今までいろいろな屋久島の魚を撮ってきたが、ウツボ類が普通種にも関わらず撮ってないものが多い。。。(-_-;)
なぜなら、いつも105mmレンズをつけているから、比較的大きな魚であるウツボ類は素通りしてしまうのだ。
60mmを着けている時にでもゆっくり。。。
そう思っていても、なかなか60mmを着けて潜る事も稀なので(笑)、今の今までウツボはあまり紹介してこなかった。(笑)
これからはウツボ類も紹介していきまーす!
写真はヒレオビウツボ。
一応、亜熱帯系の魚で屋久島でも普通に見られるのだが、ちょっと前まではその存在さえもよく知られていなかったマイナーなウツボだった。
なぜだろう。。。???
理由はひとつ!
地味だから???(笑)
ポイント調査で入った「志戸子Bポイント」は、取り立てて目新しい環境はなかったが、入り口の浅場はいろいろなギンポ類がいて、それなりに面白そうだ。
何と言っても、こいつとの出会いはメチャクチャ嬉しかった♪
モンツキカエルウオ!
とうとう見つけたぜ。。。!
お隣・口之永良部島などではすでに確認されているので、ここ屋久島にも当然いるとは思っていたけど、これまではなかなか見つからなかった。
それもそのはず。。。水深50cmの波をダイレクトに感じるような超浅場。。。
そっか。。。こんなに浅い水深が環境だったのか。。。(-_-;)
いつもなら心地が悪いので、素通りしてます。。。はい。。。
今日もほんと、心地が悪かった。
一見、凪ぎっぽいこのポイントも、さすがにこれだけ浅いとウネリが凄い!
おちついてモンツキカエルウオくんと対峙できなかった。
これまであまり南の島で潜ったことのなかったので、実はモンツキカエルウオ自体、僕は初めて見る。(笑)
純粋にミーハーな気分で喜んでしまった♪
でも思っていたよりも、あまり綺麗&可愛くないなぁ~
これだったら、もっと静かなタイドプールなんかで見かけるクモギンポとかの方が可愛いじゃん!(笑)
思っていたよりも大きなカエルウオだったし。。。(笑)
屋久島の-20m以浅でよく見られるジョーフィッシュは黄色い子や茶色い子、マーブル模様の子などがいて可愛いのだが、-30m以深に行くと明らかにこいつらとは別の種類だと思われるジョーがボコボコ斜面から顔を出している。
浅場のジョーよりも大きく、色合いは決して綺麗とは言えず、ちょっと地味だ。
最も浅場のジョーと違う点は警戒心がメチャクチャ強いこと!
ちょっと寄っただけでスグに引っ込んでしまう。。。
だから浅場のジョーのように差し出した異物(石とか海藻とか。。。)を咥えて吐き出したりとか、そんな遊びにはまったく付き合ってくれない。。。(笑)
少しでも出ているところを観察したいのだが、これが限界!
場所が場所なだけに長居もできないし。。。
もう少し出てきてくれないかなぁ~(。>0<。)ビェェン
せめて背ビレだけでも見せてくれないかなぁ~
毎年、毎年、やらねば!やらねば!と思いつつ、なかなか進まないヘビギンポの分類。。。
今年こそは!
少しづつでもいいから、ひとつづつ潰していかないと!
