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元浦 アーカイブ

2007年02月23日

小粒のヤドカリたちの正体は?

ヤドカリ探しもついに重箱の隅をつつくような感じになってきた。

転石下などに散らばっている大きさ1cm以下の貝殻を片っ端から集めて、1匹1匹ファインダーを通して見てみる。。。(笑)
肉眼ではどれも判別はちと厳しい連中だ。

ここ元浦の浅場で最も多いツマジロサンゴヤドカリだけは、極小個体でも何とか肉眼で判別できるので、これだけは除外しつつ、合計100個ぐらいは見た。(爆)

最も多いのはヒメホンヤドカリ属の一種2なのだが、これがまたやっかいでここまでじっくり集中して見ると、ますますカシワジマヒメホンヤドカリとの違いが分らなくなってきた。。。
今のところ、

・ 体が赤味を帯びていて、指節の色彩がオレンジ、腕節の黒いバンドの幅が長いもの⇒カシワジマヒメホンヤドカリ
・ 体が無色、または白っぽく、指節のオレンジ色彩の幅が短く、腕節の黒いバンドの幅が短いもの⇒ヒメホンヤドカリ属の一種2

と認識しているのだが、何かどっちともつかない子がいたり、両方の特徴を持っているような子もいたりする。。。
こいつらってもしかして同種???

次に多く見られたのが第1触角の赤いヤドカリなのだが、これがまた何者なのかまったく分らない。。。汗2
体の小さい子は黄色かったりして、ひとまず初見のような気もするのだが、どれも既に確認済みのヤドカリの幼体かもしれない。。。
これについては調査中。
あまりにも小さくて、ロクな写真が撮れなかったので、今回写真はありません。。。
もう1度撮り直して来ま~す!

この2種だけで、全体の80%を占めていた。

あとは「お化けヤドカリ」ことツノヤドカリ属の一種1も多く、ここではゴミや砂はあまり付着していない綺麗な子が多かった。
あとはアオヒゲヒラホンヤドカリが7-8匹ぐらい、そして先日初めて見つけたヒメホンヤドカリ属の一種3も再び1個体混じっていた。(右写真)

小粒ヤドカリの正体その2

一昨日、ヒメホンヤドカリ属の一種2の次に多く見られた第1触角の赤い謎のヤドカリなのだが、何となくその正体が分ってきた。。。
それは左の写真のようなこの子たちなのだが、小さな小さな子たちを片っ端から集めて成長順に並べてみると、どうやらこいつらはクロシマホンヤドカリの幼体だったようだ。

最も小さな透明な子たちは全身が黄色っぽくて、脚などに縞模様は見られないのだが(今回は撮れなかったのだが。。。)、スグに縞模様が入り始め、それはどんどん濃くなっていく。
そして体色は黄色から白へ。。。

これぐらいのステージになると脚にははっきりとした縞模様が入る。
この1個体だけを見ていると「おっ!新顔!!」となってしまうところだが、最初に極小の黄色いチビや次の写真のような若い中学生くらいの個体を見ていたので、スグにこれらと同種だと分った。
でもまだこのステージだと、とてもじゃないけどクロシマホンヤドカリは思いつかなかった。。。(-_-;)

ここまで大きくなると脚部の縞模様がクロシマホンヤドカリ同様、カスリ状になる。
でも、ここまできてもまだクロシマホンヤドカリは想像できないかもしれない。。。

でナゼこれをクロシマホンヤドカリではないだろうか?と疑うかと言うと、こいつらがいた周辺(-1m前後の水深)にはクロシマホンヤドカリの成体が多く見られるという事(他に該当する種類がいない!)、そして目玉だけは幼体~成体までずっと同じである事などから。。。
第1触角のオレンジもそう。

そして、慌てん坊&せっかちな性格もよく似ている。。。(笑)

