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一湊タンク下 アーカイブ

2007年01月05日

ヘビベースをリニューアル♪

【ポイント】 一湊タンク下雨
【水温】 20.8℃
【透明度】 20m~

最近、海を何回かサボったおかげで(笑)、個人的な趣味のサイト「ヘビベース!」のリニューアルが終わった。

logo2.gif

今までのデータ&画像を全部、手作業で移したので時間がかかってしまった。。。(-_-;)
前のサイトは超重かったかと思うのですが、今度はかなり軽くなったと思います♪
ぜひご利用くださいね~ヾ(〃^∇^)ノ

というか、もっともっとヘビギンポの情報&写真くださ~い!!
ご協力をお願いしま~す。

特に今はごくごく普通の(と勘違いしているかもしれない)ヘビギンポに興味深々です。
各地のTheヘビギンポ写真、お待ちしていま~す!
(瀬戸内海とか日本海とか東シナ海のダイバーっている???欲し~い!(笑))

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2007年01月09日

台風一過の海みたい。。。(-_-;)

【ポイント】 一湊タンク下曇り
【水温】 20.8℃
【透明度】 ~10m

ようやく一湊湾内が凪ぎた。
とは言ってもまだ北西基調の風なので、矢筈岬の西面は白波が当っている。
一湊タンク下は外から見る分には至って静かなのだが、中に入ってみると結構ウネっていた。

真っ白の海中はまるで台風一過後のそれと似ていた。
透明度はどこまで行っても悪く、白濁り。。。汗

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【お知らせ】

先日リニューアルした「ヘビベース!」ですが、インターネットエクスプローラで見ると次の重要な不具合がある事が分り、急いで直しました。
今度は大丈夫です!
ぜひ、ご利用ください。
ここが核心部なのに。。。(-_-;)

・ DataBaseページの左サイドバーの検索パネル類がすべて欠落して下に落ちていた
・ その検索パネルはまったく機能しておらず、絞込み検索がまったくできない

他に不具合や改善点を見つけた方は教えてくださ~い!
お願いします。。。

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2007年01月10日

もうすぐオスに?!

【ポイント】 一湊タンク下曇り
【水温】 20.0℃
【透明度】 ~10m

完全に凪ぎた一湊湾内。
でも、あの爆弾低気圧以来、寒い日が続いていて、海に行く足も鈍る。。。(笑)

透明度はかなり回復してきたが、水温がグーンと下がっていた。
今日、平地では雨は降っていなかったが、山からの雨水が流れ込んでいるのか、水面直下が特に冷たいっ!
水中から水面を見上げると、この冷水域が雲のように白く濁っている。

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2007年01月11日

相変わらず普通種の行動で目が止まってます。。。(笑)

【ポイント】 一湊タンク下曇り
【水温】 19.8℃
【透明度】 15m~

完全に北部は凪ぎた。
上のお天気アイコンは「曇り」マークだがこれは一湊の天気で、当店のある宮之浦はよく晴れた。
普段はひと気の無い冬の一湊港周辺だが、気のせいだろうか。。。天気がまずまずだとちょっと賑やかな感じがした。
気のせいか??

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2007年01月13日

浅場のヤドカリ

一湊タンク下の-10m以浅で甲殻類探し!と意気込んでみたものの、この浅いエリアには甲殻類が着くような宿主自体が少なく、いつのまにかヤドカリ探し1本!に変わっていた。。。(笑)

ヤドカリは最近、密かなブームのようだが(本当か?(笑))、これまで僕自身はあまり力を入れて見ていなかった事もあって、屋久島では何が普通種で、何が珍しいのかさっぱり分らない!
どいつも基本的には極小サイズなので、慣れないと目視で種類を確認するのもキツ~イ!!

つー事で、今日は浅場の目についたヤドカリを片っ端から撮っていく。。。
カメラのレンズを通して見てみると、意外に足やハサミの色や柄はよく見えるので種の識別自体はできそうだが、何しろヤドカリの知識は今現在、皆無なのでとりあえず闇雲に撮りまくるしかないみたい。。。(笑)

浅場のヤドカリというとツマジロサンゴヤドカリアカツメサンゴヤドカリなどが優先しているかと思っていたが、あとでPCでまとめて見てみると意外にもテブクロイトヒキヤドカリ(写真)が最も多く写っていた。
それをそのまま浅場の最優先だとは決めつける事はできないが、多い事は確かなようだ。
あとはツマジロサンゴ、アカツメサンゴ、キカザリサンゴなどが多く見られた。

ちなみに地味なやつらがよく分らない。。。(-_-;)
正確に同定し、追って報告しま~す!!

2007年01月14日

何かヤドカリ探しが楽しい♪

何かヤドカリ探しが楽しい♪
昔、ウミウシにハマっていた時のような(そんな時があったんです。。。(笑))、宝探しのような面白さがある。
種類も豊富なようで、未記載も多そうなのがマニア心&コレクター的な興味をくすぐる。(爆)
まったく白紙からのスタートというのも(ベースが無い)、面白さの要因だと思う。

その多くは極小なので肉眼で楽しむのはちと辛いが、写真に撮ってみるとその目や仕草が意外に可愛いかもしれない。。。ハート

まぁ、基本的にあまり動かないから、撮影自体の面白さが薄いけど。。。(注意:筆者は動き周る魚との格闘が大好き♪(笑))
でも綺麗な子も多いから被写体としてはお勧めです。

今日は一気に沖に出て、-25m前後のガレ場(砂地と岩場の際)を見てみた。
浅場と比べて、生息種にどれくらいの変化があるのかにちょっと興味が。。。

相変わらず、闇雲に撮るしかない。
基本種さえもまだ種類の識別ができない上に(というかどれが基本種なのかも分らない。。。シラケ)、慣れないからかファインダーを通して見ないと模様も色も全然見えない。。。
まだ老眼って事はないと思うのだけど。。。

今日も現場ではなく、帰ってからPCでの識別となる。
昨日の浅場同様、予想とはまったく異なり、もっとも多く写っていたのは写真のカザリサンゴヤドカリだった。

沖縄などでは浅場の普通種であるようだが、昨日の浅場では一匹も見なかったヤドカリだ。
古巣の八丈島なんかでもかなり浅い場所で普通に見られていたヤドカリだったように記憶している。

長くなりそうな予感。。。(-_-;)

でも今日は前半、別の魚に気がいっていて、-25mと言えども長居ができなかったので、サンプル数が少な過ぎる。。。
これをそのまま-25m付近の優先種だとは、言い切れないのだった。

その少ないヤドカリの中にこんなヤツも2個体写っていた。
調べてみると「ミギキキヨコバサミ属」という聞いたこともないようなヤドカリの仲間のようだが(Pseudopaguristes monoporus⇒和名無し?)、他のミギキキヨコバサミ属のヤドカリたちと見比べてみても、何をもってこいつが「ミギキキヨコバサミ属」の一員であるのか皆目見当がつかない。。。汗2

つーか、いろいろある各属の特徴がまったく分らないんですけど。。。(-_-;)
う~ん。。。これは屋久島のヤドカリをある程度把握するのはかなり時間がかかりそうな予感。。。(注意:楽しい予感です!(笑))

2007年01月16日

一湊タンク下最深部のヤドカリ事情

で、今日は浅場のヤドカリを。。。と思っていたのだが、海は久し振りのベタベタ凪ぎっ!
透明度もやや回復傾向。。。
何か泳ぎたくなってしまった。。。汗2
急遽、「-30mのヤドカリ」に変更!(笑)

一湊タンク下は深い方へどんどん泳いでいくと、何の変哲も無い広く見渡せるような緩い斜面になり、-30m付近で真っ白い砂地となって終わる。
今日はこの砂地と岩場の際をちょっと見たあと、斜面に沿って上がりながら見ていった。。。

見つけたヤドカリはカメラを筆記具代わりにして、すべて漏れなく撮っていった。
その結果にはちょっとビックリした。
ここの優占種は何と先日も話題にした「ミギキキヨコバサミ属の一種(和名なし)」だった。(⇒屋久島 DIVING LOGS: 長くなりそうな予感。。。(-_-;)
それも圧倒的で28匹中、16匹、つまり2匹に1匹はこの種類だったのだ。

和名もないような種類が優占するなんて。。。(-_-;)
面白いかも。。。分った!

何匹もヤドカリを見ていたら、肉眼でも判別ができるようになってきたのだが、超極小の若い個体になるとまだまだ肉眼では厳しい。。。汗2

今日も右写真のような「ミギキキヨコバサミ属の一種」のチビ(極小!⇒メチャクチャ、トリミングしてます!)が何匹かいたのだが、途中まではずっと別の種類だとばかり思っていたのだ。
しかし、よ~く見ると赤い縞の入った目や青い吻部の模様&色彩が「ミギキキヨコバサミ属の一種」とまったく一緒!

これは途中で気づいた。。。シラケ

僕は「ミギキキヨコバサミ属の一種」は目や吻部ではなく(これを確認するのは肉眼では結構辛い。。。)、ハサミ足の間接部にあるこげ茶色の斑模様(?)で見分けていたため、これに気づかなかったのだ。
若い個体にはこの模様は無く、そして若ければ若いほど体色が白いので、一瞬別種に見えてしまった。汗2

まぁ、おかげで今日は「ミギキキヨコバサミ属の一種」のいろいろな成長ステージの子が撮れた♪

環境に応じて分布

昨日までの3日間、いろいろな場所でヤドカリを見てきたが、ある結論に達した。

当たり前の事だが環境や水深によって見られる種類がまったく異なる事はよ~く分ったのだが、暗中模索状態は相変わらず変わらない。。。いつこの暗中を抜け出せるんだぁ~!!(笑)

と言うことで精神衛生上、これは非常によくないので、早々に屋久島では何が普通種で何が珍種なのかある程度把握しちゃった方が早い気がした。

しばらくはヤドカリ・オンリー!
水深と環境別に普通種を把握する事に全神経を集中する事にした。

結果は次の通りだった。

・ ミギキキヨコバサミ属の一種 16匹/28匹
・ カザリサンゴヤドカリ 5匹/28匹
・ テブクロイトヒキヤドカリ 5匹/28匹
・ オイランヤドカリ(右写真⇒) 2匹/28匹(共に赤バージョン)

2007年01月17日

ゼブラ系は水深ではなく環境に依存?

ようやくゼブラの仲間が見つかった。

今日の環境は-18mの大きな岩穴の暗がり周辺。
一湊タンク下のメインとも言える場所なのだが、ここから下(-20m)はすぐに真っ白い砂地となる。

ゼブラの仲間は水深ではなくて環境に左右されるようで、暗がりを覗くと容易に見つかった。
穴の入口周辺こそアカツメサンゴヤドカリばかりが目に付いたが(つーか、こいつらってどこにでもいるのね。。。(-_-;))、穴の奥の方でゼブラ系を何種か見つけた。

今日は撮影ばかりに気がいっていて、あまり個体数は見れなかったが、奥の方にはもっと沢山いそうな雰囲気♪
この穴は再度、チェックせねば。。。



ちなみにフルセゼブラヤドカリは学名をPylopaguropsis furuseiといい、古巣の八丈島で散々お世話になった古瀬さんに献上された学名&和名なのだ。。。
古瀬さんはまだウミウシがブームになる遥か前からウミウシに取り組んでいたり、ヤドカリもマクロ、マクロと騒がれる十数年前から観察していたという、今考えると非常にマニアックな方だった。。。(笑)

幼体と成体との雰囲気の違い

帰り際にまた変な小さなヤドカリを見つけた。
体長は2cm前後と小さく、ハサミ足は2本とも同じ大きさだ。
もうエアーもスカスカ状態だったので、適当に撮って帰ってきたのだが、PCの画面で拡大表示してもいまひとつ種類が特定できない。。。(-_-;)

ネットなどで探してもなかなか似たようなヤドカリがいないのだ。

ところが、あきらめて最後に浅場で撮った大きなオニヤドカリの仲間(さすがにそれぐらいは僕でも分る!(笑))をよ~く見て愕然とした!
「これじゃん!」

大きく、毛深い、オニヤドカリの典型的な特徴以外の部分は、こいつとそっくり!
この子は単なる絵合わせでスグにアミメオニヤドカリだと分った。
つまり上の子はその幼~若齢個体なのだった。。。(-_-;)

また幼体と成体との雰囲気の違いに(゜-゜*;)オロオロ(;*゜-゜)してしまった。

今日の-18m付近の観察結果は次の通り。

・ キカザリサンゴヤドカリ 3匹/13匹
・ アカツメサンゴヤドカリ 5匹/13匹
・ フルセゼブラヤドカリ 1匹/13匹
・ ムラサキゼブラヤドカリ 1匹/13匹
・ ケフサゼブラヤドカリ 1匹/13匹
・ アミメオニヤドカリ 1匹/13匹
・ オイランヤドカリ 1匹/13匹

2007年01月18日

ネジレヤドカリ属の一種1の環境

ヤドカリ強化月間の6日目。
また新たなヤドカリを探すぞぉ~!!と日増しにヤドカリが面白くなってきて、意気込みだけはもう立派なヤドカリスト!(笑)

今日はほんのちょっと鼻先を抜けて沖へ。
-15m付近の暗い穴の中&その入口周辺を中心に見ていった。
昨日の-18mの場所よりも浅いが、鼻先を抜けるので潮通しはややよくなるような場所だ。

まずは岩穴の外でしばし探索。
そのあと岩穴の暗がりを見たのだが、結論から言うと驚くことにここでも最優占種はまだ名前のないヤドカリだった。。。汗2
先日もちょっと話題にしたネジレヤドカリ属の一種(⇒屋久島 DIVING LOGS: ゼブラじゃなかった。。。!(-_-;))が大半を占めていた。

小さな岩穴の外はちょっとしたオーバーハングになっていて、その下に所々薄く砂が敷かれたような狭い転石溜まりがいくつかあるのだが、まず、ここの石と石の隙間に何匹か見られ、その後岩穴の暗がりにもいっぱいいた。
岩穴にライトの光を当てるといっせいにうごめき奥の方へ逃げようとする連中がいる。
これがほとんどこのネジレヤドカリ属の一種のようだった。

どうもヤツらが好きな環境はこのような砂溜まりらしく、この岩穴の中も下地は薄く砂がひかれていた。
そして多少、暗い場所である事が条件か。。。?