まずは懸案事項その1「セグロヘビギンポ問題」から。
このログでも何回か紹介してきたセグロヘビギンポと呼んでいる小型のヘビギンポがいる。
しかし、これがどうも何種類かのヘビギンポを混同している気がしてならない。。。
決め手がないため、僕の主宰する「ヘビギンポのデータベース ヘビベース!」では、今はすべて何でもかんでも似たようなやつらは「セグロヘビギンポ」として一括りにまとめてある。(笑)
ちなみに現状ではこの手の超小型ヘビギンポの仲間で日本産として知られているのは、セグロヘビギンポとシマヒレヘビギンポだけなのだが、僕の感触では今現在写真のあるモノの中だけでも、4-5種類に分かれるのでは?とみている。
つまり2-3種類は未記載種、もしくは日本初記録種だと睨んでいる。
単純に日本産として知られているのは2種のみだからと言って、セグロヘビギンポか?シマヒレヘビギンポか?という思考回路で観察していると、真実は見えてこない気がするのだ。
ひとまず今日は一湊タンク下の浅場でよく見られる子(下左写真)と-30mぐらいから見られる子(下右写真)を比較してみた。
両方とも多分オスだ。
前も一度やっているんだけど、今日はもっと徹底的に調査&観察してみた。
やはり深場(-30m以深)で見られる子と浅場で見られる子は明らかに違う気がする。
深場の子には必ず第1背ビレの後ろの方に黒斑が見られ、尾鰭の付け根には必ず黒い帯がある。
また、浅場の子のオスのアゴの部分には赤や黒の色素(?)の点々が散在するが、深場のオスにはそれは見られない。
写真からは見えないが尻ビレの模様も違う。
浅場の子には縦縞が入っているが、深場の子の尻ビレは縁に沿って黒い縁取りが見られ、同じような縦縞も入っているが、浅場の子のようにくっきりとした細い線ではなく、滲んだような縦縞だ。
今日はエントリーが遅かったので、エクジット口に帰ってきた頃にはすでに17:00をまわっていた。
浅場でも例のセグロヘビギンポを探していたのだが(⇒そろそろいい加減にハッキリさせねば!! (屋久島・海のフィールドノート))、同じような環境でヒメテグリの大きな成魚(と言っても1-2cm)が目立ってきたな~と思っていたら、求愛まで見れてしまった。。。(-_-;)
オスの顔には蛍光ブルーのラインが浮き出て、思い切り婚姻色だ。
さすがに時間的には早すぎて、産卵まで見ている余裕はなかったが(エアー残はすでに10切)、1-2時間後にはきっとランデブーが見られた事だろう。。。
GWは狙っていけるかもね♪
特にフィールドノートには書かなかったが、3日前から毎日ずっとセグロヘビギンポを追いかけている。(⇒そろそろいい加減にハッキリさせねば!! (屋久島・海のフィールドノート))
これがここ数日の僕のメインワーク。
毎回、まずは一気に-30mまで下りてセグロヘビギンポを何個体もじっくり観察して、すべて撮影。
帰りがけに-15m付近のセグロヘビギンポを同じくじっくり観察して、すべて撮影。
最後に安全停止がてら-5m以浅のセグロヘビギンポをやっぱりじっくり観察して、すべて撮影。
やっぱり一湊タンク下には少なくとも2種類いる。
-20m以深にいる子はほぼすべて写真のような個体。
オスは婚姻色だと思うのだが、だいたいどいつもこいつも赤くて綺麗だ。
これに対し、浅場の子はみんな一見地味。。。
婚姻色は約1年前にアップしたこの写真のように(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島ダイビングLOGS : 冷た~い。。。!どうして???の真ん中の2枚)、頬が赤くなって体は緑色っぽくなるパターンが多いような気がする。
つまり婚姻色が深場の子と浅場の子とではまったく違うのだ。
あとは何匹も見ていくうちに思ったのが、顔の形だ。
深場の子の顔は全体的に丸っこいのだが、浅場の子は深場の子と比べて吻部が尖ってるような気がする。。。
相変わらず、今日も「セグロヘビギンポ問題解決ダイブ」を続けている。。。
GWも近いというのに俗に言う「ネタ探し」なんて全然やってませ~ん!!(笑)
って言うか、このセグロヘビギンポ問題、かなり面白いのだ!
