写真)が圧倒的な優占度を誇っていた。
幼い個体から立派な成体までいろいろなステージがそこら中に。。。
つーか、もしかして砂地にはこいつらしかいない??(-_-;)

しかし、その砂地と岩礁の境目から少しづつ上っていくと転石&ガレ場混じりの岩場となるのだが、砂地を離れるにつれて優占種が変わってくる。
この変化はメチャクチャ分りやすくて面白い。
ここはヤドカリ生活1日目(⇒屋久島 DIVING LOGS: 浅場のヤドカリ)で見た環境とほぼ同じなのだが、1日目の調査結果は間違っていなかった!
やはりここでもテブクロイトヒキヤドカリが最優占していた。

分った~!

ここには例の不明種が沢山見られた。
砂地で優占するツマジロサンゴヤドカリ、その後続く岩場で優占するテブクロイトヒキヤドカリ、この2種に次いで多く見られたのが、このヤドカリだった。

その後の調べでこれも名前のない未記載種である可能性が強いらしい。
当サイトではこれに従いこれを「ヒメホンヤドカリの一種2 」として統一することにした。

ちなみに「ヒメホンヤドカリの一種1」はこいつです。。。⇒(ヒメホンヤドカリの一種1

同じ属とは思えない。。。(-_-;)

こいつはまだ不明。。。(-_-;)

もう1種の不明種もここで2個体見かけた。

1匹は簡単に貝殻の外に出てしまってしばらく貝殻の近くでじっと固まってしまった。
これはホンヤドカリ属の仲間らしいのだが、まだ未確認なので今はひとまず「不明種1」として統一します。
魚と同様、僕の場合、名前(一般名称)が分らなくても屋久島での種の分類ができてきたので、AヤドカリでもBヤドカリでも良く、これで満足なのだが(笑)、他所との比較をするためにも種の特定はしないとね。。。


【今日の結果】

・ ツマジロサンゴヤドカリ 7匹
・ テブクロイトヒキヤドカリ 8匹
・ カザリサンゴヤドカリ 5匹
・ オイランヤドカリ(赤バージョン) 1匹
・ ツノヤドカリ属の一種 2匹
・ ヒメホンヤドカリ属の一種2 6匹
・ 例の不明種1ホンヤドカリ属の仲間?) 2匹

お化けヤドカリ!

今日は初見のヤドカリが1種。
ボトムの砂地でこんなお化けみたいなヤドカリを見つけた。(笑)
なんじゃ。。。こりゃ。。。(-_-;)
全身に茶色いゴミを付けたような異様な風貌。。。汚いなぁ~
つーか、ここまで地肌が見えないと何者なのか分らな~い!
そんなワケで数枚撮って諦めた。

しばらくするとまた初見のヤドカリが。。。
ファインダーから覗いてみると、あれ?見覚えのある眼柄。。。
あっ!!!これさっきのバケモノと同じ種類じゃん!(笑)

調べてみるとこいつも名前はまだないようで、「ツノヤドカリ属の一種」とされている子のようなのだが、だとすると初めてのツノヤドカリ属のヤドカリって事になる。
で、またまた難問が。。。(-_-;)
ツノヤドカリ属って他のヤドカリとどこが違うんだ???(笑)

2007年01月25日

早くもマニアックな世界に突入!!!

ヤドカリ生活10日目。。。

今日は一湊タンク下の-5m前後の場所に大きな岩が2-3そびえ立っている場所がある。
この岩の下側は空洞のようになっていて、ここは甲殻類のかっこうの隠れ場となっている。
今日はこの岩にしぼってヤドカリを見ていった。

空洞部の暗がりは思っていた程、ヤドカリの姿はあまり見られなかった。
こうした環境を好むゼブラ系では"ケフサゼブラヤドカリ"を1匹見かけただけ。

ここでも岩の表面(上面や側面)は"アカツメサンゴヤドカリ"で覆い尽くされていた。。。(-_-;)
12匹まではカウントしていたが、その後は無視!(笑)