お~!!何てこったい!

その後、この岩穴の奥の方を見ていったのだが、またゼブラ系が2種類見つかった。
昨日見たフルセゼブラヤドカリ(2匹)ムラサキゼブラヤドカリ(1匹)だと思い、ちょっとガッカリしながら(笑)適当に数枚撮って終わりにしたのだが、これが全然違ってた。。。シラケ

帰ってからPCでよくよく確認してみると、フルセゼブラヤドカリだと思っていた方はアデヤカゼブラヤドカリ(左写真)、ムラサキゼブラヤドカリだと思っていた方は先日ゼロ戦にウジャウジャいたヒメホンヤドカリ属の一種だったのだ!

お~!!何てこったい!
アデヤカゼブラヤドカリならもっと真面目に撮ればよかった。。。
しょうがない。。。また撮るか。。。

何かまだまだヤドカリの種の特徴をちゃんと一目で見て分るように把握してはいないようだ。。。まだまだだな。。。(泣)

不明種2種

今日のこの場所での内訳は次の通り。

・ ネジレヤドカリ属の一種 5匹/15匹
・ カザリサンゴヤドカリ 3匹/15匹
・ テブクロイトヒキヤドカリ 1匹/15匹
・ アデヤカゼブラヤドカリ 2匹/15匹
・ ヒメホンヤドカリ属の一種 1匹/15匹
・ ウスイロサンゴヤドカリ(幼体??) 1匹/15匹
・ 不明(下写真) 2匹/15匹

不明の2匹(下写真)はイマイチ同定できなかった。。。
ネットなどでいくつか当てはまりそうな種類はあったのだが、よく分らん。。。
もっと真面目に撮ればよかったのかもしれないが、今日はウネリが凄くてこうした極小種は貝殻ごとぶっ飛んじゃうんだもん!(言い訳?)
もう少しよく調べてみます。。。


スリースポット・フラウンだ~!!!(笑)

ヤドカリを探している穴の下地は薄く砂がひかれているのだが、ここにはオトメウシノシタなどがいっぱいいて、ちょっとした拍子にスースーと逃げていく。
もちろん無視してヤドカリに集中するわけだが、突然、無視できないような見た事のないようなカレイ系の魚が現れたから、さー大変!
黒い背ビレを立ててピラピラ動かしながら、ゆっくり動く。。。
よ~く見ると背中に3つの目立つ大きな斑点が。。。

あっ~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!スリースポット・フラウンダー!

見たい、見たいと思っていた魚が突然現れ、もうテンヤワンヤの大騒ぎ!
それまで極小のヤドカリを撮っていたので、カメラはかなり絞っていた。
ストロボ光量を最小から一気にフル発光に変え、連射!連射!
あっという間に穴の奥へ逃げこんでしまった。。。

それまで撮っていたヤドカリの事なんてすっかり忘れ夢中になっていた。(笑)
真のヤドカリストへの道は遠いかも。。。汗2

スリースポット・フラウンダーは2004年にジャノメツキノワガレイという和名がついた魚で、沖縄や奄美、八丈島など各地で普通に見られているようなのだが僕はまだ見た事がなかった。
古巣・八丈島にいた頃から「見たいな~」と思っていただけに感激もひとしお!
お~!本当に3つスポットがあるぅ~♪凄~い!

ちなみにスリースポット・フラウンダーという種類は別にいて、こいつの英名はFishBaseではスリースポット・ライトアイ・フラウンダーと呼ばれている魚だ。

2007年01月19日

もう一度、-25m~-30mラインを見る

そろそろ浅場のヤドカリを見なければ。。。とは思っているのだが、ここ数日でゼブラ系のヤドカリにすっかりハマってしまい、もっと深場に行けば何か変なゼブラがいるかも。。。と思い、ついついある程度の水深まで下りてしまう。
今日は-25m~-30m付近の砂地からちょっと上がった岩場や転石地帯を見た。

先日もこの周辺はヤドカリ探索しているのだが(⇒屋久島 DIVING LOGS: 長くなりそうな予感。。。(-_-;))、今回はもっとじっくり見ることにした。

実は一湊タンク下の-25m~-30mのラインにはゼブラ系が好みそうな暗がりはほとんど無いのだが、一応ちょっとした亀裂や小オーバーハング周辺ぐらいはチェックしておかねば。。。

ゼブラ系はまったく見られなかったのだが、この水深&環境の普通種はだいぶ把握できた。
やはり、この水深の最優占種はミギキキヨコバサミ属の一種であると確信した。
今日も全体の1/3はこの種類で、至る所にいる印象が強い。

新たに見かけた種類は今日は1種だけ。。。
チャイロサンゴヤドカリなのだが、まだこいつの環境をちゃんと把握していないからかもしれないが、初めて見るヤドカリだ。
古巣の八丈島のエビカニをまとめた「エビ・カニガイドブック―伊豆諸島・八丈島の海から」によると、このヤドカリは八丈島では-30m以深の転石・ガレ場の密集地で普通種の代表格とされているが、屋久島の少なくともここ一湊タンク下では普通種とは言いがたい。。。
同じような環境には先のミギキキヨコバサミ属の一種が、もう少し浅いところの同環境にはネジレヤドカリ属の一種が幅をきかせているような気がする。。。

今日の水深-25m~-30m/転石・ガレ場での収穫は次の通り。

・ カザリサンゴヤドカリ 2匹/12匹
・ テブクロイトヒキヤドカリ 1匹/12匹
・ ネジレヤドカリ属の一種 1匹/12匹
・ ミギキキヨコバサミ属の一種 4匹/12匹
・ オイランヤドカリ(赤バージョン) 1匹/12匹
・ チャイロサンゴヤドカリ 1匹/12匹
・ キカザリサンゴヤドカリ 1匹/12匹
・ アカツメサンゴヤドカリ 1匹/12匹

物足りないので。。。

あまりの物足りなさに、安全停止がてらに波あたりの強い浅場のヤドカリを見てみることにした。
浅場にもいろいろな環境があるのだが、ここは激しく波の洗う岩場の-3m~-4m付近で海藻類が少なく、普段からウネウネしているような場所。

ここの優占種はウスイロサンゴヤドカリベニワモンヤドカリグアムサンゴヤドカリ(写真)などだった。
特にウスイロサンゴヤドカリの数は異常だった。
環境でこんなにも変わるのか。。。(-_-;)
この環境は近々、再度調査するつもり。

ここで画像として残っていたのは次の通り。
場所が場所だけに(超ウネウネ)、全部は撮りきれなかった。

・ グアムサンゴヤドカリ  1匹/12匹
・ ウスイロサンゴヤドカリ  4匹/12匹
・ ベニワモンヤドカリ  3匹/12匹
・ クリイロサンゴヤドカリ  1匹/12匹
・ アカツメサンゴヤドカリ  1匹/12匹
・ オイランヤドカリ  1匹/12匹
・ 不明  1匹/12匹

また、こいつ。。。(-_-;)

また不明なヤツが1枚。。。
昨日同様、この手のやつが未だによく分らない。
「ヒメホンヤドカリ属」の仲間に似たようなやつらがいるのだが。。。う~ん。。。
この手の仲間はいろいろな環境でよく見かけるだけに、早々に同定せねば!

2007年01月22日

ひ、ひどい。。。

崩れつつあるオオハナガタサンゴを堰き止める目的で土嚢の袋が置かれている。
この土嚢は海が時化るごとに朽ちてきていて、今では穴が開いて砂が出てきてしまったり、袋の繊維が解けて周囲に散らばっていたりしている。
こうして散らばった砂や繊維が逆に周囲のサンゴを死滅させ始めている。

この繊維がサンゴに絡まっていたりするのは気づいていたが、先日、同業者の女の子に「土嚢の繊維をサンゴが咥え込んでいましたよぉ~!」と言うので、今日の帰りによ~く見てみた。。。

おぉ~確かに咥えてる。。。!
何かすごいんですけど。。。(-_-;)
これをこのまま食べてしまうとは思えないのだが、ひとまずエサだと思って食いついている様子。。。

僕の見た場所では1本の繊維の片方を別のサンゴが、もう片側を別のサンゴが咥え、綱引きしてた。
これって放置しておけば、そのうちに「げっ!これエサじゃねー!!」って吐き出すのかな?
土嚢の屑がゴミ化してサンゴを痛めているのは大問題だが、これはこれで面白い!
サンゴもやっぱり動物なんだな~とあらためて関心してしまった。。。

この繊維を引っ張ってみた。
スルスルとスグに抜けるのだが、驚いた事に結構の長さがサンゴの中に入っていた。
20cnぐらいはサンゴの中に入っていた様子。

サンゴはサンゴで頑張っているのか、何かヒダヒダみたいなものが繊維に絡み付いてきて気持ち悪い。。。
下左の写真(引っ張る前)と右の写真(引っ張っている最中)を見比べて欲しい。
ゆっくり引っ張ると、咥え口が軟体動物のように変化していくのが分るでしょ?
そして徐々に硬くなっていく。。。

通常、サンゴというと石のように硬くて、これが動物である事を忘れてしまうが、こうしたシーンを見てしまうと動物である事を実感せずにはいられない。
何か凄いものを見ちゃった。。。ドクロ


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サンゴを守るためにどうにかせねば!という気持ちは大切だし、そのために行動を起こすことは素晴らしい事なのだが、自然環境の悪化に対し人工的な細工や処方を施したりする場合は"かなり"慎重にならねばならないと僕は考える。
最低でもそのフィールドのサンゴと、それだけじゃなく、その周辺で生きる生き物の事を普段からよく勉強&観察していて(もちろん書籍や学者さんの言葉からではなく現場で「真実」をね。。。(笑))知っていなければならないし、毎日経過をモニターできる状況に身を置く必要があると思う。

最近、普段はあまりフィールドには出ず、何も自然や生き物のことを知らない&興味がない人間が、「環境~」という美しい言葉だけに感化されて行う環境保護&環境教育が増えてきている気がする。
これほど怖い環境破壊。。。じゃなかった!(笑)、環境保護はないかも。。。(-_-;)
良かれと思ってやった事で、森や海の生き物たちが悲鳴をあげていますけど。。。(笑)

「収穫なし」は収穫あり?

ヤドカリ生活8日目。

今日は沖には出ずに、先日探索した-18mの大きな岩穴の暗がり周辺の一コ上の棚を見てみる事にした。
水深は-15mで同じように岩穴の暗がりがあり、その中とその周辺を中心に見て、90分くらいその岩に張り付いた。

この場所でのゼブラ系の最優占種把握が主な目的なのだが、これについては何となく分った気がする。。。
ずばり、ケフサゼブラヤドカリで決まりだ。
というか、今日はこいつしか見かけなかった。。。
「あっ!ゼブラ系!」と見つける度に必ずこいつだったりする。

岩の外にはアカツメサンゴヤドカリがいっぱい!
最初は丁寧に記録代わりに1枚は必ず撮ってカウントしていたが、そのうちにこれも止めた。
多過ぎ。。。汗2

今日は8日目にしてとうとう初見のヤドカリにはまったく出会わない日となった。
でもこれは僕にとっては「収穫なし」というワケではない。
ただ単に珍しい種類を探しているわけではないので、これはこれでよし!なのだ。
日に日に屋久島のヤドカリを把握しつつある事は間違いないので。。。

今日の内訳は次の通り。

・ キカザリサンゴヤドカリ 1匹
・ アカツメサンゴヤドカリ 10匹以上(カウント放棄!(笑))
・ カザリサンゴヤドカリ 5匹
・ ウスイロサンゴヤドカリ  1匹
・ オイランヤドカリ(赤バージョン) 2匹
・ ケフサゼブラヤドカリ 4匹
・ アミメオニヤドカリ 1匹

いつも安全停止がてら帰りに浅場の調査もしようと思っているのだが、これがなかなかできない。。。
なぜなら毎回、浅場に帰ってくるとエアーがスカスカなので。。。(笑)

写真は浅場に帰ってきてからよく見かけるベニワモンヤドカリ
よくイモガイの中に入っている普通種なのだが、結構綺麗だよね。。。こいつも。。。ハート
こいつがなかなかシャイなヤドカリで一旦引っ込むとなかなか出てこない。
しかも、いつもエアがスカスカ状態の浅場で見かけるので、ちょっと待って結局あきらめてエクジットする事が多い。
今日もエアがすでにスカスカ状態で何とか撮った1枚がこれ。。。(笑)

2007年01月23日

砂地と岩礁の境目

ヤドカリ生活9日目。

今日は-15m付近の砂地と岩礁の境目から少しづつ上り、-10m付近までを見ていった。

いや~やぱっりヤドカリは面白いかも。。。分った!
すっかりハマってしまった。。。
何が面白いって、水深によって同じ環境でもいる種類がまったく違うって事。
魚や他の生き物もそうだが、ヤドカリの場合はもっとハッキリしていて分りやすい。
明らかな環境&水深による棲み分けがなされているのだ。

まず砂地と岩礁の境目辺りに点在する小さな岩の周辺では、これまでの-15m以深の調査では1匹たりとも見る事のなかったツマジロサンゴヤドカリ(左写真)が圧倒的な優占度を誇っていた。
幼い個体から立派な成体までいろいろなステージがそこら中に。。。
つーか、もしかして砂地にはこいつらしかいない??(-_-;)

しかし、その砂地と岩礁の境目から少しづつ上っていくと転石&ガレ場混じりの岩場となるのだが、砂地を離れるにつれて優占種が変わってくる。
この変化はメチャクチャ分りやすくて面白い。
ここはヤドカリ生活1日目(⇒屋久島 DIVING LOGS: 浅場のヤドカリ)で見た環境とほぼ同じなのだが、1日目の調査結果は間違っていなかった!
やはりここでもテブクロイトヒキヤドカリが最優占していた。

分った~!