今日は浅場タイプの求愛&産卵が見れた。
やっぱり浅場タイプのオスの婚姻色は、深場タイプはもちろん、八丈島で「セグロヘビギンポ」と呼ばれていた子の婚姻色ともまったく違う。。。(-_-;)
写真はやや婚姻色が褪めた状態のオスなのだが、最高に興奮している時は背ビレは真っ赤で、真ん中に黒斑がくっきり見られた。
でも撮っているうちに褪めちゃった。。。
ちなみに「真ん中に黒斑」という特徴のみ、八丈島で「セグロヘビギンポ」と呼ばれていた子の婚姻色と同じなので、これまで混同されていたのだろう。。。
いずれにしても、こいつは八丈島で「セグロヘビギンポ」と呼ばれていた子とは別種だと思う。
さっきからナゼ、わざわざ”八丈島で「セグロヘビギンポ」と呼ばれていた子”と連呼しているのかと言うと、今回セグロヘビギンポ似のヘビギンポたちを集中して追っているうちに、ある事に疑問を感じたからだ。
”八丈島で「セグロヘビギンポ」と呼ばれていた子”すべてが、本当に「セグロヘビギンポ(Enneapterygius tutuilae)」だったのだろうか?
もしかして八丈島にも2種類いたのでは???
2種類の魚を混同していた???
過去の八丈で撮った写真を見てみると、確かに怪しいやつがチラホラ。。。(-_-;)
八丈島を離れてしまった今の僕にはそれを調べるチャンスはない。。。
誰か八丈島に行って調べてきてくれ~!!!
気になって眠れな~い!!!(笑)
現在、日本産のヘビギンポの中でセグロヘビギンポに似た種類として、シマヒレヘビギンポという魚がいる。
魚類検索などでその違いを調べてみると、シマヒレヘビギンポは腹ビレに縞々模様が入っており、ここで識別ができるとある。
しかし、昨日まで取り上げてきたセグロヘビギンポの浅場タイプ、深場タイプ、共にどの個体もそのような縞々は腹ビレに見られない。
いったい、シマヒレヘビギンポってどこにいるんだ???
つーか、シマヒレヘビギンポって何者???と数年前からの懸案事項だったのだが、とうとう見つけたぜ!シマヒレヘビギンポ!!!
これまで散々、一湊タンク下のセグロヘビギンポ似の子たちを観察してきたのだが、もう1種類、前々から気になる明らかにセグロヘビギンポとは見栄えの違うヘビギンポが元浦限定で超浅場に見られる。
GW直前、忙しくなる前にこの謎のセグロヘビギンポ(?)も観察しておきたい!
残タンクを使って水深1m以浅を徘徊してみた。
最初はなかなか見つからなかったが、エクジット間際に連続で2個体見つかった。
今まで気づかなかったのだが(というか数もそれ程多くないので目にする事も稀なのだが。。。)、よく見ると2個体とも腹ビレにハッキリ縞々が入っているではないか!
お~!!!これがシマヒレヘビギンポだったのかぁ~!!
あー何かすっきりした♪
シマヒレヘビギンポは-1m以浅に生息し、砂と同化するとまったく分らなくなる程、砂と同じような体色をしているヘビギンポだ。
環境は薄く砂を被った岩などに乗っている事が多い。
サイズはセグロヘビギンポとほとんど変わらなく、見た感じもソックリだ。
でも、この砂模様の体色はコロコロ変わるような種類のものではないようなので、ここで十分見分けてもいいと思う。
さー!「ヘビベース!」に新たにシマヒレヘビギンポを入れるかな。。。!
でもこいつの婚姻色ってどんなだろ???
地味なだけにかなり興味あり!
先日のガイド中、中にイボダイが3-4匹着いている、そこそこサイズのあるオキクラゲを見つけた。
しかもオオハナガタサンゴに捕まって、写真も撮りやすい。。。
オキクラゲの淡いピンクをバックに僕も撮りた~い!!!
そう思い、ゲストがいなくなった今日、さっそくそのオキクラゲを探してみたのだが、さすがにもうどこにもあの大きなオキクラゲは見当たらなかった。。。![]()
ところがよ~く中層や表層を見ると、サイズは小さいがいくつかオキクラゲが浮いている!