どんな水深でも見られる"アカツメサンゴヤドカリ"は最優占ヤドカリである事は明白だが、それでも「好む環境」というものがあるようだ。
水底で見かける事はほとんどなく、必ず岩やサンゴの上に生息している。
例えば、昨日のような環境(砂地⇒転石&ガレ場)では1匹も見られなかったし。。。

実際、今日もこの岩の下の砂混じりの転石帯となっている水底では、まったく見られずこの環境での優占種は一昨日も話題にした小さな"ヒメホンヤドカリ属の一種2"だ。


今日、新たに認識した種類はミクロパグルス属(Micropagurus)の仲間だ。
先日のお化け!(笑⇒ツノヤドカリ属の一種)同様、こいつも毛深いのか砂やゴミが沢山着いていて正確な体色を把握できない。。。(-_-;)
しかも地味。。。早くもマニアックな世界に突入しつつあるようで怖い。。。{{{{( ▽|||)}}}}ぞぉ~~~~~

この種類はまだ研究が進んでいないのか、どいつもこいつも未記載、もしくは不明種となってしまうようだ。
そりゃーそうだろ。。。肉眼だとまったく体色は把握できないし。。。
ひとまず、この子は眼柄の緑と足や触角の中に赤いラインが透けて見えるのが特徴か?
(肉眼じゃ分らないけど。。。(-_-;))

ヨコバサミ間違い???ヽ(~~~ )ノ ハテ?

明日はオオハナガタサンゴの群落周りの暗がりを見よう!と決め、ちょっとだけ帰りに覗いてみた。

オオハナガタサンゴは文章では伝えにくいが、1つのサンゴが棒状になっていてこれらが集合して大きなサンゴ群落をつくっている。
この棒状のサンゴの数本が時化などで折れたり、外れたりすると、一気に周辺の数十本が抜け落ち崩壊を始める。。。
こうした場所は空洞になり、ここが甲殻類が好みそうな暗がりとなっているのだが、ここにいた貝殻をちょっと覗いてみたら、一発目で新顔に出会った!
やっぱり。。。!

紅白の綺麗なヤドカリ♪
調べてみると"シダラミギキキヨコバサミ"という種類らしく、沖縄など南の島々で見られるヤドカリのようだ。
もしかして北限かな。。。??

同時にある間違いに気づいてしまった。。。
"シダラミギキキヨコバサミ"(Pseudopaguristes shidarai)という事は、前のLOGでも何回か話題にした屋久島の-20m以深で普通に見られる"ミギキキヨコバサミ属の一種"と同じ、ミギキキヨコバサミ属(Pseudopaguristes)のヤドカリという事になってしまうのだが、これはどうも間違いだったようです。。。申し訳ない。。。(-_-;)

これまで当LOGで"ミギキキヨコバサミ属の一種"と言っていた子は近似のヒメヨコバサミ属(Paguristes)のヤドカリだったようで、Paguristes monoporusという種類ではないか?と言われている子のようです。
つまり、和名はまだないようだが未記載種ではないかもしれない。。。シラケ

という事で当サイトではこれに従い、これまで当LOGで"ミギキキヨコバサミ属の一種"と言っていた子は和名がつくまで"ヒメヨコバサミ属の一種"と呼ぶことにしま~す!


2007.02.05 追記

その後、Hermit Crabs Worldの有馬くん(伊豆大島・グローバルスポーツクラブ)より間違いの指摘を頂きました。
まず"シダラミギキキヨコバサミ"という和名なのですが、これは標準和名ではなくアクアリストなどが勝手に呼んでいる和名のようです。
和名テロ撲滅推進協議会(本部・富戸)のメンバーとしては(笑)恥ずかしい限りなのですが、これについてはまったく知りませんでした。。。標準和名だと思っていたのです。。。(-_-;)
無知ほど怖いものはない。。。を痛感した次第です。
なお、このヤドカリは学名のPseudopaguristes shidarai自体は間違いないようで、標準和名がつくまでは当サイトでは「ミギキキヨコバサミ属の一種2」とさせていただきます。

