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平内 アーカイブ

2007年03月14日

期待以上だった!大漁!大漁!(*^^*)

このLOGでも繰り返し説明してきた事なのだが、屋久島は北部から西部にかけてのエリアが亜熱帯色が濃く、南部は温帯寄りの生物層となる。
だから、もしかしたらヤドカリもホームグラウンドの「一湊タンク下」では見られないような連中がいるかも。。。!と期待していたのだが、これがまた凄かった!
優占種からして北部とはまったく違った。
ここまで違うとはさすがに思わなかった。。。(-_-;)
期待以上に収穫のあった南部「平内」であった。
このポイントは浅場も深場も、もう少しじっくり見てみたい気がする。。。何か他にもいそうな気が。。。

まずは一気に沖へ出て、-30m付近の斜面まで出る。
この平内はあまり地形を把握していないのでエアーの余裕があるうちに帰ろうと思い、2-3個の転石をひっくり返してみただけなのだが、これがビックリ!
北部では見た事も無いヤドカリがスグに見つかった。
しかも、ウジャウジャ。。。(-_-;)
トサカコテホンヤドカリ

赤い綺麗なヤドカリなのだが、基本的にこの種類は温帯寄りのヤドカリのようで、伊豆~伊豆諸島などで見られる子らしい。
沖縄などではあまり見られない(全然?)ようなので、もしかしたら屋久島が南限になるかもしれない。(沖縄方面の情報求む!)

ミニミニ・ヤドカリ

他にもこんなヤドカリも1匹見られた。
マダラヒメヤドカリという種類だと思うのだが、こちらは分布や頻度の情報が不足気味。。。
レアな部類に入るヤドカリかもしれないが、屋久島での頻度はまだよく分らない。
いずれにしても北部では見た事の無いヤドカリだ。
もしかしたら屋久島での生息環境は潮通しのよい深場かも。
要調査継続のヤドカリだ。

ヤマトまで出てしまった。。。(-_-;)

浅場に帰ってきてからもビックリは続いた。
帰りは一気に浅場の水路まで帰ってきて、あとは水底を這いながら転石をひっくり返しながら進む。
ここでも北部ではまったく見る事の無かったヤドカリが。。。

じゃ~ん!
ヤマトホンヤドカリ
こいつは超温帯系のヤドカリなので、屋久島では絶対に見つからない!と思っていたのだが。。。(-_-;)
さすがは温帯色の濃い南部のポイントだ。

こちらもいるわ!いるわ!ウジャウジャ状態。。。
石をひっくり返せば必ず1-2匹は目にする勢い。
この水路の優占種と言っていいほどの多さだった。

伊豆なんかでは普通に見られるヤドカリらしいのだが、このヤドカリも屋久島が生息南限ではないだろうか?

亜熱帯系のヤドカリ

さて、こんな超温帯系の生き物がいたかと思えば、そのスグ横には亜熱帯系の生き物がいたりするのは屋久島ではよくある事。。。
ヤマトホンヤドカリが温帯系のホンヤドカリであるなら、こちらは亜熱帯系のホンヤドカリだ。
じゃ~ん!
オキナワホンヤドカリ~!
すげー!
これも逆に北限かな?と思って調べてみると、四国の柏島とか八丈島なんかでも出てるみたい。。。
くっ。。。悔しい。。。(笑)

こいつもヤマトホンヤドカリ同様、転石下で見られたが、今日はこの1匹だけ。
こいつの屋久島での頻度も要調査だ。

成体?

オガサワラヒメホンヤドカリは過去に「栗生」でのみ何匹か見ているのだが、何かすべて色の淡い印象のヤドカリだった。
ところがあれは全部若い個体だったようだ。。。

これはヤマトホンヤドカリの幼体かなぁ~?と思い拾い上げてファインダーを通してよく見てみると。。。
カラーリングはどう見てもオガサワラヒメホンヤドカリだった。
えっ?何かごつすぎてヒメホンヤドカリの仲間にさえ見えない。。。(-_-;)
僕のヒメホンヤドカリ系の印象は小さくてソフト!(笑)

特にオガサワラヒメホンヤドカリにはそういった印象を持っていたため、見てスグにには種類の判別がつかなかった。
帰ってから落ち着いて調べてみると、オガサワラヒメホンヤドカリ以外に該当する種類がな~いっ!
そっか。。。これが標準的な成体なのかもしれない。

2007年03月15日

うわぁ~すげー時化っぷり!

今日は港内しか見れなかったけど、新顔はありました♪サメハダヤドカリ
一般的には別に珍しくもないヤドカリなのだが、実はこれまで僕が見てきた北部の各ポイントではなぜかまったく見かけなかった。
北部で頻繁に見られたのは近似のソメンヤドカリばかりなのだ。

ところがここ平内の港内ではちょっと大きめの転石をひっくり返すと、ごろごろイソギンチャクを背負ったヤドカリ出てくる。
しかも、み~んなサメハダヤドカリ
ソメンヤドカリなんてまったく見られなかった。

恋の季節。。。♪

この平内港内は温帯種のオンパレードだった。
クロシマホンヤドカリホンヤドカリ、ヤマトホンヤドカリがいっぱ~い!

その内、クロシマホンヤドカリホンヤドカリはオスが「交尾前ガーディング」しているペアがそこら中で見られた。(写真)
移動する時も左のハサミでがっちりメスの貝殻を持って離さないのだが、産卵までこのままメスをガードしながら生活しているらしい。
何か面白い。。。

このガーディングはかなり必死でやっているようで、ちょっとやそっとでは離さない!
逃げるペア(性格には逃げているのはオスだけど。。。)のオスの貝殻を摘み上げても離さないし、写真のように人影にビビって貝殻の中に入ってしまっても離さない!(笑)

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