さすがにクラゲ自体が小さいので各クラゲに着いている魚は1匹程度なのだが、一応ちゃんと着いている!
やはり(?)、イボダイが多いのだが、1匹クラゲウオを見つけた♪
でも、ウネウネの海で撮影はかなり厳しい。。。(-_-;)
中層に浮きながら何枚か切ったが、ピンクのバックなんて無理無理!!!(笑)
急に黒潮が寄ってきて、昨日から潮が速いからだろうか?
今日の浅場表層は浮遊物やクラゲ、ゴミなどが沢山浮いていた。
そんな中でエクジット寸前まで気づかなかったのだが、エントリー口付近にトビウオ(種類不明!)の幼魚たちが数十匹固まって浮いていた。
今日はずっとエントリー口下にいたのにまったく気づかなかったのは、これを僕は流木の木っ端が溜まっていると思っていたからなのだ。
これが生き物だと気づいてからも、しばらくはトビウオだとは思わなかった。
水底から見上げた時、最初こいつらは鳥だと思ってしまった。。。(-_-;)
そう。。。小鳥たちが行水しているのかと。。。(笑)
近づくと、ス~と逃げていく姿を見てようやくトビウオだと分ったのだが、まだこのサイズだと遠くには飛べないみたいだね。。。
胸ビレ&背ビレを大きく広げて、数十センチ移動するのがやっと。
早く、雄大な海洋を思い切り飛べるといいね!
しかし、こいつらってこのまま浮いて成長を待つのかな?
鳥に食われちゃうぞ~!!
シマヒレヘビギンポという魚がようやく認識する事ができ、今度はその婚姻色をGETしようと、今日は「元浦」で延々と浅場をウロついた。
本来はヘビギンポの仲間はどれもよく似ているので、婚姻色だけが種を判別するキーになるのだが、シマヒレヘビギンポに関しては、散々近似のセグロヘビギンポと比較してきたので、今や通常体色でも十分に見分けられる。
それでもその婚姻色が知りた~い!!
かなりの時間、浅場をほっつき歩いたが(泳いだが(笑))、それらしい怪しい体色の子はまったく見られなかった。
ヘビギンポの仲間は繁殖期であれば婚姻色が色褪せたような子なんかが見られたりするのだが、それらしい子もいない。。。
シマヒレヘビギンポを探していると、春先に繁殖期を迎える、アヤヘビギンポやヘビギンポなどの幼魚がそこら中でピョンピョン飛んでいるのが分る。
ところがシマヒレヘビギンポの極小チビってのがなかなか見られない事を考えると、繁殖期はこれら上記の種類とは違うのかも知れない。
まぁまぁ小さな子はいるので、繁殖期は夏~秋かなぁ~?
そんな事を思いながら、通常体色の子を何匹か撮って終わった。。。_| ̄|○ il||li
エントリー直前にちょうど上がってきた同業者に「ジョーが卵をくわえてましたよ~!」と教えられ、スグにその場所に直行した。
教えられた黄色いジョーと黒いジョーのペアはスグに見つかったのだが、卵をくわえていると教えられた黒いジョーの口の中には卵はまったく見られなかった。。。
う~ん。。。ここの子たちじゃないのかなぁ~?
周辺を探すこと1時間。。。他にこの近辺にいたのはもう1匹の黄色いジョーのみ。。。んっ??
そろそろ諦めようか。。。と思ったところ、その同業者が舞い戻ってきてくれて、「この子です!」と教えられたのは最初に見つけた黒いジョーだった。
「でも卵、くわえてないよぉ~!」と訴えたところ、フタを占めてしばらく待つとくわえて出てくるとの事。
し、知らなかった。。。
ジョーって卵をくわえたり、離したりするんだ!