ここには例の不明種が沢山見られた。
砂地で優占するツマジロサンゴヤドカリ、その後続く岩場で優占するテブクロイトヒキヤドカリ、この2種に次いで多く見られたのが、このヤドカリだった。

その後の調べでこれも名前のない未記載種である可能性が強いらしい。
当サイトではこれに従いこれを「ヒメホンヤドカリの一種2 」として統一することにした。

ちなみに「ヒメホンヤドカリの一種1」はこいつです。。。⇒(ヒメホンヤドカリの一種1

同じ属とは思えない。。。(-_-;)

こいつはまだ不明。。。(-_-;)

もう1種の不明種もここで2個体見かけた。

1匹は簡単に貝殻の外に出てしまってしばらく貝殻の近くでじっと固まってしまった。
これはホンヤドカリ属の仲間らしいのだが、まだ未確認なので今はひとまず「不明種1」として統一します。
魚と同様、僕の場合、名前(一般名称)が分らなくても屋久島での種の分類ができてきたので、AヤドカリでもBヤドカリでも良く、これで満足なのだが(笑)、他所との比較をするためにも種の特定はしないとね。。。


【今日の結果】

・ ツマジロサンゴヤドカリ 7匹
・ テブクロイトヒキヤドカリ 8匹
・ カザリサンゴヤドカリ 5匹
・ オイランヤドカリ(赤バージョン) 1匹
・ ツノヤドカリ属の一種 2匹
・ ヒメホンヤドカリ属の一種2 6匹
・ 例の不明種1ホンヤドカリ属の仲間?) 2匹

お化けヤドカリ!

今日は初見のヤドカリが1種。
ボトムの砂地でこんなお化けみたいなヤドカリを見つけた。(笑)
なんじゃ。。。こりゃ。。。(-_-;)
全身に茶色いゴミを付けたような異様な風貌。。。汚いなぁ~
つーか、ここまで地肌が見えないと何者なのか分らな~い!
そんなワケで数枚撮って諦めた。

しばらくするとまた初見のヤドカリが。。。
ファインダーから覗いてみると、あれ?見覚えのある眼柄。。。
あっ!!!これさっきのバケモノと同じ種類じゃん!(笑)

調べてみるとこいつも名前はまだないようで、「ツノヤドカリ属の一種」とされている子のようなのだが、だとすると初めてのツノヤドカリ属のヤドカリって事になる。
で、またまた難問が。。。(-_-;)
ツノヤドカリ属って他のヤドカリとどこが違うんだ???(笑)

2007年01月25日

早くもマニアックな世界に突入!!!

ヤドカリ生活10日目。。。

今日は一湊タンク下の-5m前後の場所に大きな岩が2-3そびえ立っている場所がある。
この岩の下側は空洞のようになっていて、ここは甲殻類のかっこうの隠れ場となっている。
今日はこの岩にしぼってヤドカリを見ていった。

空洞部の暗がりは思っていた程、ヤドカリの姿はあまり見られなかった。
こうした環境を好むゼブラ系では"ケフサゼブラヤドカリ"を1匹見かけただけ。

ここでも岩の表面(上面や側面)は"アカツメサンゴヤドカリ"で覆い尽くされていた。。。(-_-;)
12匹まではカウントしていたが、その後は無視!(笑)

どんな水深でも見られる"アカツメサンゴヤドカリ"は最優占ヤドカリである事は明白だが、それでも「好む環境」というものがあるようだ。
水底で見かける事はほとんどなく、必ず岩やサンゴの上に生息している。
例えば、昨日のような環境(砂地⇒転石&ガレ場)では1匹も見られなかったし。。。

実際、今日もこの岩の下の砂混じりの転石帯となっている水底では、まったく見られずこの環境での優占種は一昨日も話題にした小さな"ヒメホンヤドカリ属の一種2"だ。


今日、新たに認識した種類はミクロパグルス属(Micropagurus)の仲間だ。
先日のお化け!(笑⇒ツノヤドカリ属の一種)同様、こいつも毛深いのか砂やゴミが沢山着いていて正確な体色を把握できない。。。(-_-;)
しかも地味。。。早くもマニアックな世界に突入しつつあるようで怖い。。。{{{{( ▽|||)}}}}ぞぉ~~~~~

この種類はまだ研究が進んでいないのか、どいつもこいつも未記載、もしくは不明種となってしまうようだ。
そりゃーそうだろ。。。肉眼だとまったく体色は把握できないし。。。
ひとまず、この子は眼柄の緑と足や触角の中に赤いラインが透けて見えるのが特徴か?
(肉眼じゃ分らないけど。。。(-_-;))

ヨコバサミ間違い???ヽ(~~~ )ノ ハテ?

明日はオオハナガタサンゴの群落周りの暗がりを見よう!と決め、ちょっとだけ帰りに覗いてみた。

オオハナガタサンゴは文章では伝えにくいが、1つのサンゴが棒状になっていてこれらが集合して大きなサンゴ群落をつくっている。
この棒状のサンゴの数本が時化などで折れたり、外れたりすると、一気に周辺の数十本が抜け落ち崩壊を始める。。。
こうした場所は空洞になり、ここが甲殻類が好みそうな暗がりとなっているのだが、ここにいた貝殻をちょっと覗いてみたら、一発目で新顔に出会った!
やっぱり。。。!

紅白の綺麗なヤドカリ♪
調べてみると"シダラミギキキヨコバサミ"という種類らしく、沖縄など南の島々で見られるヤドカリのようだ。
もしかして北限かな。。。??

同時にある間違いに気づいてしまった。。。
"シダラミギキキヨコバサミ"(Pseudopaguristes shidarai)という事は、前のLOGでも何回か話題にした屋久島の-20m以深で普通に見られる"ミギキキヨコバサミ属の一種"と同じ、ミギキキヨコバサミ属(Pseudopaguristes)のヤドカリという事になってしまうのだが、これはどうも間違いだったようです。。。申し訳ない。。。(-_-;)

これまで当LOGで"ミギキキヨコバサミ属の一種"と言っていた子は近似のヒメヨコバサミ属(Paguristes)のヤドカリだったようで、Paguristes monoporusという種類ではないか?と言われている子のようです。
つまり、和名はまだないようだが未記載種ではないかもしれない。。。シラケ

という事で当サイトではこれに従い、これまで当LOGで"ミギキキヨコバサミ属の一種"と言っていた子は和名がつくまで"ヒメヨコバサミ属の一種"と呼ぶことにしま~す!


2007.02.05 追記

その後、Hermit Crabs Worldの有馬くん(伊豆大島・グローバルスポーツクラブ)より間違いの指摘を頂きました。
まず"シダラミギキキヨコバサミ"という和名なのですが、これは標準和名ではなくアクアリストなどが勝手に呼んでいる和名のようです。
和名テロ撲滅推進協議会(本部・富戸)のメンバーとしては(笑)恥ずかしい限りなのですが、これについてはまったく知りませんでした。。。標準和名だと思っていたのです。。。(-_-;)
無知ほど怖いものはない。。。を痛感した次第です。
なお、このヤドカリは学名のPseudopaguristes shidarai自体は間違いないようで、標準和名がつくまでは当サイトでは「ミギキキヨコバサミ属の一種2」とさせていただきます。

次にヒメヨコバサミ属の一種(Paguristes monoporus)とした種類についてなのですが、これは今現在ミギキキヨコバサミ属に移行しているようです。
つまり学名:Paguristes monoporusは間違いで、Pseudopaguristes monoporusが正解です。
なので当初と変わらず、このヤドカリについては和名がつくまで当サイトでは「ミギキキヨコバサミ属の一種1」とさせて頂きます。

以上、訂正でした。


今日の結果

・ "アカツメサンゴヤドカリ" 12匹以上
・ "カザリサンゴヤドカリ" 10匹
・ "ウスイロサンゴヤドカリ" 5匹
・ "キカザリサンゴヤドカリ" 2匹
・ "ベニワモンヤドカリ" 1匹
・ "オイランヤドカリ" 8匹
・ "ケフサゼブラヤドカリ" 1匹
・ "シダラミギキキヨコバサミミギキキヨコバサミ属の一種2" 1匹
・ "ヒメホンヤドカリ属の一種2" 6匹
・ "ミクロパグルス属の一種1" 1匹

2007年01月26日

ミクロパグルス

ヤドカリ生活11日目。

今日は予定通り、-5m~-10mにかけて広がるサンゴ群落の周辺を見て周った。
ここにはオオハナガタサンゴとウスサザナミサンゴを中心とするサンゴ群落が見事な場所。
昨日のシダラミギキキヨコバサミミギキキヨコバサミ属の一種2を見つけたのと同じ環境(オオハナガタサンゴ間の隙間や中の空洞)を中心に見たのだが、思ったほどシダラミギキキヨコバサミミギキキヨコバサミ属の一種2の姿は少なく、結局2個体しか見つからなかった。
空洞のもっと奥の方にいるのかもしれないが、さすがにそこまでは見れない。。。
暗がりのゼブラ系は今回もケフサゼブラヤドカリが1匹だけ。

ここでもサンゴや岩の上はほぼすべてがアカツメサンゴヤドカリで覆い尽くされており、水底のガレ場はヒメホンヤドカリ属の一種2が目立った。

今回からすべての目撃種を写真に撮ってカウントするのを止めた。
なぜならヤドカリ生活10日目を過ぎ、ようやく水中で識別ができるようになってきたという事、それに種類をいろいろ覚えて観察に慣れてきたせいか、何を見て、どれくらいの数がいたのか容易に把握できるようになってきたからだ。
それと1枚とは言え、写真を撮っている時間があったら1種でも多く見た方が生息状況が把握できるかと。。。

でも、さすがに極小種や極小ステージの子、そして初見の種類などはレンズを通して見ないと今でも厳しい。

今日もこんな子がいたのだが、肉眼で最初に見た時は「お~!!新顔!!」と撮り始めたのだが、ファインダーを通して見てみると。。。
「ありゃ。。。?昨日のミクロパグルス属の一種1じゃん。。。」

眼柄が赤いのが目立ったので新顔だと思ったのだが、あとはまったく一緒。
どう見ても同じ種類だよなぁ。。。汗2

その後、今度は昨日とまったく同じ緑の眼柄の子がいたのだが、これは肉眼でも昨日の子と同一種である事はスグに分った。

眼柄の色や模様はヤドカリの種を見分ける重要な識別点なのだが、さすがにこれは例外だろ。。。(-_-;)
どう見ても同じ個体で環境に応じて眼柄の色は容易に変わりそうだ。。。

2007年01月27日

残タンクで。。。

ちょうど車には残80残しのタンクがあったので、これを使って元浦にエントリー。
80だったらもう充填に出せよぉ~!!とか言われそうだが、冬季はゲストもいないし出来るだけケチらねば!(笑)

元浦でエントリー時は-5mの水深ぐらいまでは見ておこうと思っていたのだが、超浅場であっという間にエアーを吸い尽くし、結局足の着くような場所しか見れなかった。
今日の最大水深は-1.6m。。。(笑)
元浦ビーチのエントリー口はまばらに転石が混じる砂底環境だ。

タイドプールで見られる様なヤドカリがいるかな?と期待したけど、何と元浦のエントリー口は99%ツマジロサンゴヤドカリしかいなかった!

全部で30個ぐらいの貝殻を見たが、1匹、ヒメホンヤドカリ属の一種2を見た以外はすべてツマジロサンゴヤドカリ!!
極小個体から大きな成体までありとあらゆるステージのツマジロサンゴヤドカリがウジャウジャ。。。
これしかいない。。。(-_-;)

まぁ、おかげで小さな子から大きな子までありとあらゆるステージの子が撮れて満足したけど。(笑)
成体はごついハサミを持った、緑部分の濃い~体色ヤドカリだが(⇒ツマジロサンゴヤドカリ)、肉眼で確認するのも大変な小さな子の足の模様は意外に淡い色合いで綺麗だ。(写真)
そして、チビは背中やハサミもまだ緑色ではなく、白い。

最初、肉眼で見た時はツマジロサンゴヤドカリには見えなかった。。。(-_-;)

2007年01月29日

ずいぶん深い水深にも!

エントリー口周辺の透明度は5mちょっと。。。(-_-;)
白く濁っていて、思っていた以上に時化ていた事がわかる。

浅場はまだウネリが激しいので、一気に沖に出ることにした。
鼻先を抜けるとかなり視界が開けてきた。
沖の透明度は一応15m以上はありそうだ。。。

今日は-15m転石帯から-20m砂地までを見ていく。
目に付く貝殻のほとんどはカザリサンゴヤドカリで砂地が近づくとキカザリサンゴヤドカリテブクロイトヒキヤドカリが出てくる。

ある岩の亀裂にウスイロサンゴヤドカリが沢山たまっていた。
このヤドカリは波当りの強い浅い岩場で多く見られるという認識だったので、ちょっとビックリした。
一応、ここは-18m。。。
ずいぶん深い水深でも生息しているヤドカリである事に驚いた。

注意しないとマズイかも。。。(-_-;)

今日、見て周ったエリアも水底はヒメホンヤドカリ属の一種2がメチャクチャ多い。
もうすべての個体を一旦ファインダーを通して見ることはせず、肉眼で識別して通り過ぎる事が多くなってきた。
でも、これはちょっと危険かもしれない。。。(-_-;)

というのも、今日たまたまヒメホンヤドカリ属の一種2だと思った上で撮った子数匹を帰ってからPCで見てみると、1匹はあきらかにヒメホンヤドカリ属の一種2じゃな~いっ!