次にヒメヨコバサミ属の一種(Paguristes monoporus)とした種類についてなのですが、これは今現在ミギキキヨコバサミ属に移行しているようです。
つまり学名:Paguristes monoporusは間違いで、Pseudopaguristes monoporusが正解です。
なので当初と変わらず、このヤドカリについては和名がつくまで当サイトでは「ミギキキヨコバサミ属の一種1」とさせて頂きます。

以上、訂正でした。


今日の結果

・ "アカツメサンゴヤドカリ" 12匹以上
・ "カザリサンゴヤドカリ" 10匹
・ "ウスイロサンゴヤドカリ" 5匹
・ "キカザリサンゴヤドカリ" 2匹
・ "ベニワモンヤドカリ" 1匹
・ "オイランヤドカリ" 8匹
・ "ケフサゼブラヤドカリ" 1匹
・ "シダラミギキキヨコバサミミギキキヨコバサミ属の一種2" 1匹
・ "ヒメホンヤドカリ属の一種2" 6匹
・ "ミクロパグルス属の一種1" 1匹

2007年01月26日

ミクロパグルス

ヤドカリ生活11日目。

今日は予定通り、-5m~-10mにかけて広がるサンゴ群落の周辺を見て周った。
ここにはオオハナガタサンゴとウスサザナミサンゴを中心とするサンゴ群落が見事な場所。
昨日のシダラミギキキヨコバサミミギキキヨコバサミ属の一種2を見つけたのと同じ環境(オオハナガタサンゴ間の隙間や中の空洞)を中心に見たのだが、思ったほどシダラミギキキヨコバサミミギキキヨコバサミ属の一種2の姿は少なく、結局2個体しか見つからなかった。
空洞のもっと奥の方にいるのかもしれないが、さすがにそこまでは見れない。。。
暗がりのゼブラ系は今回もケフサゼブラヤドカリが1匹だけ。

ここでもサンゴや岩の上はほぼすべてがアカツメサンゴヤドカリで覆い尽くされており、水底のガレ場はヒメホンヤドカリ属の一種2が目立った。

今回からすべての目撃種を写真に撮ってカウントするのを止めた。
なぜならヤドカリ生活10日目を過ぎ、ようやく水中で識別ができるようになってきたという事、それに種類をいろいろ覚えて観察に慣れてきたせいか、何を見て、どれくらいの数がいたのか容易に把握できるようになってきたからだ。
それと1枚とは言え、写真を撮っている時間があったら1種でも多く見た方が生息状況が把握できるかと。。。

でも、さすがに極小種や極小ステージの子、そして初見の種類などはレンズを通して見ないと今でも厳しい。

今日もこんな子がいたのだが、肉眼で最初に見た時は「お~!!新顔!!」と撮り始めたのだが、ファインダーを通して見てみると。。。
「ありゃ。。。?昨日のミクロパグルス属の一種1じゃん。。。」

眼柄が赤いのが目立ったので新顔だと思ったのだが、あとはまったく一緒。
どう見ても同じ種類だよなぁ。。。汗2

その後、今度は昨日とまったく同じ緑の眼柄の子がいたのだが、これは肉眼でも昨日の子と同一種である事はスグに分った。

眼柄の色や模様はヤドカリの種を見分ける重要な識別点なのだが、さすがにこれは例外だろ。。。(-_-;)
どう見ても同じ個体で環境に応じて眼柄の色は容易に変わりそうだ。。。

2007年01月27日

残タンクで。。。

ちょうど車には残80残しのタンクがあったので、これを使って元浦にエントリー。
80だったらもう充填に出せよぉ~!!とか言われそうだが、冬季はゲストもいないし出来るだけケチらねば!(笑)

元浦でエントリー時は-5mの水深ぐらいまでは見ておこうと思っていたのだが、超浅場であっという間にエアーを吸い尽くし、結局足の着くような場所しか見れなかった。
今日の最大水深は-1.6m。。。(笑)
元浦ビーチのエントリー口はまばらに転石が混じる砂底環境だ。

タイドプールで見られる様なヤドカリがいるかな?と期待したけど、何と元浦のエントリー口は99%ツマジロサンゴヤドカリしかいなかった!