マジで知りませんでした。。。(-_-;)
屋久島にはジョーがボコボコ出ているにも関わらず、実は僕もこれまでジョーが卵をくわえているところを見た事がなかった。
でも、それで納得した!
そっか。。。ずっとくわえているワケではなかったのか。。。これまで見れなかったはずだ。。。(;><)
フタを占めている間も、ちょくちょく見に行ったが、まったくくわえてくれない。
待つこと1時間半。。。
もうエアーがほとんどなかったので、「これで最後!」とばかりに最後は雑にフタを開けて見たところ、ボロボロと周囲の砂や小石がちょっと穴の中に崩れ落ちてしまった。
当然、ジョーは中に引っ込んでしまったのだが、次の瞬間出てきた時には何と卵をくわえていた!!ヾ(@^▽^@)ノ ワーイ
教えてくれた同業者と、どういうタイミングでジョーは卵をくわえるんだろうね。。。?と水中で話していたのだが、分ったぞぉ~!!!
もしや???と思って、そのあと指示棒の先をちょっと穴の中に入れて上下動させたら、やっぱりそのあと卵をくわえて出てきた!
つまりこういう事だと思う。
屋久島のジョーが卵をくわえるタイミングは危険を察知した時なのだ。
それまではストレスを与えて引っ込む事を恐れ、丁寧にフタを開けて見ていたのだが、この時はまったくくわえてくれなかった。
さすがに穴の奥に大切に置いてある卵に危害が及びそうになったら、くわえるのではないだろうか?
ひとまず、このジョーを定点観測してみようかな~♪
2本目の帰りに例の卵をくわえているジョーをチェックしてみると、とうとう卵は透明感が出てきて、稚魚の目玉がクッキリ!
お~!!ヤバイ。。。(-_-;)
そろそろ、ハッチアウトも近いかも!?
午後からは1人で一湊タンク下へ。。。
一通り、ダイビングを終え、最後に例の卵をくわえているジョーの元へ。
またちょっとストレスを与えて、静観してみると。。。
あっ!!!!
もう卵をくわえてくれな~い!!!!!
ヤバイ!孵化しちゃった???
昨日の午後、バリバリの透明な卵だった事を考えると、昨晩~今朝にかけてハッチアウトが行われてしまったと思われる。
う~!!!せっかく今日はゲストがいなくて自由に潜れる身分だったのに!!
ハッチアウト撮影を狙おうと思えば、狙えたのに。。。(;´д`)トホホ…
でも、どれくらいでハッチアウトするのかは分った。
次は絶対に見逃さないぞぉ~!!
「トンネル下」で潜った帰り道、何か赤くて大きな魚が浮いていた。
体長1m、体高も高く80cmぐらいはある真っ赤なマンボウみたいな魚。。。!
見た事も無い魚だったので、引き返してゲストと一緒に捕獲した。
持ち上げて船から揚げてみると、┗(;´Д‘)┛超おもてぇ~
20-30kgはありそう。。。(-_-;)
引きずっているうちにウロコと一緒に体の綺麗な赤い色が剥げ落ちてしまったが、元々は真っ赤な魚だった。
調べてみると、ヒメクサアジなどに近い仲間でアカマンボウという魚だと分った。
~マンボウという和名がついているが、系統的にマンボウとは程遠く、全然関係ない種類だ。
早速、鹿児島大学の先生に報告したところ、ぜひ標本に欲しい!との事。
鹿児島港にも揚がるようなのだが、これらはみな東南アジアなどで捕獲されたもので、鹿児島近海で採られた標本は手元にないのだそうな。。。
う~ん。。。でもなぁ~
この巨体を送るのはちょっと厳しいぞぉ。。。(-_-;)
結局、全身写真を撮って、胸鰭&腹鰭のみを送る事になった。
いや~さすがにこの巨体を送るのは無理っす!!(笑)
先日、見つけた-20mの卵をくわえたジョー。
卵をよく見ると稚魚の目玉がよく見える。
相変わらず、卵をくわえている状態では警戒心が強く、なかなか頭を出してくれない。。。(-_-;)
ここの子はもうスグ孵化しそうだが、さすがに-20mでは粘れないため、この子は観察対象としては却下!
