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栗生 アーカイブ

2007年02月06日

栗生へピクニック♪

エントリー後スグに前から気になっていた洞窟(-10m)へ向かった。
散々ヤドカリを探したけど意外に少なく、アミメオニヤドカリウスイロサンゴヤドカリなどがボチボチ見られたほかは暗がりを好むゼブラ系なんて皆無だった。
ただ、亀裂の中などにライトを当てるとスタコラサッサと奥の方へ急ぎ足で逃げてしまうヤドカリが数匹いたが、その正体は解らず仕舞い。

そんな中で初記録となるヤドカリが1種だけいた。
オガサワラヒメホンヤドカリだった。
こいつもまったく貝殻に隠れようとせず、さっさと逃げようとする。
もしかしたら、そのスタコラサッサと奥の方へ逃げてしまう連中はこいつらかもしれない。
だとしたら数は多いかも。。。などと思いながら、帰り道やや暗い水路を通って帰ったのだが、ここに沢山いた。。。(-_-;)

どういうワケか10-20匹ぐらいのヤドカリが1ヶ所にかたまっていたので、数匹の顔を確認してみるとみんなオガサワラヒメホンヤドカリだった。
いるね~いるところにはいっぱい。。。

南限だったりして。。。!

和江の持ってきてくれたヤドカリの中に1種類だけ、-1mの水深でも数匹見られたヤドカリがいた。
でも、和江曰く、-1cmの水溜りには無数にいたらしいので、本当に好きな環境は水溜りなのかもしれない。

このヤドカリは和江の目にはかなり凶暴に見えたらしく、同環境で共に生きるスベスベサンゴヤドカリたちを投げ飛ばしたり、小突いたりとやりたい放題だったらしい。。。(-_-;)
やつは水溜りの暴れん坊将軍らしい。。。(笑)

調べてみると、こいつはその名も「ホンヤドカリ」らしい。
何かこれまた温帯チックな名前のヤドカリだなぁ~
もしかして南限だったりして。。。!

結構、逃げ足も早く撮影には一苦労だった。
ちなみに-1m水深で見たのは若い個体ばかりだった。

今日は4GB1枚しか持ってきていなかったため、結局、1個のタイドプールを見るだけで終わってしまった。。。汗2

午後からは和江とタイドプールへ。

午後からは和江とタイドプールへ。

ヤドカリは水深や環境による棲み分けが顕著な生き物なのだが、ここタイドプールでもそれを感じざるをえなかった。
タイドプールという特殊な小さな世界の中だけでも、完全に棲み分けが行われているのだ。

ワクワクしながらスノーケリング&ウェイトの準備をしていたら、早くも和江が沢山ヤドカリを捕まえてきた!
聞いてみると岩場の薄い水溜り(水深-1cm)にいっぱいいたのだそうな。。。
なかには数十匹が完全に水面上に出て固まっていたそうな。。。甲羅干し?(笑)

どれどれ。。。
よく見てみると3種類いる。
お~!!!全部、初見じゃねーか!!!
でかした!和江!
つーか、わざわざ持って来なくても、これから入ればわんさかいるんだろうとは思いつつも、和江を褒めてやった。(笑)

でも、その後、今日はこの内の2種類には2度と出会う事はなかった。。。
タイドプールとは言え、僕の潜った水深は楽に-1mはある。
つまり、こいつらは-1cm~-5cmの水溜りが生息環境だったのだ!
僕の潜った深い水域(と言っても-1m)ではまったく見られなかったのだ。


1種類はスベスベサンゴヤドカリ(左写真)、もう1種類はよく解らないのだが、多分昨日ちょっと話題にしたセグロサンゴヤドカリ(右写真)の幼体ではないだろうか。。。?と思っている。
みんな超極小でこの写真もかなりトリミングしている。。。
もし、これがセグロサンゴヤドカリの幼体であるならば、昨日の僕の予想(⇒セグロサンゴヤドカリのチビもクリイロサンゴヤドカリのチビ同様に白い!説)は違っていた事になる。
さて、こいつは本当にセグロサンゴヤドカリの幼体でいいのかな?

2007.02.08 追記

このセグロサンゴヤドカリの幼体だと思っていた子ですが、Hermit Crabs Worldの有馬くん(伊豆大島・グローバルスポーツクラブ)によると、これはサンゴヨコバサミという種類の幼体のようです。
調べてみるとネット上にもまさにこのステージのチビが載っていました。。。(-_-;)
こいつはどうも南方系のヤドカリのようなので、これまた屋久島は北限の可能性がありそうです。

栗生のタイドプールには1cmぐらいの水深にウジャウジャいるようですが、すべて幼体。。。
成体探しが今後の課題かな。。。

-1mの通常のタイドプール

その-1mの通常のタイドプールはどんな状況だったかと言うと。。。

まず最も多く見られたのはツマジロサンゴヤドカリだ。
タイドプールには極小の個体が多く、色も淡い。
何だか知らないけどみ~んな1箇所に無数で固まっている事が多く、ちょっと触ろうと近づいただけでバラバラと下に落ちていく。。。

この中にこれまたかなりの数が混じっていたのが左写真のイソヨコバサミだった。
一応、ヨコバサミ系としては初のヤドカリになる。
こちらもすべて極小なのだが、成体がどれくらいの大きさなのか知らないので、もしかしたら成体も混じっていたのかもしれない。

色も黒っぽく、無数でウジャウジャうごめくので、何かアリを見ているような感じがした。

また先日も話題にした通称・お化けヤドカリこと、ツノヤドカリ属の一種1もここには多かった。
こちらも無数で固まっていて、どれも極小個体ばかり。。。
一湊タンク下で見られるサイズの半分以下?

ただ、成体のようにゴミみたいなものはあまり着いていなくて、割と綺麗なので今回は地肌や模様がよく見えた。

イモガイヨコバサミって。。。

更にもう1種、新顔発見!
イモガイヨコバサミという種類で、こちらもヨコバサミ系らしい。。。
このヤドカリはタイドプール水底の転石下にいた。

同属のイソヨコバサミ(左上写真)が温帯域から広く分布しているのに対し、こいつは完全に南方の種類のようだ。
これって北限だったりしね~かな~?(笑)

しかし、イモガイヨコバサミって。。。思い切り、タカラガイ背負ってますけど。。。(-_-;)

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