調べてみるとこれは足の縞の入り方などがヒメホンヤドカリ属の一種2よりもカシワジマヒメホンヤドカリに近い感じがする。
やはり肉眼で認識が難しい種類はひとまずすべて写真を撮っておくべきかな。。。あらためてそう思った。

2007年01月31日

幼体は難しい!

今日は漁礁まで足を延ばし、漁礁と深場(と言っても-25m)砂地を見た。
ここは砂地のど真ん中にゴロゴロと人工の漁礁が沈められていて、その上にキンギョハナダイなどが群れており、一番上層にはツバメウオの群れが常駐している。
最近では成長しつつあるアザハタの若魚2匹がここのボスになろうとしていて、お隣ゼロ戦パッチとはやや魚類構成は違うが、一種のパッチリーフみたいな生態系が存在している。

しかし、ここには何と一匹もヤドカリが見当たらなかった。。。
LOGには書かなかったが、実は数日前も浅場の砂地にある小パッチを見た時にもあまりヤドカリの姿を見かけなかったのだが、なぜだろう?
パッチリーフといえば、甲殻類の宝庫のようなイメージがあるのだけど。

ちなみにゼロ戦パッチには無数のヒメホンヤドカリ属の一種1がいるのだが。。。

何も撮影することもなく、また岩場に戻ってきて水底を這う。。。
さすがに岩場まで戻ってくるといろいろなヤドカリがいる。
でも、なかなか新たな種類には出会わなくなりつつある。。。

一瞬、おっ!初見!!と思い、ファインダーを通して確認すると、普通種の幼体だったりする。
写真は屋久島での優占種のひとつキカザリサンゴヤドカリの幼体。
肉眼で見た時は初見のヤドカリだと思い、ワクワクしながら撮り始めたら、キカザリサンゴヤドカリだと分りガッカリ。。。(笑)

エア切れ間近で。。。(-_-;)

結局今日は初見のヤドカリにはまったく出会う事なく、エクジット口下まで帰ってきてしまった。
もうエアもカスカス状態で浅場(-4m)の水底を物色していたのだが、最後の最後に初見のヤドカリ~!!

しかも、これはぜひ見てみたい!と思っていたヤドカリのひとつ、アオヒゲヒラホンヤドカリ
いや~こんな浅場のヤドカリだったのか。。。風貌から勝手に深場の子だとばかり思っていた。。。(-_-;)
でも、もう少しエアのある時に出会いたかったよ。。。君ぃ~

何かいつもエア切れ直前に(≧∇≦)ъ ナイス!なヤドカリに出会っているような気がする。。。シラケ
そろそろ浅場も真面目に見ないとヤバイかな。。。

2007年02月03日

片っ端から撮るっ!

今日もミクロパグルス属の一種1を1匹GET。
先日の子と同種だが、目柄のピンクがいやに綺麗だったので一応UP。
一応、この種類は分類が進むまで片っ端から撮っておいた方がいいらしい。。。

「お化けヤドカリ」再び。。。

これまた先日、初めて見つけた通称「お化けヤドカリ」のツノヤドカリ属の一種1だが、今日は砂地で2個体見かけた。
前回も砂地と岩場の境目ぐらいのところで見つけたので、これは間違いなく砂地のヤドカリだと思われる。
今日の子は割と目やハサミがはっきり見えて、分りやすかった。

水温は今季最低。。。

でも純粋な砂(泥)地にはあまりヤドカリは見つからず、どうしても砂地にまばらに点在するちょっとした岩場の周辺を見ることになる。
もっとも多く見られたのは、断トツでテブクロイトヒキヤドカリとヒメホンヤドカリ属の一種2だ。
他にはグアムサンゴヤドカリツマジロサンゴヤドカリカザリサンゴヤドカリなどが見られた。

砂地に着いてスグに見た貝殻の主はアオヒゲヒラホンヤドカリだった。
このヤドカリは3日前のエクジット直前に初めて見たヤドカリなのだが、それまで見たことがなかったので屋久島では珍しいのかな?と思っていた。
でも、もしかしたら砂地に多いヤドカリだったりして。。。唖然

2007年02月04日

入り江の奥へ!

ほんとヤドカリの水深による棲み分けは魚以上かもしれない。

この浅い入り江は最後のどん詰まりまで来ると足の着いてしまう水深で、転石&岩場となる。
ここで圧倒的な数を誇っていた最優占種は、今までのヤドカリ調査では1回も出てこなかったクロシマホンヤドカリだった。
なのにここには、ある一角をぱっと見ただけで数十匹以上のクロシマホンヤドカリがウジャウジャ固まっていた。
周辺を含めると数百匹と言っても言い過ぎではない数がいる。

どうせクリイロサンゴヤドカリが優占するだろう。。。という当初の予想は大はずれ!
何とホンヤドカリ属のヤドカリが勝ってしまった。。。

しかし、こいつは動きが早いっ!(笑)

最も人気のあるヤドカリ???

ユビワサンゴヤドカリ
このヤドカリだったら知っている方も多いかもね。。。
このヤドカリは確かに綺麗だぁ~♪
でもダイビングではなかなか会わないヤドカリでもある。
それは生息水深が-1m以下だからだ。
タイドプールなんかに行けばいっぱいいるのだが、さすがに一湊タンク下では厳しいかな。。。そう思っていたが、いた~!!!

でも確かに通常のダイビング水深ではない事は確か。。。汗
普段は立ち入る事のない入り江の奥の方に入ったら、結局足が着いてしまうのだが、そこにいっぱいいた。

似たもの同士!

やはり浅場にはクリイロサンゴヤドカリ(右写真)がメチャクチャ多かった。

な~んて水中では思いながら、実は目柄の色をまったく見ていなかったので、近似のセグロサンゴヤドカリ(下写真)の存在なんてすっかり忘れていた。
なので、沢山いたこの手のヤドカリはほぼすべて頭の中でクリイロサンゴヤドカリ(右写真)として処理し、ほとんど写真は撮らなかったのだが、帰ってからPCで写真を見てみると。。。

げっ!セグロサンゴヤドカリも何匹か写ってるし。。。(-_-;)

ここで一応整理すると、クリイロサンゴヤドカリは目柄の色が青く、セグロサンゴヤドカリ(下写真)はオレンジ色だ。

次回の課題!
クリイロサンゴヤドカリセグロサンゴヤドカリの分布割合と両者の生息環境の違いや棲み分けを調べるぞぉ~!!
何か楽しそう♪

2007年02月05日

ミギキキヨコバサミ属の一種2

2007年1月25日のフィールドノートで書いた記事(⇒ヨコバサミ間違い???ヽ(~~~ )ノ ハテ?)について、Hermit Crabs Worldの有馬くん(伊豆大島・グローバルスポーツクラブ)より間違いの指摘を頂きました。


まず"シダラミギキキヨコバサミ"という和名なのですが、これは標準和名ではなくアクアリストなどが勝手に呼んでいる和名のようです。
「和名テロ撲滅推進協議会(本部・富戸)」会員・「標準和名が定着するまでありえないあだ名で呼ぼう協会(本部・屋久島)」会長としては(笑)恥ずかしい限りなのですが、これについてはまったく知りませんでした。。。"シダラミギキキヨコバサミ"が標準和名だと思っていたのです。。。(-_-;)
無知ほど怖いものはない。。。を痛感した次第です。
なお、このヤドカリは学名のPseudopaguristes shidarai自体は間違いないようで、標準和名がつくまでは当サイトでは「ミギキキヨコバサミ属の一種2」とさせていただきます。


次にヒメヨコバサミ属の一種(Paguristes monoporus)とした種類についてなのですが、これは今現在ミギキキヨコバサミ属に移行しているようです。
つまり学名:Paguristes monoporusは間違いで、Pseudopaguristes monoporusが正解です。
なので当初と変わらず、このヤドカリについては和名がつくまで当サイトでは「ミギキキヨコバサミ属の一種1」とさせて頂きます。

また入り江へ

今日も例の超浅場となる入り江へ。
今日は昨日疑問をもった近似のクリイロサンゴヤドカリセグロサンゴヤドカリの棲み分けっぷりを調べた。
入り江まで行く間もずっと岩壁沿いに-2mぐらいの水深をキープしながら、クリイロサンゴヤドカリセグロサンゴヤドカリを探していく。。。
ここは何と100%セグロサンゴヤドカリクリイロサンゴヤドカリなんて1匹も見なかったので、ちょっとヤバイ。。。と青ざめた。
そりゃそうだ。。。昨日まで全部クリイロサンゴヤドカリだと思っていたのだから。。。汗2

ところが今度は入り江に着くとこれが全部クリイロサンゴヤドカリ~!!
解り易いほど完全に棲み分けてる。。。(-_-;)

この"入り江までの浅場"と"入り江"は水深自体はまったく変わらない。
どちらも-1m程度だ。
違いは何か考えてみたのだが、"入り江までの浅場"はヤドカリ自体が生息している場所は浅くても、その下はスグに落ち込んでいて(つまりドロップ)、ボトムの水深は-5mぐらいあるのだ。
たまにボトムでもこのセグロサンゴヤドカリを見かけた。(落ちたんだと思うけど。。。)
ところが"入り江"は足の着く水深で辺り一帯が超浅い。
これが大きな違いだろうか。。。

それからクリイロサンゴヤドカリのいる場所の方がやや水流や波が強い気がする。。。

白い幼体の正体は?

浅場で最優占していると言ってもよいほどのヤドカリとしてウスイロサンゴヤドカリ(写真)が挙げられる。
ここ入り江でもツマジロサンゴヤドカリと並び最も多いヤドカリだった。
このウスイロサンゴヤドカリが写真を見て分る通り、真っ白なヤドカリなのだが、もしかして最小クラスのクリイロサンゴヤドカリって肉眼ではウスイロサンゴヤドカリと見分けがつかないのでは???
つまり、これまでウスイロサンゴヤドカリだと思っていた子の中にクリイロサンゴヤドカリが混じっているかも。。。!

早速、これまでウスイロサンゴヤドカリの幼体として完全に無視していた子たちを片っ端からよく見てみたのだが、どれもウスイロサンゴヤドカリで間違いなさそうな子たちばかり。。。
結局、クリイロサンゴヤドカリの極小個体は見つからなかった。

う~ん。。。多分、クリイロサンゴヤドカリの極小個体は真っ白だと思うんだよな~
さらにハサミ腕の間接が黒いグアムサンゴヤドカリの幼体も一緒に混同していそうな気が。。。(-_-;)
更に成体がこれだけ似ているセグロサンゴヤドカリの幼体時ってどんなだろう。。。
こいつも真っ白かったりして。。。???シラケ

久し振りにダイバーの姿が。。。

入り江はほんと100%クリイロサンゴヤドカリだった。
老成から幼体まで成長ステージは様々。
今日は新たな種類はまったく出会うことがなかったので、ずっとこれを撮っていた。(笑)

ちょっと若い子はまだ足などに白い部分が多く、先端付近の茶色い点々が印象的だった。
割とこのステージの子は多くて、そこら中で見られた。
むしろ、ごつい老成の個体に会うのが珍しいほどだ。

クリイロサンゴヤドカリも幼体になると栗色部分はメチャクチャ少なく、むしろ白色サンゴヤドカリと言いたいぐらいだ。
最初のうちは毎回、ファインダーを通して見て、目柄が青い事を確認しようやく安心するってな感じだった。
こういう小さな子を見る度にちょっと心配事が。。。
これって小さな子になればなるほど、どんどん真っ白くなるんじゃねーの???(-_-;)

2007年02月12日

次はいつ会えるん?

今日は一昨日、昨日とガイド中に見つけた新顔ヤドカリを撮りに行った。
午後の高速船で本土に渡るため、珍しく早起きして午前中にエントリー。(笑)

まずは例のコモンヤドカリを見つけた場所に急ぎ向かったが、やっぱりこいつは厳しかった!
予想通り、見つからず。。。
あ~!!!次に会えるのはいつだろう??

ガイド中に見つけた子

その後、一昨日に見つけたツノヤドカリの仲間っぽいヤツを撮りに一気に-20mラインまで落ちた。
今日も相変わらず、このヤドカリがある一角だけに集中して見られた。
砂地のスグ上の短い海藻(種類不明)が生い茂った岩の上なのだが、そこら中に貝殻が落ちており、そのほぼすべてがこのツノヤドカリの仲間っぽいヤツなのだ。
例外はあるが、貝殻はほとんどタケノコガイ系で、これはただ単に砂地が近いからだろう。。。(タケノコガイ系は砂地に多い)

しかし、他では見た事がないヤドカリなのに、この一角だけに集中しているのも面白い。
調べてみるとやっぱり名前はないヤドカリのようだ。
このサイトでは、このヤドカリを「ツノヤドカリ属の一種2」とさせて頂きます。

ゴマ塩君♪

帰りに浅場に帰ってきてから、また新顔に遭遇♪
脚やハサミに散在する黒い点々が肉眼で見ても綺麗だったのだが、実際に撮ってみると、その点々は脚に沿って綺麗に並んでいて、点ではなく線だった。

最初、肉眼で見た時はアオヒゲヒラホンヤドカリだと思ったが、全然違った。。。(-_-;)
やはりヤドカリは実際にカメラで撮るまで分らない。。。

こちらも調べてみると、名前はまだないようで、あるサイトにはヒメホンヤドカリ属の一種として紹介され、「ゴマ塩君」とニックネームが付けられていた。(笑)
確かに。。。(-_-;)

このサイトでは「ヒメホンヤドカリ属の一種3」とさせて頂きます。
まだよく調べていませんが、多分屋久島での頻度は稀だと思います。
環境は浅場(-3m)の転石下や転石周り。

里帰り前にちょっと1本。。。

ツノヤドカリ属の一種2」を撮っている時に1匹、こんなやつが混じっていたのだが、よくよく見てみると、ボチボチ砂地などで見かける不明種と言っていたやつと同じ種類のようだ。(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : お化けヤドカリ!