これらはほぼ間違いなくクロシマホンヤドカリの幼体たちだと思うのだが、ここから成体に繋がるステージの子ももう少し観察してみようと思っている。

2007年03月12日

まだまだウネリが残ってる。。。

今日はウネリが凄すぎて、自分自身の身体の固定はもちろん、見つけたヤドカリを撮ろうと岩の上に置いても吹っ飛ぶような大きなウネリのある海だった。

今日の新顔はイダテンヒメホンヤドカリ
1ヶ月前にヤドカリをやる前から名前を知っていた数少ないヤドカリのひとつなのだが、不思議と屋久島(もっと言うと一湊タンク下)ではその姿がなかなか見られなかった。
ヤドカリに興味を持つ前は結構見かけていたような気がするのだが。。。

とここまで書いてある事に気づいた!
あれっ。。。??
イダテンヒメホンヤドカリって新顔じゃねーって!!(爆)
そうだ!そうだった。。。(-_-;)
ヤドカリ生活14日目(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : 普通種なのにナゼか会えなかったヤドカリ)にしてようやく「クレーン下」で1回見ているんだった!
なんてこったい!
あまりに珍しいので(笑)、前に見ている事さえ忘れていた。。。(-_-;)
イダテンヒメホンヤドカリは2回目。
だんだん重複が多くなってきて、ワケが分らなくなってきた。。。

こう考えてみると、意外に屋久島では少ない種類なのかもしれない。
ヤドカリ生活14日目のLOGには「普通種」なんて書いてしまったけど。
というか「一湊タンク下」では珍しい種類で、もしかして他のポイントならいっぱいいるのかな??
よく考えるとこの1ヶ月、ほとんど「一湊タンク下」でしかヤドカリ探しをしていないような気がする。。。汗2
他のポイントもちゃんと見なきゃかな?

2007年03月13日

ホンヤドカリの幼体???

ヤドカリ生活36日目。。。

昨日、元浦でエクジット直前の浅場(-30cm)でこんな連中がウジャウジャいたのだが、もうエアーも無い状態で何者なのか分らずに終わった。
今日はタンク下で潜る前に元浦に寄って、その正体を暴きに行った。
貝殻の大きさはどれも5mm程度で砂と同化しているような極小ヤドカリなのだが、拾おうとするとスタコラと逃げる。
逃げ足は速い!

周りにはツマキヨコバサミのチビなんかも見られ、最初はその幼体かと思っていたのだが、右のハサミが大きいし、科からして違う。。。(右のハサミが大きい⇒ホンヤドカリ科、ツマキヨコバサミ⇒ヤドカリ科)
ずっと見ているうちに前に見たクロシマホンヤドカリの幼体だと突き止めた連中(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : -20m以深の転石下)に目玉や第一触角がよく似ている。。。

でも、何か違うんだよなぁ~
脚の模様とかがまったく違う!
で考えてみたんだけど、これってホンヤドカリの幼体ではないだろうか。。。?
まだ予想の段階なのだが、もう少し成長ステージを追ってみようと思う。

2007年05月13日

いつだろう?繁殖期。。。

シマヒレヘビギンポという魚がようやく認識する事ができ、今度はその婚姻色をGETしようと、今日は「元浦」で延々と浅場をウロついた。

本来はヘビギンポの仲間はどれもよく似ているので、婚姻色だけが種を判別するキーになるのだが、シマヒレヘビギンポに関しては、散々近似のセグロヘビギンポと比較してきたので、今や通常体色でも十分に見分けられる。
それでもその婚姻色が知りた~い!!

simahire.jpgかなりの時間、浅場をほっつき歩いたが(泳いだが(笑))、それらしい怪しい体色の子はまったく見られなかった。
ヘビギンポの仲間は繁殖期であれば婚姻色が色褪せたような子なんかが見られたりするのだが、それらしい子もいない。。。

シマヒレヘビギンポを探していると、春先に繁殖期を迎える、アヤヘビギンポやヘビギンポなどの幼魚がそこら中でピョンピョン飛んでいるのが分る。
ところがシマヒレヘビギンポの極小チビってのがなかなか見られない事を考えると、繁殖期はこれら上記の種類とは違うのかも知れない。

まぁまぁ小さな子はいるので、繁殖期は夏~秋かなぁ~?
そんな事を思いながら、通常体色の子を何匹か撮って終わった。。。_| ̄|○ il||li

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