全部で30個ぐらいの貝殻を見たが、1匹、ヒメホンヤドカリ属の一種2を見た以外はすべてツマジロサンゴヤドカリ!!
極小個体から大きな成体までありとあらゆるステージのツマジロサンゴヤドカリがウジャウジャ。。。
これしかいない。。。(-_-;)

まぁ、おかげで小さな子から大きな子までありとあらゆるステージの子が撮れて満足したけど。(笑)
成体はごついハサミを持った、緑部分の濃い~体色ヤドカリだが(⇒ツマジロサンゴヤドカリ)、肉眼で確認するのも大変な小さな子の足の模様は意外に淡い色合いで綺麗だ。(写真)
そして、チビは背中やハサミもまだ緑色ではなく、白い。

最初、肉眼で見た時はツマジロサンゴヤドカリには見えなかった。。。(-_-;)

2007年01月29日

ずいぶん深い水深にも!

エントリー口周辺の透明度は5mちょっと。。。(-_-;)
白く濁っていて、思っていた以上に時化ていた事がわかる。

浅場はまだウネリが激しいので、一気に沖に出ることにした。
鼻先を抜けるとかなり視界が開けてきた。
沖の透明度は一応15m以上はありそうだ。。。

今日は-15m転石帯から-20m砂地までを見ていく。
目に付く貝殻のほとんどはカザリサンゴヤドカリで砂地が近づくとキカザリサンゴヤドカリテブクロイトヒキヤドカリが出てくる。

ある岩の亀裂にウスイロサンゴヤドカリが沢山たまっていた。
このヤドカリは波当りの強い浅い岩場で多く見られるという認識だったので、ちょっとビックリした。
一応、ここは-18m。。。
ずいぶん深い水深でも生息しているヤドカリである事に驚いた。

注意しないとマズイかも。。。(-_-;)

今日、見て周ったエリアも水底はヒメホンヤドカリ属の一種2がメチャクチャ多い。
もうすべての個体を一旦ファインダーを通して見ることはせず、肉眼で識別して通り過ぎる事が多くなってきた。
でも、これはちょっと危険かもしれない。。。(-_-;)

というのも、今日たまたまヒメホンヤドカリ属の一種2だと思った上で撮った子数匹を帰ってからPCで見てみると、1匹はあきらかにヒメホンヤドカリ属の一種2じゃな~いっ!

調べてみるとこれは足の縞の入り方などがヒメホンヤドカリ属の一種2よりもカシワジマヒメホンヤドカリに近い感じがする。
やはり肉眼で認識が難しい種類はひとまずすべて写真を撮っておくべきかな。。。あらためてそう思った。

2007年01月30日

キャンディーのつつみ紙

同じく、よく見かけ、ヤドカリに打ち込む前からよく知っていた普通種なのに、この2週間のヤドカリ生活中はまったく出会わなかったソメンヤドカリにも帰りがけにようやく出会えた♪
何でもない浅場の岩の上にチョコンと乗っかっていた。
ところがこいつも動きが早い。。。汗2
落ち着いて撮らせてくれない。。。

今まではまったく気づかなかったのだが、このヤドカリって目柄がキャンディーのつつみ紙みたく紅白のストライプなんだね~知らなかった。。。
意外に綺麗じゃん!

普通種なのにナゼか会えなかったヤドカリ

ヤドカリ生活14日目。
いや~ヤドカリ・オンリーのダイビングを始めて、早くも2週間が経ってしまった。。。

ヤドカリの事がだんだん分ってくると、ナイトをやれば新たな種類に会えるのではないか?とかタイドプールに入れば一気に種数が増えるのでは?とか南部の海に入れば違ったヤドカリが優占しているのではないか?とか欲求ばかりが増え続け、入りたいポイントや見てみたい環境が山ほど出てきた。

ひとまず自分自身の体が丸々入れるような暗がり、つまりトンネルや洞窟をひとまず見てみたぁ~い!!
これが一番強い今の希望!
いつも入っているタンク下にはこのような暗がりは一切存在しないので、このポイントだけではこうした環境を好むヤドカリには一生会えないワケだ。