このヤドカリはその後、千葉県博の奥野さんによると

ホンヤドカリ科ユミナリヤドカリ属のユミナリヤドカリ(Anapagurus japonicus)か、熱帯性の近似種 A. bonnieri ではないかと思われます。」

との事。

はっきりしないようなので、当面、当サイトではこのヤドカリ(前の不明種も含む)を「ユミナリヤドカリ属の一種1」とさせて頂きます。。。

。。。って!「~の一種」ばかりじゃん!!!(笑)
そろそろお得意のあだ名でもつけて遊ぶか。。。不便だし。。。

2007年02月21日

やったー!ついにハチパグ見~つけた♪

前(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : スリースポット・フラウンだ~!!!(笑))に見た-15m付近にある岩の大きな亀裂をまた覗いてみた。

相変わらず、ネジレヤドカリ属の一種1がウジャウジャいた。
最近はヤドカリを探すのではなく、貝殻を手当たり次第に拾ってヤドカリが出てくるのを待つという探し方が多くなってきたのだが、その待っている間というのは「何が出てくるかなぁ~?」と非常にワクワクする♪
ところが、この場所はどいつもこいつもネジレヤドカリ属の一種1ばかり!
あとはアデヤカゼブラヤドカリヒメホンヤドカリ属の一種1が1匹づつ。。。

今日は収穫無しかぁ~と諦めかけた頃、ついに見つけた~!!!
ハチジョウパグルス!
ネジレヤドカリ属の一種1の中に1匹混じっていた。

このヤドカリは僕が八丈島にいた頃は属すら不明な未記載種で、当時は八丈島からしか記録のないヤドカリだった。
その後、各地で見つかり、ハチジョウパグルス(Hachijopagurus)なる新しい属が与えられ、新属新種として記載されたわけだが、最近、「ホウセキホンヤドカリ」という和名もついたようだ。

屋久島でももちろん真っ先に探していたヤドカリなのだが、八丈島では潮通しのよい深場で多く見られたヤドカリという印象が強かったので、今現在見て周っている一湊タンク下などではちと厳しいかなぁ~と思っていた。
ところがいたぁ~!!

これは横瀬などボートポイントの深場に行った時にでも探そう。。。などと半分諦めていただけに、1ヶ月かけてようやく見つけ感激もひとしお!

想像していた「黄色く赤い斑点の綺麗なヤドカリ」からは程遠く、肉眼で見ている間は地味過ぎてスグにハチジョウパグルスだとは気づかなかった。
ファインダーを通して見て、ようやく分ったぐらいだ。

2007年02月25日

-20m以深の転石下

今日は最初から予定していた通り、-20m~-25mの辺りで転石下のヤドカリを調査。
これまでは特に転石などを裏返すような事をしなくても見られるようなヤドカリ、つまり普通種の把握に重点を置いてきたが、そろそろガレ場や転石地も見ておかねば。。。
ヤドカリは環境にもの凄く左右されるだけに、こうした場所限定で普通に見られる種類もいるかもしれない!
そう思っていたのだが、期待外れの結果となった。

最も多く見られたのはこの水深でも相変わらず多いヒメホンヤドカリ属の一種2だか、カシワジマヒメホンヤドカリだかよく分らない連中なのだが、こいつらは-1m以浅から-30m以深までかなり広い範囲に渡って見られるのには驚く。
多分、全ヤドカリ中、ダイビングエリアにおいて最も多いのはこいつらだろう。。。

これに続いて多いのはキカザリサンゴヤドカリカザリサンゴヤドカリミギキキヨコバサミ属の一種1ネジレヤドカリ属の一種1などで、特に新しい種類は見られず終わった。
ミギキキヨコバサミ属の一種1はこの水深が出始めで、もう-5mも下がると、圧倒的な優占種となる。

また、沖縄などでは浅い水深の優占種のひとつだと聞いているキカザリサンゴヤドカリは、屋久島ではどうも-15m以深で普通種となるようだ。
浅場ではボチボチ。。。と言った程度だが、この水深ではメチャクチャ沢山見られた。

2007年02月26日

ユミナリくん

砂地を見ているとたまに目にするユミナリヤドカリ(の仲間?)が、いるところには集中して見られた。
-15mから-18mにかけての砂地と岩場の境目には、そこら中にいてビックリした。
同じような環境には似たようなヤドカリとして、ヒメホンヤドカリ属の一種2がよく見られるのだが、ここではオール・ユミナリヤドカリ(の仲間?)!

真っ白いやつから脚に細かく縞模様の入るヤツまで色彩はバリエーションに富んでいる。
右横には縞模様の濃いヤツから順番に上から並べてみた。
前にもちょっと触れたのだが、このホンヤドカリ科ユミナリヤドカリ属には、ユミナリヤドカリ(Anapagurus japonicus)と熱帯性の近似種Anapagurus bonnieriという種類がいて、色彩からはいまいち区別が付きにくいらしい。

この2種はいずれもどんなヤドカリなのか僕自身が知らないため(笑)、ここの連中がどちらのヤドカリなのかはちょっと分らない。。。
でも、少なくとも今日見ている限りにおいては、この場所で見られた数十個体は体色や模様は違えど、みんな同じ種類だと思うのだが。。。

これはお得意の単なる勘なのだが(笑)、真っ白い個体も縞模様の入った汚い個体(失礼!)も特に際立った棲み分けも見られず混在している様子だった。

あるアクアリストのサイトでは、右の真っ白い個体と同じような子が「ユミナリヤドカリ属の一種」、上の縞模様の入った個体と同じような子が「ユミナリヤドカリ」として分けられていたのだが、これってちょっと厳しくね~かぁ~?(笑)
違いが分らない。。。(-_-;)

同所的に中間的な子(真っ白くもあり、縞模様も入っているような子)を沢山見てしまうと、同じ種類にしか思えないのだが。。。汗2

仮に一番上の写真の子と一番下の写真の子は別種だと言われてしまうと、僕の頭は混乱でショートしてしまう。。。ドクロ

2007年02月27日

まだまだ普通種はいるのだ!

ホームグラウンドの一湊タンク下ではほぼヤドカリの普通種は把握し切った!
もう見るべき環境もそれほど残っていないし。。。
あとは重箱の隅でもつついて、レアモノや季節的に増えるような種類を見ていくだけだ。

そう思っていたのだが、まだまだ甘かったようだ。。。(-_-;)

今日は凪ぎなのに漁船はほぼすべて停泊していて外には出ていなかったので、港内で泥地のヤドカリでも探すか。。。と一瞬思ったが、一湊タンク下に入って良かった~♪
また新たな種類に遭遇した。
しかも数も多く見られ、その環境では普通種のようだ。

このヤドカリがそうなのだが、初のヒメヤドカリ属に属するヤドカリで、沖縄など亜熱帯域で多く見られる種類のようだ。

環境は水深-18mの下に薄く砂が敷かれているような転石地。
小さな石と一緒に落ちている貝殻を拾うと、元気よく透明感のあるヤドカリがワサワサと出てくる。
貝殻を拾い上げても手の中でさかんに逃げようとする。

しばらく探索してみると、意外に沢山このヤドカリが見られた。
この環境では他にネジレヤドカリ属の一種1キカザリサンゴヤドカリなども見られたが、最も多く見られたのはこのヤドカリだ。

いや~まだまだ普通種は出るものだなぁ~
甘かった。。。

2007年03月01日

純粋な砂地のヤドカリ

今日はあるヤドカリを探して砂地に下りた。
それはツノヤドカリの仲間なのだが、これまで屋久島ではツノヤドカリ属の一種1ツノヤドカリ属の一種2が出ているが、探しているのはそうではなくてトゲツノヤドカリを筆頭とする第2触角が葉っぱみたくなっている可愛い連中だ♪
各地でいろいろな未記載種が出ているようだが、何でもいいから屋久島にもいないかなぁ~と調べてみたところ、どうも砂地のヤドカリらしいのだ。。。

これまで砂地は何回か見ているが、大概は岩場からあまり離れずその境目を中心に見てきた。
今日は完全に砂地のど真ん中で貝殻探し。
砂地にも結構貝殻は落ちている。
特に多いのがタケノコガイ系なのだが、中に入っているヤドカリに関してはツノヤドカリ属の一種2ユミナリヤドカリ属の一種1が圧倒していた。

でも、いたよ~!!
触角が葉っぱみたくなっているヤツ!
伊豆大島や柏島などで出ている顔周辺が黄色やら青やら赤で綺麗なツノヤドカリの仲間!
周辺を探索してみると、さらに何匹か見つかった。
どうも、まばらだが、それなりに数はいるようだ。
いや~砂地にこんなヤドカリがいたなんて。。。(-_-;)

砂地はしばらく丹念に見ていく必要がありそうだ。。。
このヤドカリもまだ和名がないようなので、当サイトではツノヤドカリ属の一種3とさせて頂きます。

イボアシヤドカリ????

ツノヤドカリ属の一種3が何匹か見られた周辺ではこんなヤドカリもいた。
目柄の模様やハサミの突起、そして体毛からイボアシヤドカリサメハダヤドカリの幼体だと思うのだが、貝殻にはトレードマークのイソギンチャクを着けていないんだよね~
この手のヤドカリって小さい頃からイソギンチャクを着けているような印象があるのだが。。。

2007年03月04日

深場の砂地も同じ種類?

3日前の砂地で味をしめ、ちょっと潮の速い中-30mの砂地を徘徊してみた。
つまり深場の砂地にも、そのような環境(深場+砂地)を好むヤドカリがいるかもしれない。。。!
でも、特に変わったヤドカリはいなかった。

相変わらず、ユミナリヤドカリ系は多い。
6日前のLOG(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : ユミナリくん)でも説明した通り、ユミナリヤドカリの仲間には、ユミナリヤドカリ(Anapagurus japonicus)と熱帯性の近似種Anapagurus bonnieriという種類がいて、色彩からはいまいち区別が付きにくいらしい。

これまでは-15m以浅の砂地で見られる連中ばかりを比較してきたが、もしかしたら水深で棲み分けているかもしれない!
という事で-30m~に広がる砂地にいたユミナリヤドカリの仲間も一応、片っ端から写真におさめておいた。

う~ん。。。やはり違いが分らない。。。
というか、浅場の子も深場の子もどう見てもみんな同じ種類にしか見えない。。。(-_-;)
まぁ~あえて違いを感じるとしたら、今日、-30m以深で見た子たちはみ~んな色白!
-15mの砂地でよく見られる地味な濃い縞模様の子はまったく見られなかった。
でも、これって環境による体色変化だよなぁ~??どう見ても。。。(笑)

更に小さな個体

1匹、透明感のある綺麗な赤っぽいヤドカリを見つけ、現場では「おっ!新顔!!もしやこれが夢にまで見たクメジマアカオビヤドカリ?!」などと一瞬思ったが、よく見れば3日前(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : 純粋な砂地のヤドカリ)に見つけたイボアシヤドカリサメハダヤドカリの幼体だと思っている子の更に小さいステージの子だった。
この子もハサミのイボイボが紫色で綺麗だ。

大きさは1cmにも満たない小さな子。。。
これがあの巨大なイソギンチャクを貝殻に着ける連中になるとはとても思えないが、多分そうだろう。
やはりこの子もイソギンチャクはまだ着けていない。
どれくらいのサイズからイソギンチャクを着け始めるのだろうか?

2007年03月08日

フルセのチビ

透明度もあまり良くなかったが、ひとまず浅場はウネっていたので一気に-30mまで下りた。
砂地から転石斜面でヤドカリ探し♪
もうあらかた屋久島の普通種を把握してしまった今となっては単なるレアモノ探しになりつつあるのだが、これが意外に面白いのだ。
昔、ウミウシにハマった時のような「宝探し」的な楽しさだ。

そこには、その生き物の「生き様」を垣間見る感動や興奮、そしてその生き物の「ストーリー」を追うような継続的な楽しみは、ほとんど無い(と言うかまったく?(笑))のだが、まぁ~これはこれで単純で楽しいかも。。。♪

まずは-30mから広がる真っ白い砂地でヤドカリを探す。
先日、浅場の砂地でツノヤドカリ属の一種3を見つけ、完全な砂地にもそこに合ったヤドカリがいる事を知った。
もしかしたら深場の砂地にも変わったヤドカリがいるかな。。。?
そう思って探索してみたが、何か-15mの砂地と何ら変わらなかった。。。(-_-;)

ユミナリヤドカリ属の一種1ネジレヤドカリ属の一種1が沢山いて、ツノヤドカリ属の一種3も見られた。
ここでも-15mの砂地同様に、イボアシヤドカリ(?)の幼体が何匹か見られた。
他の環境ではまったく見られないので、砂地がこの子の好きな環境なのかな?

そこから上る転石地帯には、やはりこの環境(-25m以深の転石&ガレ場)の最優占種である、ミギキキヨコバサミ属の一種1だらけだ。

ところが1匹だけ、妙に派手なオレンジ色の極小ヤドカリが転石下にいて、ちょっと色めいた!
でもファインダーから覗いてみると、何とフルセゼブラヤドカリの超極小個体だった。
岩場の暗がりにいるような印象を持っていたが、こんな転石下にもいるんだ。。。知らなかった。。。(-_-;)

フルセゼブラヤドカリはヤドカリ合宿を始めた最初の頃に1匹成体を見つけて以来となる。
その頃は結構普通に見られるかな?と思っていたが、何だかんだ言ってこれでようやく2個体目。。。
屋久島ではかなり珍しいヤドカリかもしれない。

でも、ほんと綺麗なヤドカリだ。

2007年03月13日

新顔が出なくなってきた。。。

前半は岩や転石の裏によく着いているというカイガラカツギの仲間を浅場で探していたが全然見当たらず、60分を切ってから思い切って沖へ出た。
沖と言っても-15m付近にある大きな亀裂の暗がりを覗きに行っただけだけど。。。

ここの定番はやはりネジレヤドカリ属の一種1で、これにケフサゼブラヤドカリアデヤカゼブラヤドカリが混じる。
何か新顔はいないかなぁ~と探していると、何やら薄いオレンジ色のヤドカリが!!
でも、これまた小さい!
貝殻の大きさが1cmぐらい。。。

ワクワクしながら、その貝殻を拾ってファインダー越しに見てみると、お~新顔!!
と思ったのだが。。。

帰ってから落ち着いてPCでよく見てみると、一見新顔風のヤドカリだけど、これって。。。昨日も紹介したイダテンヒメホンヤドカリじゃねーの???
色はまったく違うけど、脚とかの紋様や目玉、触角、どれをとってもイダテンヒメホンヤドカリ。。。
間違いねーこれはイダテンヒメホンヤドカリの幼体だったのだ。

う~ん。。。最近まったく新顔が出なくなった。
つまりは屋久島の(正確には一湊タンク下の)普通種はすべて把握したって事かな。。。
当初の目的は達成か?