帰りに同業者情報で5/29に卵を再びくわえ始めた浅場のジョーを観察。
まだ卵は透明感がなく、こちらの孵化はもう少し先のようだ。
しばらくゲストがいないので、孵化観察を狙うならこいつかな。。。
一度ストレスを与えると即座に卵をくわえるのだが、それはメチャクチャ早いのでビックリする。
卵を巣穴の奥に置くのではなく、飲み込んでは出し、飲み込んでは出しを繰り返しているのではないか?と思ってしまうほどの早さなのだ!
巣穴にライトを当てて、よ~く観察してみると、こんな仕組みらしい。。。
卵は巣穴の最下部の方に置くのではなく、穴の中ほどに棚みたいになった部分があり、ここに卵を置いているようだ。
ストレスを与えると即座に卵のある棚より奥に1回引っ込み、下からその卵をくわえる様子が外からでも分った。
早いはずだ。。。
帰りに浅場の卵をくわえたジョーを観察。
もうかなり透明感が出てきているが、もう1日かな。
あと1日くわえて、明後日の夕方から早朝が怪しい。。。
どうしよう?ハッチアウトを狙ってみようかな。。。
5/29に卵をくわえた浅場のジョー。
昨日の早朝か夜にハッチアウトすると予想していたのだが、結局見に行く事はなく、予想通り今日はもう卵はくわえていなかった。
あ~残念。。。と思っていたところ、何と他の同業者がこのハッチアウトを観察したようだ。(⇒屋久島ダイビングスクール『たつのこ』:ジョーフィッシュのハッチアウト!)
うぉ~先を越された~!!!
と悔しがったが、聞いてみるとハッチアウトの時間は、事前の情報通り、早朝午前4-5時だったとの事。。。
う~ん。。。結局、朝の弱い僕には無理やん!!!(爆)
彼は前日、別の場所で5時過ぎに行ってすでにハッチアウトしたあとだったので、今日は4時にエントリーしたそうな。。。(すごい。。。(-_-;))
ライトを当てた途端にハッチアウトをしたとの事なので、ある程度の明るさを感じた瞬間に放出するようだ。
つまり、自然状態のハッチアウトは早朝の日の出前、やや薄明るくなり始めた瞬間のようだ。(今現在、日の出は05:15)
まぁ~いずれにしても僕にはとても起きれる時間じゃない。。。
僕がハッチアウトを見れる日は来るのだろうか。。。(-_-;)
GW明けに見に行った時はまだやや早いかな。。。?という感のあったコブヌメリの産卵。
あれからかなり水温が上がったので期待して行ったのだが、それでもまだ早かったかもしれない。
求愛もあまり激しくなく、オスよりもメスの方から誘って上昇する始末。
そして上昇してもスグにまた着底してしまう。
少し長く上がっても、これも卵を産み落としている様子はまったくない。
だいたい、時間が遅い!
通常、この手の仲間の産卵時間は日没直前から直後にかけてなのだが、もう日没をゆうに20分は越えているであろう時間に上がってる。
ここのオスは2匹のメスをかけもちで求愛しているのだが、満足にランデブー&産卵していないうちに、途中で諦めて次のメスのところに行ってしまった。
次のメスも同様に上昇はするけど産卵する事なく、こちらも途中で止めてしまった。。。
もしかして、僕が撮影しているせい。。。???ヽ(~~~ )ノ ハテ?