このような環境のあるポイントとして、スグに思い浮かぶのが南西部のポイント「栗生」なのだが、「午後から行動」の僕にとってさすがに片道1時間半もかかるポイントには足を延ばせない。。。

でも、考えてみると北部にも1ヶ所、ビーチエントリーでトンネルに入れる場所があるっ~!
それがここクレーン下。
とは言っても昔使っていた工事用クレーンの台座(つまり人工物)などが-10m付近に沈んでいて、そこに人が1人通れるようなトンネルが出来上がっているのだ。
でも、いつ崩れるか分らないような人工物の残骸なので、ちょっと怖いし、ゲストには勧められないけど。。。

で、そんな危険な思いをしたにも関わらず、実はあまり収穫はなかった。。。

入口付近にはなぜかウスイロサンゴヤドカリばかりウジャウジャ。
アミメオニヤドカリ遭遇率もタンク下と比べてまずまず高かった。
ゼブラ系はムラサキゼブラヤドカリが2匹のみ。

一応、ヤドカリ生活を始めてからはナゼか初遭遇のヤドカリもいた。
イダテンヒメホンヤドカリはガイド中もちょくちょく出会う普通種なのだが、いざヤドカリ探しを始めてからは出会うことなく今日まできてしまっていた。。。

突然の遭遇に驚き、しかも真っ暗なトンネル内という事もあって、オロオロ(゜ロ゜;))((;゜ロ゜)オロオロしながらピントを合わせているうちに、いつの間にか貝殻を捨ててどこかに逃げてしまった。。。
結局この1枚しか撮れなかった。。。

2007年01月31日

幼体は難しい!

今日は漁礁まで足を延ばし、漁礁と深場(と言っても-25m)砂地を見た。
ここは砂地のど真ん中にゴロゴロと人工の漁礁が沈められていて、その上にキンギョハナダイなどが群れており、一番上層にはツバメウオの群れが常駐している。
最近では成長しつつあるアザハタの若魚2匹がここのボスになろうとしていて、お隣ゼロ戦パッチとはやや魚類構成は違うが、一種のパッチリーフみたいな生態系が存在している。

しかし、ここには何と一匹もヤドカリが見当たらなかった。。。
LOGには書かなかったが、実は数日前も浅場の砂地にある小パッチを見た時にもあまりヤドカリの姿を見かけなかったのだが、なぜだろう?
パッチリーフといえば、甲殻類の宝庫のようなイメージがあるのだけど。

ちなみにゼロ戦パッチには無数のヒメホンヤドカリ属の一種1がいるのだが。。。

何も撮影することもなく、また岩場に戻ってきて水底を這う。。。
さすがに岩場まで戻ってくるといろいろなヤドカリがいる。
でも、なかなか新たな種類には出会わなくなりつつある。。。

一瞬、おっ!初見!!と思い、ファインダーを通して確認すると、普通種の幼体だったりする。
写真は屋久島での優占種のひとつキカザリサンゴヤドカリの幼体。
肉眼で見た時は初見のヤドカリだと思い、ワクワクしながら撮り始めたら、キカザリサンゴヤドカリだと分りガッカリ。。。(笑)

エア切れ間近で。。。(-_-;)

結局今日は初見のヤドカリにはまったく出会う事なく、エクジット口下まで帰ってきてしまった。
もうエアもカスカス状態で浅場(-4m)の水底を物色していたのだが、最後の最後に初見のヤドカリ~!!

しかも、これはぜひ見てみたい!と思っていたヤドカリのひとつ、アオヒゲヒラホンヤドカリ
いや~こんな浅場のヤドカリだったのか。。。風貌から勝手に深場の子だとばかり思っていた。。。(-_-;)
でも、もう少しエアのある時に出会いたかったよ。。。君ぃ~

何かいつもエア切れ直前に(≧∇≦)ъ ナイス!なヤドカリに出会っているような気がする。。。シラケ
そろそろ浅場も真面目に見ないとヤバイかな。。。

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