この36日間で、これまで見つけてきた約60種はすべて大人から子供までいて、繁殖もしているであろう屋久島の普通種だ。
しかも、こんな冬の冷たい海でも見られるワケだから、1年を通してずっと見られる連中だろう。

ここからは出物やレアモノといわれる類のヤドカリ探しに入る事になる。
そろそろ、ここ「一湊タンク下」でのヤドカリ探しも潮時かな。。。

2007年03月17日

ユミナリヤドカリとユミナリヤドカリ属の1種

14Lを背負っているにも関わらず、今日はエントリー口から近い-10m以浅の砂地(やや砂泥底)を徘徊した。
ここはユミナリヤドカリ属の一種1(もしくはユミナリヤドカリ?)ばかりが目に付く。。。
このヤドカリも浅場から深場まで砂地であればどこでも見られるヤドカリだ。
数も圧倒的に多く、屋久島の砂地の最優占種。
ただこの種類は、普通のユミナリヤドカリ(Anapagurus japonicus)とユミナリヤドカリ属の1種(Anapagurus bonnieri)というよく似た2種がいるらしいので、普通種とは言え、ちょっと気になればすべて撮影しているので、なかなか前に進めない。。。(笑)
この2種の違いを言葉であらわすと、
「ハサミの可動指を内側から見た時、明らかに“面”を形成している(つまりカクカクした感じ)のがユミナリヤドカリ、なめらかなのがユミナリヤドカリ属の1種」
との事なのだが、何を言っているのか正直僕にもさっぱり分りません。。。(-_-;)

という事で今は一応、すべて撮っておく事にしている。
結局、屋久島にいるのはすべて1つの種類(亜熱帯寄りのユミナリヤドカリ属の1種の方)なんだろうなぁ~とは思いつつ。。。(笑)

お化けヤドカリは砂地に多い!

他にはやはり砂地が生息環境であるツノヤドカリの仲間が多かった。
ツノヤドカリ属の一種1ツノヤドカリ属の一種2など。。。

ツノヤドカリ属の一種1は当初、体中に砂やゴミをつけていて姿形がまったく分らなかった子が多かったので「お化けヤドカリ」とか呼んでいたが、意外に綺麗な子も多いようだ。
砂などは一切付けていない子なんて、「お化けヤドカリ」と呼ぶのも失礼なぐらい、スマートな白い体だ。


追記
その後、ツノヤドカリ属の一種1と思っていた子には2パターンある事に気づいた。
触角と目柄の模様が違うのだ。
この写真の子は「ツノヤドカリ属の一種5」として分類する事にした。

これこそが本当の手長ツノヤドカリ!?

今日は本当はこの先にあるもっとドロドロした場所に行くつもりだったのだが、面白いヤドカリを見つけてしまって、結局そのドロドロした場所には行けなかった。
それがこいつ!!
どうよ!このカッコイイ、ヤドカリ♪
左のハサミがバカみたいにでかいでしょ!

ファインダーを通して見てみると、何とツノヤドカリの仲間だった。
一見、前に見つけたツノヤドカリ属の一種3に似ているのだが、この異常に大きく長~い左のハサミがタダモノではないっ!(笑)
その後も辺りを散策してみると、いる!いる!結構いる!
で、どいつもこいつも左のハサミが長~い!

トリミングしちゃってるから分りづらいかもしれないが、次の写真は上の子よりも一回り小さな子なのだが、やっぱり左手が長い!
帰ってから調べてみると、その名もずばり「テナガツノヤドカリ」なるヤドカリがいるらしい事が分ったのだが、どの写真を見てもあまり手が長くねーじゃん。。。!(-_-;)
今日見かけた子たちの方がずっと長~い!のだ。
つーか、色彩も質感もまったく違うし、これではないみたい。

webで写真を頼りに探してみてもこのように長い左手を持つヤドカリは見つからなかったのだが、目柄や触角などの色彩を頼りに見ていったら、いたいた。。。
伊豆の富戸で撮られた1枚がまさにそれ!
でも写真からは異常に長い左手は確認できなかった。
本当にこれでいいのだろうか。。。?
ひとまず、当サイトではこいつを「ツノヤドカリ属の一種4」と呼ぶことにする。
屋久島での頻度は「場所によっては集中して生息」ってなところか。。。

砂地って、そこ(砂地)でしか見られないヤドカリがいて結構面白いのね。。。知らなかった。。。(-_-;)

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2007年03月19日

ハナヒゲロードでヤドカリを探す

今日は-15mにある通称・ハナヒゲロードでヤドカリを探すつもりだったのだが、途中にある大きな亀裂でハマってしまった。。。(-_-;)

そのほとんどは昨日同様、ネジレヤドカリ属の一種1ばかりなのだが(ほんと、こいつは-15m以深の砂混じりの転石下や下地に薄く砂のひかれているような亀裂の暗がりにメチャクチャいっぱいいる!)、そこにはフルセゼブラヤドカリヒメホンヤドカリ属の一種1などの綺麗どころがいっぱ~い♪

カシワジマヒメホンヤドカリの幼体?

浅い-7mの転石下にこんなヤドカリを見つけた。

一瞬、新顔♪と喜んだが、落ち着いてよく見てみると、これってカシワジマヒメホンヤドカリの幼体かな。。。

2007年03月20日

入って良かった♪

時間は遅くなったが、夕方から晴れてきて海の中は日中よりも多分、明るいぐらいだったと思う。
今日も外が寒いから海の中は温泉状態♪
おまけに今日はヤドカリ的には大当たり!
入って良かった~!(*^^*)

どれくらい大当たりかと言うと、14Lを吸い尽くし、スグにタンクをチェンジして今度は10Lで再びエントリーしたぐらい。。。(笑)
潜水時間は久し振りに3時間半を越えた。。。アホだ。。。(-_-;)

ヤドカリ生活42日目。

今日は一気に沖に出て、ヤドカリ生活をはじめた当初に一番最初に見た沖の-30mの斜面で転石下を漁る。
先日、南部の平内で-30m付近の転石下を見て、いろいろと新顔が出たので、「一湊タンク下」でも同じような環境を今度は40日前とは違ってかなり慣れてきたヤドカリ目で探ってみよう!という魂胆だ。

あらかた想像はできたが、やっぱりこの環境はミギキキヨコバサミ属の一種1ネジレヤドカリ属の一種1ばかりが目に付く。
-20mを越えると、「一湊タンク下」はこの2種ばかりだ。。。

そんな中で北部では初となるトサカテコホンヤドカリの成体が一匹、そしてIHC(現地ガイド同士のヤドカリの情報交換組織)のMLで最近話題にしていたばかりのヒメホンヤドカリの仲間(未記載種)がついに屋久島にも登場!(右写真)
片手がもげていたのはちょっと残念だ。。。
当サイトではこれをヒメホンヤドカリ属の一種4と呼びます。

このヤドカリは僕が前に元浦で撮ったヒメホンヤドカリ属の一種3(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : 小粒のヤドカリたちの正体は?)と同種なのでは?と思っていたのだが、千葉県博の奥野さんによると別種になるとの事。。。

今でもまだ僕は疑問に思っているのだが、ヒメホンヤドカリ属の一種4を写真ではなく実際に実物を見た感想としては、こちらのヒメホンヤドカリ属の一種4の方がやや茶色味が強いかな。。。
でも、それ以外は。。。う~ん。。。よく似ている。。。本当に別種なん???(-_-;)

警戒心強すぎっ!

浅場に帰ってきてからエントリー口近くで、ついに見つけた~!!!
アオボシヤドカリ!!
ナゼ40日も探していて見つからないんだろう?と不思議に思っていたヤドカリのひとつなのだが、ようやくGET!!
オイランヤドカリの間接部に青い斑紋があるヤドカリ、というイメージで探していたが、これが想像していたよりも大きい!!
背負っていた貝殻は巨大なサソリガイの仲間だった。
脚やハサミの赤色もどちらかと言うとコモンヤドカリのそれに近い気がした。

このアオボシヤドカリがまた超警戒心が強く、1回引っ込むとなかなか出てこない。。。
30分ぐらいじっと待っていたが、シャッターを切ったのは2-3回。。。
なかなか撮らせてくれない。
これを見つけた時にはすでにエアーは無くなる寸前だったので、そうこうしている内にエアーが渋くなってきた。(-_-;)
ヤバイ。。。とは思いつつもギリギリまで吸って待っていたが、もう限界!
急いでエクジット⇒タンク交換して再エントリーした。

ところがまだ出てこない。。。マジっすか。。。
警戒心強過ぎっ!

2本目はずっとエントリー口直下(-3m)に1時間半ぐらいいたのだが、結局アオボシヤドカリは4-5枚しかシャッターを切らせてくれなかった。。。
おまえ、ちょっと用心深過ぎだぞぉ。。。

夜はヤドカリ探しに最適♪

もうタンクも新しくなった事だし、今度は心もかなり余裕を持つ事ができたので、待っている間に穴の中を覗いたりしながら、他のヤドカリも探してみた。
そしたら、穴の中に綺麗な紫色の小さなヤドカリ発見!

おっ!ムラサキゼブラヤドカリの幼体か??
と思ったが、ファインダーから覗いてみると、こちらも会いた~い!と日頃思っていた、クレナイヒメホンヤドカリだった!
なかなか綺麗なヤドカリだったのだが、こちらは途中でターゲットライトが切れて満足に撮影できず。。。

だって、もう水中は真っ暗だったんだもん!!(笑)
そう。。。いつのまにナイトダイビングに突入!
今季初のサンセット⇒ナイトダイビングになってしまった。
しかも、産卵狙いじゃないのに。

でも、夜はヤドカリ探しに最適だったらしく、普段は穴の奥深くにいるようなヤドカリが外に出て歩いていた。
ある程度、水深が深くないといないとばかり思っていたオガサワラヒメホンヤドカリがエントリー口直下にある岩の亀裂にいっぱいいたのは驚いた。

2007年03月21日

久し振りに3本。

2本目で目的のヤドカリは見つからなかったが、代わりにこんなヤドカリを見つけた♪
一見、昨日見つけたヒメホンヤドカリ属の一種4に似ているが、あるヤドカリ好きなアクアリストのサイトには、「ユビワヒメホンヤドカリ(これって標準和名なん?)」というヤドカリとして載っているヤドカリで、細かなスポット(褐色のドット)が全身に入っている点でヒメホンヤドカリ属の一種4とは別の種類になるのではないか?との事。。。でも、かなり微妙~(-_-;)
この写真を拡大して見て欲しいのだが、確かに顔の近辺にジンマシンのような細かい点々が散在しているのが分る。
確かにこれは昨日のヒメホンヤドカリ属の一種4には無い。
でも、先のヒメホンヤドカリ属の一種3、昨日のヒメホンヤドカリ属の一種4、そして今回のユビワヒメホンヤドカリ、何かどれも同じ種類に見えてしまうのは気のせいか?(-_-;)

片目ヤドカリ。。。(-_-;)

ネタとしては???だが(笑)、初顔のヤドカリも1種。。。
ベニサンゴヤドカリだ。
これも一応、探していたヤドカリのひとつだったので、かなり嬉しかった♪

ところが、345さんに撮ってもらうと、何と左目が欠損してるぅ~!!!
すっぽり根元から無いっ!!!

お~なんてこったい!
片目かい。。。辛いだろうなぁ~可哀相。。。

2007年03月29日

イシダタミGET!!!

ヤドカリ生活47日目。
これまで屋久島で見つけ撮影してきたヤドカリをちょっと整理してみたところ種数が67種に達していた。
せっかくはじめた事なので、しっかりした記録として残したいと思い、千葉県博の奥野さんにリストを送って相談したところ、これだけ種数が揃っていれば過去に八丈島、伊豆大島、IOP(伊豆海洋公園)などで作成されたような屋久島のヤドカリ類相に関する記録として論文にできるそうな。

しかも、すでに奥野さんの手元には僕のリストにはない屋久島で採取されたヤドカリが数種あるそうで、これを合わせると合計で80-90種ぐらいのリストになるのではないかとの事。。。
しかも、その中には砂地にいるヘンなエビスヤドカリの仲間など、興味深い種類が含まれているとの事。

う~ん。。。何か悔しいぞぉ~!屋久島に僕の知らないヤドカリがいるってのがちょっと許しがたい!(笑)
エビスヤドカリの仲間なんて一種も見た事がないのに。。。(-_-;)
負けず嫌いの僕はそのヤドカリたちがどんな連中なのか即座に聞いたのは言うまでもない。。。(爆)

とにかく悔しいので、早速探してみることにした。
その変なエビスヤドカリの仲間は、-20mぐらいの砂地の砂紋などに埋まっているそうな。。。

でも砂地にいるのは相変わらずユミナリヤドカリ属の一種1ばかり。。。
そしてツノヤドカリ属の一種2。。。

エビスヤドカリの仲間なんて全然見かけな~い!!!
でもね、またまた新顔に出会った!
はい!これで68種目っと!(笑)

伊豆など温帯域では普通に見られるイシダタミヤドカリなのだが、もちろん屋久島では超珍しい!というか初記録っ!
小さな幼体なのだが、これはきっと日本では南限記録ではなかろうか?

