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志戸子 アーカイブ

2007年02月08日

やはり北部の方がやや亜熱帯?

ヤドカリ生活21日目。
とうとうヤドカリ合宿も3週間が過ぎた。。。汗2
すっかりタイドプールにはまって、今日は和江と北部の志戸子へ。
志戸子は普通のダイビングポイントなのだが、干潮時、隆起サンゴの浜にはそこら中に潮だまりができる。
大潮という事もあって、今日の午後は極端によくひいている。。。
ここには深いプールはなく、点在する潮だまりはすべて浅~い水溜り。(笑)
今日はスノーケルやマスクさえも要らない状況だ。

よくヤドカリは1ヶ所集中で固まっていたりするので、ヨッコラショとあぐらをかいて座り、1匹1匹をじっくり選別&分類する。。。
もうこれはダイビングどころか、スノーケリングでもない。。。!(笑)

和江もヤドカリにはまりだした。。。⇒(屋久島の森を歩く | デートなのか?

屋久島は南部よりも北部の方がなぜか生物層は、亜熱帯色が強い。
ヤドカリも明らかにその傾向が強いようで、志戸子の潮だまりはどちらかというと南方系のヤドカリだと思われる種類が圧倒的に優占していた。

栗生や春田浜は温帯色の濃いホンヤドカリイソヨコバサミなどが優占していたが、ここではどちらかと言うと南方系のマダラヨコバサミツマキヨコバサミサンゴヨコバサミイモガイヨコバサミなどが優占していて、ホンヤドカリイソヨコバサミはほとんど見られなかった。

ちなみにスベスベサンゴヤドカリはどこでも多いけど。。。(-_-;)

昨日、サンゴヨコバサミという種類だと分った赤いチビ・ヤドカリだが、栗生や春田浜では極小のチビばかりでなかなか成体が見つからなかった。
ところが志戸子ではスグに見つかった♪
しかも、そこら中にウジャウジャいるし。。。
と言っても最初に気づいたのはやはり和江だったのだが。。。(笑)

成長過程シリーズその1

干潮時スベスベサンゴヤドカリ以外のヤドカリたちはナゼか干しあがった岩の上に集まって固まっているのだが、みんな貝殻の中に閉じこもったまま出てこない。
そんなヤドカリの入った貝殻のかたまりがあちらこちらに見られる。(⇒今日の和江のログに写真あり:屋久島の森を歩く | デートなのか?

一番浜から近い場所(つまり最もひいている場所とも言える)のかたまりは、このサンゴヨコバサミが多かった。

しかし、もっとも多かったのはマダラヨコバサミ(右写真)だった。
大きな成体から小さな幼体まであらゆるステージがそこら中にいた。
やはりこいつらも甲羅干し(爆)している連中が多く、そこら中で干上がってる。。。(-_-;)

昨日、極小チビを撮ったが、その時は「web上には成体の写真が多く、ちょっと自信ない。」と書いたが、これだけ各ステージを順を追って見れると、スグ納得した♪

成体から幼体へと順を追って並べてみるとこんな感じだ。(上の写真が最も大きな子)

この子はやや若い子。
立派な成体は足の模様は黒い部分が多いが、若い子はまだ白い部分も結構多い。
で、幼体と比べるとこの白い部分がオレンジ色っぽくなる傾向がある。
ハサミは成体のそれともう変わらない。。。

これはまだ幼体と言っていいステージの子。

足の模様は、所々(特に節々)オレンジ色ぽくはあるが、全体的に白い部分がかなり多い。
ハサミの先端も白く、まだ成体のようにごつくない。

で、昨日の幼体はこのステージだ。
足も細く、ハサミの先端は真っ白。
全体的に線も細く、弱々しい。。。(笑)

こうして写真をトリミングして見ると、大きさがわかりづらいかもしれないが、こいつはかなり小さいです。
実際には画面の真ん中にチョコンと写っている感じだ。

成長過程シリーズその2

今日はマダラヨコバサミの各ステージとサンゴヨコバサミだけでメディアが無くなってしまった!(笑)
あーあー今日は新顔なしか。。。
もう帰ろうと思ったのだが、この干上がった隆起サンゴの浜の沖の方に100-200の単位でヤドカリ入りの貝殻が集結している岩があった。
面白いので和江を呼んでしばらく見ていたのだが、ちょっと気になって干上がったヤドカリの貝殻群を再度1匹1匹確認してみた。
何か数種類が混じっているような気がしたのだ。

確かにマダラヨコバサミが多いのだが、明らかにマダラヨコバサミではない連中が多少混じっていた。
肉眼で見るとマダラヨコバサミは綺麗な縞模様なのだが、足が黒い連中が意外に多い。
最初はマダラヨコバサミの成体かと思ったが、かなり小さなステージの子でも足が黒い。。。
早速、和江のメディアを奪い(笑)、これらを撮り始めた。。。肉眼ではちと厳しい。。。