でも、産卵絶頂期のネズッポ類は近くにダイバーがいても、平気で産卵する。
やはり、まだピークの時期ではないのかもしれない。。。
主に夏場に産卵期を迎えるセソコテグリなどと繁殖期が一緒なのかも。
昨日のサンセットでも、コブヌメリの産卵をデバガメ中、ペアになっていたクロシマゴチ。
今日も明るいうちは姿さえ見られなかったのに、暗くなった途端に大小のペアで昨日とまったく同じ場所で佇んでいた。
しかも、しっかりと寄り添い、離れない。
どちらがオスでどちらがメスなのかは分らないが、大きな子の尾鰭の端に小さな子が寄り添う。
昨日とまったく同じ状況!
よく考えると、こいつらもネズッポ類と同様に、オスがメスを従えてランデブーするんじゃねーの??と思い、しばらく観察していたが、何の変化も無い。(-_-;)
ありゃ?もしかして、昨日も今日も日没後に姿を見かけた事からして、産卵したあとなのかな。。。???
日没前からしっかり張っていたら、産卵が見れたりして!
ランデブーサイトらしき場所も何となく掴めたし、ちょっと次は産卵を狙ってみる価値ありかも。。。
コブヌメリなどの産卵行動を一通り見て、時間はすでに日没後40-50分が経過している。
ゆっくりエクジット口に向かっていると、砂地に2匹のキリンミノカサゴがいた。
メスのお腹はパンパンで、そのあとをオスがずっとついて歩く。
えっ?「歩く」じゃなくて「泳ぐ」の間違いじゃないかって??
いやいや、マジで歩いているがごとく、砂地に完全に腹をつけて這っている感じだ。
この写真を見れば分ると思うけど、ほんと、メスのお腹はパンパンなんだ。。。
これは日没1時間前ぐらいからあちらこちらで見られるミノカサゴ類の産卵前行動だ。
で、大抵は日没直後には沖の方に出て、中層で放精放卵するはずなのだが、もう時間は夜の8時過ぎ。。。
んっ???まだ着いて歩いているの???
メスのお腹の状況から言って、このまま観察を続ければ、産卵が見れそうな気がするのだが、もうエアー残がそれを許さない。。。
う~ん。。。悔しいけど諦めるしかないか。。。
さすがにナイトでは無理はできない。![]()
6月に入ってから、パンダダルマハゼがペアで連日卵を守っているのが見られる。
毎年毎年、まったく同じ場所に産卵床を構えている。
1週間くらいで孵化すると、スグに次の卵が産みつけられ、3-4日もすると写真のように卵の色が銀色となり、目玉が見え始める。。。
最初は2匹で守っているのだが、覗き込むといつも1匹小さな方が隠れてしまう。
しかし、1匹はずっと鰭で扇いだりしながら常に卵に水流を送り続けている。
大きな方がオスなのか、メスなのか定かではないが、逃げるやつはいつも決まって同じ個体。。。(笑)
「孵化⇒次の産卵」のサイクルは非常に早く驚かされる。
クマノミ同様、ここでは一夫一妻なので、一気に卵が産みつけられ、一気に孵化する。
1回の産卵で産みつけられる卵の一群が一斉に孵るまで、次のエッチは無しのようだ。。。(笑)
8月の中旬くらいから、ゼロ戦に突如見慣れないテンジクダイの仲間が複数で出現した。
体色は暗いグレーで特徴的なのは第2背ビレの付け根後端に白い点がある事。
FishBaseで調べてみると、「モルッカンカーディナルフィッシュ」Moluccan cardinalfish(Apogon moluccensis)くさい。。。
さらに「魚類検索」や各種図鑑、ネットなどで調べていくと日本産のテンジクダイの仲間に「セホシテンジクダイ(Apogon ventrifasciatus)」なる魚がいる事が分かった。(知らなかった。。。(-_-;))
このApogon ventrifasciatusをFishBaseであらためて調べてみると。。。
げっ!「モルッカンカーディナルフィッシュ」Moluccan cardinalfish(Apogon moluccensis)で使われている写真とまったく同じ写真がここでも使われている。。。(-_-;)
これはどういう事????ヽ(~~~ )ノ ハテ?