オイランヤドカリに似ているが、目玉が黄色というか緑色というか、その辺が違う。
通常は素通りする屋久島の普通種オイランヤドカリなのだが、このイシダタミヤドカリを探すために、オイランヤドカリの目玉だけを注意して毎回見ていた甲斐があった!

イシダタミヤドカリで喜んでいるのは日本広しと言えども、僕だけであろう。。。(笑)

オキナワホンヤドカリの成体

最後に浅場(-6m)の転石下で見慣れないヤドカリを発見!
水中では種類が特定できなかったが、帰ってからあらゆる図鑑の写真と見比べて分った!
これってオキナワホンヤドカリの成体じゃん。。。(-_-;)

これまで平内で幼体を2個体しか見た事がなかったので、分らなかった。。。
成体になるとかなり毛深いんだね。。。シラケ

綺麗どころ撮影会

-16mの岩の暗がりのあまり奥深くない場所で、ムラサキゼブラヤドカリが一気に2個体見つかった。
最初はレアだと思っていたムラサキゼブラヤドカリも、結局、生息環境(穴の奥深く)が分っちゃうと何だかんだ言って、普通種だった。。。(-_-;)
ただ単に普段は穴の奥深くにいて姿が見にくいだけで、数は結構いるみたい。
同所ではミギキキヨコバサミ属の一種2も数個体出てきて、しばし、綺麗どころ撮影会。。。(笑)

2007年03月30日

緑色の海。。。(。>0<。)

エントリーするとビックリ!
時化てもいないのに透明度が5m程度しかない。。。
しかも、分りやすいぐらい、海の色が変わっていた。

昨日までは水温は下がり気味とは言え、綺麗なブルーの海だったのに、今日は突然緑色の海に!
そう、伊豆っぽい海?(伊豆を愛するダイバーの皆さん、失礼。。。)
小さな浮遊物も浮いていて、確実に黒潮は外れたようだ。

今週のゲストJさんはギリギリ黒潮がかかっていて本当に良かった~♪
でも、来週のゲストの皆さん、、、ご愁傷様です。。。(笑)

今日は-20mまで下り、砂地と岩場の境目で転石をひっくり返しながらヤドカリを探した。
特に新顔もなく、収穫はイマイチだった。。。
おっ?!と思うと、大抵はネジレヤドカリ属の一種1だったりミギキキヨコバサミ属の一種だったり、オガサワラヒメホンヤドカリだったりして、ガッカリする。
その繰り返し。

あとはイダテンヒメホンヤドカリの幼体も目立つ。
魚と同様、これは逆算して冬が産卵期だと考えていいのだろうか。。。?

オイランヤドカリの若い個体を前に話題にした事があったが、今日はさらに小さな個体を見つけた。
この子はIHC(ガイドさん同士のヤドカリ情報交換グループ)内の図鑑(未公開)では不明種としているのだが、う~ん。。。どこからどう見てもオイランヤドカリにしか見えないぞ~!(笑)

身体の割に大きなタカラガイを背負っているのが可愛いのだが、これで歩けるのだろうか。。。(-_-;)
タカラガイって結構重そうだ。

2個体目っと♪

帰りに-15mのところにある過去に何回も覗いている暗い亀裂に頭を突っ込んでみた。
ここでは過去にいろいろなゼブラヤドカリの仲間や何と言っても未だにここで見た1個体しか記録がないホウセキホンヤドカリなんかが見られているのだが、いや~また見つけちゃった~!!
ホウセキホンヤドカリ!!ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪

前はちょっと若そうな個体だったが、今日は割と大きな成体だと思われる子だ。
やっぱり綺麗なヤドカリだよなぁ~!

2007年03月31日

いや~完全に黒潮が外れました。。。(-_-;)

今日は-15mぐらいのところに広がる通称「ハナヒゲロード」で転石をひっくり返しながらヤドカリを探した。

最初は南部・平内で見つけ、その後深場だったら北部でも1匹見つかったトサカテコホンヤドカリだが、今日は-15mの転石下で見つかった。
しかも、見かけるのは幼体ばかりだったのだが、今日は立派な成体!

結局、転石下が彼らの好む環境のようで、決して深いヤドカリというわけではないようだ。
でも、相変わらず屋久島では数が多いとは言えない気がする。。。

面白い穴

通称「ハナヒゲロード」の中ほどにある岩の大きな亀裂では前回、フルセゼブラヤドカリケフサゼブラヤドカリヒメホンヤドカリ属の一種1など綺麗どころが沢山いたので、今日も覗いてみた。
相変わらず、ゼブラ系が多く楽しい穴だ!

今日は更にヒメヤドカリ属の一種1も2匹見られた。
屋久島ではこのヤドカリはいつも穴の入口付近でよく見かけるのだが、聞くところによると沖縄などではこのヤドカリはかなり奥まった穴の奥の方に棲んでいるため、なかなか見かけるチャンスが少ないヤドカリらしいのだ。
屋久島では結構、頻繁に見かけるヤドカリだ。

2007年04月01日

お勧めできる被写体

結局、何の収穫も無いままエアーもカスカスで帰ってきた。。。
途中でケフサゼブラヤドカリの幼体のみ撮ったぐらいで、このヤドカリ生活中、最もシャッターを切らなかった1本となってしまった。

ケフサゼブラヤドカリは基本的にはかなり巨大になるゼブラヤドカリの仲間なのだが、さすがに大きな成体は綺麗というよりはゴツイ印象が強い。
ハサミも大きいし。。。

でも、幼体は本当に綺麗だ♪
透き通るような触覚のパープルも美しく、脚のゼブラ模様も明るく、くっきりとしている。
幼体はフォト派にも自信を持ってお勧めできる被写体だ。

2007年04月06日

あれ?これって別種??

まだヤドカリ生活は続く。。。

今日は砂地の-10m~-15m付近を探索。。。
砂地にはユミナリヤドカリ属の一種やツノヤドカリの仲間が多いのだが、ちょっとある事に気づいた。
これまで下の2枚の写真の子はともにツノヤドカリ属の一種1として、同じ種類だと思っていたのだが、よ~く見てみると、何か明らかに目柄と第一触角の模様が違う。。。
これは成長過程による違いか?と最初は思っていたが、ともにそれなりに大きな成体である事を考えると、これって別種か???

過去に撮ったツノヤドカリ属の一種1を全部見直してみたのだが、左下の子がほとんどだったが、数匹右下のような子が混じっていた。

ひとまず、右下の子はツノヤドカリ属の一種5として分けておく事にした。
継続的に見ていけばそのうちに何か分るかもしれない。。。それまでは。。。


ついに成体、見~つけた♪

わ~い♪
これまで幼体しか見つからなかったイボアシヤドカリの立派な成体を見つけた!!
写真で見ていた通り、薄っすらと紫がかっていて、これまで何個体か見ていたイボアシヤドカリの幼体か?と思っていた子はやっぱり間違いないようだ。
脚にもオレンジ色のストライプが入っていて、みょうにポップな感じのヤドカリだった。(笑)

成体が見つかった事で堂々と「屋久島が生息南限!」って言えるかな。。。?

イボアシヤドカリの特徴として、よく図鑑で説明している「左はさみ脚の不動指に顆粒突起が円を作る様に並ぶ」の意味がよく分らなかったが、実物を見て納得!
確かに円を作るように並んでる。。。って言うか、完全に窪んでるし。。。(-_-;)

2007年04月09日

久し振りの新顔♪

-30mの砂地と岩場の境目で久し振りの新顔に出会った♪
転石を捲っていたら出てきたタケノコガイ系の貝殻を拾い、しばらく観察していると、見慣れないヤドカリが出てきた。
肉眼ではマダラヒメヤドカリかな?と一瞬思ったが、ファインダーを通して見てみると、目柄と触角に赤い斑点が散りばめられている。

帰ってから調べてみると、あるサイトでツノヤドカリの仲間として紹介されていた。(⇒1.023world
これがツノヤドカリの仲間ぁ~???
う~ん。。。よー分らん。。。

しばらく当サイトでは「ツノヤドカリ属の一種6」として扱います。

やっと成体に出会った!

-30mの砂地と岩場の境目、転石下でようやくチャイロサンゴヤドカリの成体に出会った!
これまで2個体見ているのだが、どっちも小さな幼体。。。
屋久島では珍しいのかな。。。?と思った事もあったが、今日の子は完全な成体でしかも!交尾前ガーディングしているペア!
ちゃんと繁殖もしているようだし、普通種である事が分って一安心♪

これがTheユミナリか??

深場(-30m)でも結構、ユミナリヤドカリの仲間を見かける。
しかし、今日見た子は色合いが何となくいつもの連中とは違うように感じたので、しっかり撮影しておいた。
単なるカンなのだけど。。。

しかし。。。

実はこの子はメスで交尾前ガーディングをされていた方のメスで、ガーディングしていた方のオスはこいつ。。。

うっ。。。いつものユミナリヤドカリ属の一種1と変わらねぇ~(-_-;)

2007年04月10日

クラゲ・アート

今日の一湊タンク下の浅場はクラゲが凄かった!
エントリーするなり、カブトクラゲに巻かれてぞっとしたよ。。。(-_-;)

でもこれを撮り始めたすっかりハマってしまった。
面白い!
撮ったあとモニターを見ると、これがメチャ綺麗♪

最後には自分からクラゲの群れ(?)に突っ込んでいった。
多少刺されて、手袋無しの手の甲が痛いっ!ドクロ

今回はほとんどカブトクラゲばかりだったが(多分。。。(-_-;))、いや~こうなってくるともっといろいろな種類のクラゲに会いたいなぁ~
でもクラゲが凄いって事は黒潮の縁で、透明度も悪くて冷たいっ!って事なんだけどね。。。(-_-;)


2007年04月11日

いつの間にか幼魚の季節。。。(-_-;)

毎年1月ぐらいからTheヘビギンポのオスの婚姻色が見られ始め、繁殖期が始まるのだが、今年のシーズンオフはかなりヤドカリに傾倒していたので、その生態行動はまったく観察する事なく、とうとう4月も中旬になってしまった。。。(-_-;)

いつの間にかその幼魚も見られ始め、Theヘビギンポの繁殖最盛期はもう終わろうとしている。。。
これから初夏にかけて、こうしたチビたんが至るところで目にするようになる。

ユミナリの幼体かな。。。

貝殻の大きさが5mmぐらいの極小ミクロヤドカリ!
-30m以深の砂地で砂粒よりも小さな貝殻を背負ったヤドカリが逃げていく。。。
摘んでも砂粒なんだか貝殻なんだかよく分らない。。。(-_-;)

一応、写真に撮ったところホンヤドカリ科である事は分ったが、種の特定はちっと厳しい。。。
目玉とこの場所(-37m砂地)の優占っぷりから考えて、ユミナリヤドカリ属の一種1の幼体ってのが妥当かな。。。

どうよ!これじゃねーか???

水深に関係なく屋久島の砂地や砂と岩場の境目付近の最優占ヤドカリは、多分テブクロイトヒキヤドカリだろう。
このテブクロイトヒキヤドカリの仲間に温帯域に分布するイトヒキヤドカリという種類がいる。
この2種はとてもよく似ているようだが、テブクロイトヒキヤドカリの各脚の先端は紫色なのでそこで見分けるそうな。。。

で、ずっとこの脚が紫色ではない子を事有るごとに探していたのだが、とうとう見つけた!
水深は-37mの完全な砂地。

屋久島では9割が亜熱帯の生き物なので、たまにいる温帯種は深場に追いやられる傾向がある。
そういう意味でもこいつはイトヒキヤドカリだと思うのだが、実際にこいつをテブクロイトヒキヤドカリと比べると脚の先端の色以外に違いがまったくないっ!

ありゃ??これって本当にTheイトヒキヤドカリでいいのかなぁ。。。自信がなくなってきた。。。(笑)



追記(2007/04/14):
その後、伊豆大島グローバルスポーツの有馬くんによると、これはテブクロイトヒキヤドカリだそうです。。。(-_-;)

合わせてテブクロイトヒキヤドカリとイトヒキヤドカリの識別点も教えてもらいました♪

「テブクロは歩脚の指節が淡い紫色ですが、THEイトヒキの場合は、縦縞模様が入ります。
そして、はさみ脚の腕節も同様に縦縞模様が入ります。
テブクロは,両ハサミの(可動指と不動指の)先端に白い斑紋が左右2つづつあります。
しかし、THEイトヒキの掌部は一様に斑模様です。
そして大きい方のはさみには、目立つトゲトゲがいっぱい並びます。
印象としては、テブクロに比べTHEイトヒキは地味です。」

との事。
う~ん。。。納得!
今まで以上にイトヒキヤドカリを見つけたくなってしまった!!(笑)
見つけたら南限記録かな?

2007年04月12日

やっぱりツノヤドカリの仲間だぁ~納得!

一昨日(⇒久し振りの新顔♪ (屋久島・海ノート))、初めて見つけたツノヤドカリ属の一種6なのだが、あの日はどうしてもこれがツノヤドカリの仲間だとは思えずにいた。
だってこの仲間特有の葉状の第2触角も目立たないし、他のツノヤドカリの仲間たちの生息環境である「完全なる砂地」にいたワケでもないし。。。
第一、一番重要なファーストインプレッションってやつが、どうしてもツノヤドカリの仲間だと思えなかったのだ。
ツノヤドカリの仲間には独特の雰囲気があるので。。。

見つかる時は連続で見つかるもので、もう2度と会えないかな?と思っていたこの子に今日は-10M程度の水深で出会った!
今度は完全なる砂地で、他のツノヤドカリの仲間たち同様にタケノコガイ系の貝殻に入り、ちょっと砂の中に潜っていた。

水中ではまったくツノヤドカリ属の一種6だとは気づかず、最初はツノヤドカリ属の一種5、もしくはツノヤドカリ属の一種1だと思って撮影していたくらいだ。
そのうちに、おっ!新顔のツノヤドカリ!!と思い、そのままPCで拡大してみるまではずっと新顔だと思っていた。(笑)

つまり、一昨日に見つけた子と同じ種類だとは思えない程、今日の子はツノヤドカリの仲間っぽかったのだ。
今日の子は立派な成体のようではっきり目鼻立ちが分るので、すぐにツノヤドカリの仲間だと分った。

これだったらツノヤドカリの仲間で納得♪

激しい戦い!