足がすべて真っ黒い子がいたかと思えば、節々は白い子もいる。
でも必ず第一歩脚(先端部以外)は黒いヤドカリ。
最初は数種が混じっていると思ったが、撮っているうちにこれらは成長ステージによる違いだとわかった。
これも並べてみればよく分る。。。(笑)


これは今日見た中で最も小さな個体。
上のマダラヨコバサミのステージでいくと、下から2番目の子と同じぐらいの大きさ&成長段階だと思う。

このステージだとマダ脚はだいぶ上の方まで明るい縞模様のように見えて、肉眼だとマダラヨコバサミとの違いがわかりづらい。
つーか、マダラヨコバサミだと思って撮った子です。。。(笑)

これは上の写真の子と同サイズなのだが、第2歩脚の関節部がもう黒くなってきています。
これも上のマダラヨコバサミのステージでいくと、下から2番目の子と同じぐらいの大きさ&成長段階だと思う。
マダラヨコバサミと違い、幼体でもやはり第1歩脚は黒い。
でも、第2歩脚だけを見てしまうと、マダラヨコバサミとどこが違うの???と思ってしまう。。。(笑)
最初はマダラヨコバサミのバージョン違いか何かだと思ってしまった。汗2

こいつはもう結構大きな子なのだが、まだこの段階の子だと肉眼ではマダラヨコバサミのバージョン違いを疑っていた。
まだ第2歩脚はぜんぜん縞模様っぽいし。。。!
でもハサミはどんどん黒ずんでるね。。。

第2歩脚の綺麗な縞模様も徐々に無くなっていく。。。
そして白い部分もマダラヨコバサミのように何となくオレンジ色に。
でも、まだ第2歩脚だけはマダラヨコバサミっぽいよね。。。

第2歩脚の縞模様はほぼ消えかけ、第1歩脚のように黒ずんだごつい脚になっていく。
第2歩脚の間接部がちょっとだけ黄色っぽく残っているのが若い時の名残かな?

でこれが立派な成体!
こうなるともうマダラヨコバサミとはまったく違う事がわかる。
まーよく見ると触角の柄の色も違うんだけどね。。。(笑)

このヤドカリはこの写真からツマキヨコバサミという種類だとわかった。
わ~い♪1種増えた~!
最初は数種類に分類されるかと思ったけど、甘かった。。。(-_-;)
でも成長過程が分って満足♪満足♪

このツマキヨコバサミマダラヨコバサミほどではないが、かなりの数が見られここ志戸子では、マダラヨコバサミよりもより沖側に多い気がした。

でも「ツマ」が黄色?
最終的には青くなってるぞ???(笑)

2007年03月02日

ツマキヨコバサミはどこに行ったの???

エントリー前の潮間帯はちょっと見るだけのつもりが、結局1時間くらい徘徊していた。
今日もいっぱいに引いた隆起サンゴの浜には干しあがったヤドカリの貝殻が沢山転がっていた。
前回は(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : やはり北部の方がやや亜熱帯?)、消波テトラの内側にはマダラヨコバサミが、外側にはツマキヨコバサミが多く、たまにサンゴヨコバサミがいるというような印象だったのだが、今回は不思議な事にどこもかしこもサンゴヨコバサミだらけ!

干しあがった貝殻を拾って水溜りに入れると顔を出してくれるのだが、8割ぐらいはサンゴヨコバサミだった。
内側には相変わらずマダラヨコバサミが多いのだが、外側でツマキヨコバサミがなかなか見つからない。。。
代わりに何と前回は1匹も見られなかったイソヨコバサミが大量に見つかった。
あれ???あんなにいたツマキヨコバサミはどこに行ったの???
不思議だ。。。(-_-;)

交尾前ガーディング

ダイビングエリアでは特に面白いヤドカリは見られなかった。
ウネリが大き過ぎて、あまり撮影する気も起こらず。。。
そんな中でユミナリヤドカリの仲間の行動がちょっと面白かった。

ヤドカリのオスは、すでに別のオスの子供を身ごもったメスを持ち歩く「交尾前ガーディング」と呼ばれる行動をするらしいのだが、これは卵の孵化後、今度は確実に自分が交尾できるようにするための行動らしい。。。

その「交尾前ガーディング」と呼ばれる行動を今日は初めて見た。(右写真)

まぁ、そうは言っても、普段スグに引っ込んでしまうヤドカリなので、そのガーディング(守り)はたいして強いものではないだろう。。。
そう思って軽く摘み上げてみると。。。
まったく引っ込まない上に、メスの貝殻もなかなか離さない!

そのうちに抱きかかえ始めた。(-_-;)
もう、まったく離す様子は無しっ!
おいおい。。。そこまで必死かいっ!(笑)

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