知り合いの研究者の方に協力いただいて更に調べてみると、こんな事が分かった。
2002年にFraser et al.がApogon ventrifasciatusをApogon moluccensisの新参シノニムとしていることが分かったのだ!
つまり、現在いろいろな図鑑で使われているApogon ventrifasciatusという学名は使われるべきではなく、和名「セホシテンジクダイ」の学名はApogon moluccensisとなるとの事。
う~ん。。。僕ら素人は絶対に気づかないっ!それ。。。(笑)
セホシテンジクダイは日本では今のところ沖縄からしか報告されていないようなので、今回の屋久島での出現は北限記録になる。
さらにここゼロ戦では群がりでこの魚が見られ、雌雄のペアリングや卵をくわえたオスも多数見られるため、屋久島で繁殖も行っていると思われる。
これはちょっと驚きだ。。。
ここ1ヶ月、ずっと同じハナヒゲウツボが顔を出している場所があり、毎日のようにゲストをそこにお連れする。
警戒心が強い子なので、遠くから指し少しづつ寄っていく。。。
そのハナヒゲウツボの穴のスグ脇にこいつがいた。
そう、ヒレフリサンカクハゼ♪
近似のツマグロサンカクハゼと比べ、屋久島では決して多い種類ではないので、僕はハナヒゲをライティングして見せながら、毎回気になって仕方がなかった。
でも、寄って見ようものなら、ハナヒゲウツボが引っ込んでしまう!!
なので、シーズン中はずっと遠巻きに見ているしかなかった。。。
でも、今日はプライベートダイブ!
ハナヒゲウツボは軽く引っ込めて(笑)、ようやくこのヒレフリサンカクハゼをよ~く観察できた!
まさしくヒレフリ!!
過去に2-3度、ガイド中に見かける事はあったが、ここまでしっかり確認&撮影したのは初めてだ。
秋になると伊豆など温帯域では「死滅回遊魚(無効分散を行う魚)」で賑わい、ダイバーの目を楽しませる。
「死滅回遊魚(無効分散を行う魚)」というのは南の海で産まれ、黒潮に乗って北の地域に流され、たいていは成長して大人になる前に死んでしまう幼~若魚のことだ。
屋久島はそんな魚たちのどちらかというと供給源にあたるのだが、そんな屋久島にももっともっと南の島々から流れてきて成長する事なく死んでいく「死滅回遊魚(無効分散を行う魚)」だって、もちろん存在する。
このカワリブダイもそんな魚のひとつだ。
琉球列島以南に分布する魚のようだが、ここ屋久島ではこれまで成魚は見たことがない。。。
たまに幼魚が夏場に見られるが、これも数日でいなくなってしまうのが常だ。
ところが、この子はかなり長生きしている。
9月ぐらいから一湊タンク下の-5m付近で他のブダイたちに混じって遊泳しているのだが、最初に出会った時は4cmぐらいの小さな子だったが、今では15cmぐらいまで成長し単独で泳ぎ回っている。。。
いつまで生き残って、どこまで成長するかな。。。?
ヤクシマキツネウオと普通のキツネウオの様々な成長過程を撮りだめているのだが、屋久島にはヤクシマキツネウオと比べて普通のキツネウオが少ないため、この魚の若魚ステージの写真がイマイチ集まらない。。。
ところが、9月ごろから見られていた幼魚が今で15cm近くまで成長して、最近では成魚の特徴である尾鰭の両葉の縁が赤く縁取られ始めた。
またヤクシマキツネウオと比べて普通のキツネウオは体高がやや高いのだが、この子もややそれを感じさせるまでになってきた。
それまでは水底スレスレのところで極めて狭い範囲をタマガシラの仲間独特の動きで徘徊していたのだが、今では成魚のように結構中層に浮き上がり泳ぎ回るようになってきた。
普通のキツネウオの最大の特徴である尾鰭の両葉が伸びてくるまでここにいてくれると、すべてを写真で繋げる事ができるようになるのだが。。。