僕は1人で潜る時は昔から潜水時間の長いダイバーで、八丈島の師匠からも「長時間大魔王」と言われバカにされてきた恐れられてきた。(笑)
しかし、それでも八丈島にいた頃は、ショップで待っている親方やスタッフもいたので、ほどほどの時間で切り上げていたのだが、独立してからは歯止めが効かなくなっている。。。

「多いときでたまに2時間」。。。ではなく、毎日の1本当りの”平均”潜水時間が2時間、いや2時間超ぐらいで、潜水時間が100分を切る事はまずない。。。(笑)
更に水温の高い時期はこの「平均値」が20分ぐらい延びる。
これは温かいからではなく、温かいとエアーの消費量が格段によくなるからだ。
つまり時計ではなく、残圧計だけを目安に潜っているワケだ。(笑)

今の水温の低い時期なんて後半はガクガクブルブル震えながら潜っているのだが、なぜそうまでして水の中にいるのかというと、僕は必ずと言っていい程、エクジットの間際で面白いものを見つけてしまうのだ。。。(-_-;)
これがなければ90分ぐらいで上がれるのに!!(笑)

今日は-10m前後の砂地を徘徊していたのだが、何もいね~なぁ~と早々にエクジットする事を考えていたところ、面白いものを見つけちゃった♪

ユミナリヤドカリ属の一種1の女の取り合い、奪い合い!

右側の大きなオスが左手でメスを掴んでるのが写真から分るだろうか。。。?
つまりこれは「交尾前ガーディング」なのだけど、更にやつは右手で左側の茶色い貝殻のヤドカリのハサミ脚をしっかり掴み、投げ飛ばしたりしていた。

あまりにも面白いので、また茶色い貝殻のヤドカリを近づけると、またもの凄い勢いで近寄ってきて同じようにハサミで掴み暴れる!
もうこれはケンカというよりもイジメにも見えた。。。(-_-;)

すでにあまり戦闘意欲のないヤドカリをなぜここまでして、執拗に攻撃を仕掛けるのかよく分らないが、
見ていてかなり面白かった。。。

しかもビックリしたのはこのヤドカリのハサミ脚の長さだ!
初めに見た時は妙に長いハサミ脚だったので、ツノヤドカリ属の一種4かと思った。。。
でもツノヤドカリ属の一種4と違って右手が長いので、これはかなりの大ヒット(つまり新顔)だと思ったのだが、どう見てもユミナリヤドカリ属の一種1だよなぁ~????

2007年04月13日

北部初

しかし、小さい。。。
砂粒のような貝殻を背負ったヤドカリを摘み上げてファインダーを通して見てみるとマダラヒメヤドカリだった。
北部では初の記録だ。

ちょうど1ヶ月前に南部・平内で初めて見つけた(⇒ミニミニ・ヤドカリ (屋久島・海ノート))種類なのだが、あの時は水深-30mとかなり深かった。
転石下にいたのでそのような環境を好むのかと思っていたが、今日は-10m程度の完全なる砂地で発見!

謎のヤドカリ

-10mの砂地でまたまた変なヤドカリを見つけちゃった。。。(-_-;)
でもよ~く見てみると、これって以前見つけた不明種1(⇒まったくガイドしてません。。。(-_-;) (屋久島・海ノート))の更に成長した姿じゃねーか???

今度は脚やハサミに赤い斑紋が散在している。
姿形は以前の子とまったく同じだが、大きさは前の子よりも1-2まわり大きい。

う~ん。。。これってやっぱり、何かの幼体なんかじゃなくて、これで成体かな?
だとしたら新属の可能性も。。。♪

またケンカ。。。

yuminari_fight2.jpg今日もユミナリヤドカリ属の一種1の激しいオス同士(?)のケンカが見られた。
だいたい大きい方が小さい方の腕をハサミで挟んで振り回したり、押さえつけたりして、小さな方は防戦一方だったりするので、一見陰湿なイジメのようにも見える。。。(笑)

魚だったらこうしたケンカが見られるのは、繁殖期のメスを巡る争い、もしくは繁殖期前のテリトリー争い時に多い気がするのだが、ヤドカリの場合はどうなのだろうか?

ヤドカリは魚と違って個体識別が難しく、毎日継続的に同じ個体を追ったりできないので、その社会構造や行動を調べるのはちと厳しいかも。。。
しかも、このユミナリヤドカリ属の一種1の場合は、だだっ広い完全な砂地のあちらこちらで見られるので、もし仮にテリトリーというものがあっても、まずそれを調べるのは不可能だぁ~っ!

何かいい方法はないかなぁ~

すご~い!!これもアカツメ???

akatume2.jpgいつもの-6mのオオハナガタサンゴ群落の近くて変なアカツメサンゴヤドカリを見つけた。

見ての通り、全身が紫色のアカツメサンゴヤドカリだ!
通常、アカツメサンゴヤドカリはと言うと、先端以外は真っ白い脚にオレンジ色の小さな点々が散在しているのだが、この子は紫色の脚。。。(-_-;)
よく見るとオレンジ色の点々は散在しているのだけど。

まぁ、普通に考えたらアカツメサンゴヤドカリのカラーバリエーションなのだろうけど、第一触角まで青いのにはちょっと考えさせられる。。。

2007年04月15日

ツノヤドカリ属の一種4との違い

tunoyadosp42.jpg今日は-15mの砂地を徘徊。
先日のゲストに見せたかったツノヤドカリ属の一種3が今日はウジャウジャいた。。。
まぁ、そんなもんだよね。。。ゲストがいない時に限ってよく目に付く。。。(-_-;)

ところでこのツノヤドカリ属の一種3なのだが、よく見るとツノヤドカリ属の一種4同様に、こいつも左手がかなり長いっ!
というか、この2種は本当に別種なのか???という疑問さえも沸いてくる。

通常、ツノヤドカリ属の一種3というヤドカリはタケノコガイなどを宿貝としており、ひょっこり貝殻から顔を出す程度でそれなりに警戒心も強いのだが、この写真の子は違った。
ツノヤドカリ属の一種4と同じように、長い左手を伸ばしながらバックでピョンピョン飛びながら逃げていく。。。あれっ???

墨を吐いて逃げるっ!

mimiika.jpg砂地のヤドカリを探していると、他にもこんな砂地の生き物に出会う。

小型のイカであるミミイカは、ナイトなんかではよく見かけるが昼間はちょっと珍しい。
ポッポッと黒い墨を吐きながら、脚を左右にひろげて逃げる姿が面白い。。。

2007年04月17日

のんびりカメさん

aoumi.jpg今日は-15m付近の岩場でずっとムラサキゼブラヤドカリなんかを撮っていたのだが、その間ずっとアオウミガメが僕の傍らでじっと座っていた。。。

1回どこかに泳いで行ってしまったが、また戻ってきて再び同じ場所でじっとしていた。
僕がスグ横にいるのにまったく警戒心無し。。。(笑)
ムラサキゼブラヤドカリを撮りながら、たまにアオウミガメにカメラを向ける。
でも105mmマクロレンズだから、こんな写真になっちゃう。(爆)
これだけ寄ってもなかなか逃げない。
お~い。。。お前。。。大丈夫か??

だんだん環境が分ってきた

murasaki.jpgちょっと前まで屋久島では珍しいと思っていたムラサキゼブラヤドカリも最近は環境が分ってきたからか、よく見つかるようになってきた。

他のゼブラヤドカリの仲間と比べて、穴や亀裂のずっと奥の方に沢山いるようだ。
大きな穴よりも小さな亀裂の奥に多い。
どうもライトを穴に当てるとスタスタと更に奥へと逃げてしまうので、これまでなかなか見つからなかったのだが、コツ(ライトを直接当てずにまずは薄明かりで貝殻を確認)を掴むと、結構見つかる。

2007年04月19日

綺麗なミクロパグルス

micro.jpgミクロパグルスの仲間はどいつもこいつも体中に砂や藻なんかを着けていて体の模様や輪郭が分りにくい子が多い。(⇒ミクロパグルス属の一種1ミクロパグルス属の一種2

でも、今日は割と綺麗な子を見つけた。
最初はミクロパグルスの仲間だとは思わなかったのだが、やっぱりこれってそうだよなぁ~ヽ(~~~ )ノ ハテ?
目柄がグリーンだからミクロパグルス属の一種2。。。かな?

サンゴの上にチビたち

tatejima.jpgこちらは「春の風物詩」というよりは「GWの風物詩」と言った方がいいかも。。。

サンゴの上をよ~く見てみると、1cmにも満たないタテジマヘビギンポの極小チビたんたちが目立ってきた。
あっちにでもこっちでもピョンピョン飛び回る。

毎年だいたいGWの頃から初夏まで限定でこのようなチビが一気に増える。
この写真の子にはもう赤味が着いているが、色づく前の透明なチビもそこら中で見られる。
でも成魚と違って目立たないため、サンゴのようなシンプルな下地の上だったらいいのだが、壁面にいるような子はかなりよ~く見ないと、見つからない。

2007年04月20日

これもミクロパグルス???

micro33.jpgエクジット直前に「久し振りの新顔♪」と喜んだものの。。。
よ~く見てみると、これってミクロパグルス系の幼体???
ミクロパグルス属の一種1、もしくはミクロパグルス属の一種2の子供の頃の姿かな。。。?
にしては目柄が太い気もする。。。

このミクロパグルス属は今現在、まったく分っていない仲間らしいので、ひとまずミクロパグルス属の一種3としておきます。
今後、何か分ったら再編しておきま~す!

新属新種!!凄いっ!

先日、国立科学博物館の学術誌で、ハゼ類を中心に一気に21の魚に新種記載がされたり、和名がついたりした。

その中で1年ちょっと前にこのLOGでも触れた事のある「ハゼ科の一種」に(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島ダイビングLOGS : やっぱり早い時間に潜るべきだな。。。♪)名前がついた♪

標準和名 : サザレハゼ(Grallenia arenicola)
このハゼは「日本のハゼ(平凡社)」に「ハゼ科の1種11」として載っている子だ。
しかもこのサザレハゼ属(Grallenia)は新たに設けられた属なので、新属新種って事になる。
こりゃまた凄いっ!

sazare1.jpgこれを記念して(?)、今日はこいつに会いに行った。
実はその後の調べで屋久島ではこのハゼは-30m程度の水深でごくごく普通に見られ、「さー会いに行こう!」といってスグに見つかるぐらいウジャウジャいるのだ。

大抵は岩場と砂地の境目ぐらいのところの砂地側にいて、動きはそれほど素早くないので撮りやすい小型のハゼだ。

sazare2.jpg今の時期は幼魚も結構見られる。
こちらは砂粒と同化しちゃってて、目立たないけど。。。

2007年04月22日

深場のジョーは恥ずかしがりや?

joe000.jpg屋久島の-20m以浅でよく見られるジョーフィッシュは黄色い子や茶色い子、マーブル模様の子などがいて可愛いのだが、-30m以深に行くと明らかにこいつらとは別の種類だと思われるジョーがボコボコ斜面から顔を出している。

浅場のジョーよりも大きく、色合いは決して綺麗とは言えず、ちょっと地味だ。

最も浅場のジョーと違う点は警戒心がメチャクチャ強いこと!
ちょっと寄っただけでスグに引っ込んでしまう。。。
だから浅場のジョーのように差し出した異物(石とか海藻とか。。。)を咥えて吐き出したりとか、そんな遊びにはまったく付き合ってくれない。。。(笑)

少しでも出ているところを観察したいのだが、これが限界!
場所が場所なだけに長居もできないし。。。
もう少し出てきてくれないかなぁ~(。>0<。)ビェェン

せめて背ビレだけでも見せてくれないかなぁ~

そろそろいい加減にハッキリさせねば!!

毎年、毎年、やらねば!やらねば!と思いつつ、なかなか進まないヘビギンポの分類。。。
今年こそは!
少しづつでもいいから、ひとつづつ潰していかないと!

まずは懸案事項その1「セグロヘビギンポ問題」から。

このログでも何回か紹介してきたセグロヘビギンポと呼んでいる小型のヘビギンポがいる。
しかし、これがどうも何種類かのヘビギンポを混同している気がしてならない。。。
決め手がないため、僕の主宰する「ヘビギンポのデータベース ヘビベース!」では、今はすべて何でもかんでも似たようなやつらは「セグロヘビギンポ」として一括りにまとめてある。(笑)

ちなみに現状ではこの手の超小型ヘビギンポの仲間で日本産として知られているのは、セグロヘビギンポとシマヒレヘビギンポだけなのだが、僕の感触では今現在写真のあるモノの中だけでも、4-5種類に分かれるのでは?とみている。
つまり2-3種類は未記載種、もしくは日本初記録種だと睨んでいる。

単純に日本産として知られているのは2種のみだからと言って、セグロヘビギンポか?シマヒレヘビギンポか?という思考回路で観察していると、真実は見えてこない気がするのだ。

ひとまず今日は一湊タンク下の浅場でよく見られる子(下左写真)と-30mぐらいから見られる子(下右写真)を比較してみた。
両方とも多分オスだ。
前も一度やっているんだけど、今日はもっと徹底的に調査&観察してみた。

seguro1.jpgseguro22.jpg

やはり深場(-30m以深)で見られる子と浅場で見られる子は明らかに違う気がする。
深場の子には必ず第1背ビレの後ろの方に黒斑が見られ、尾鰭の付け根には必ず黒い帯がある。
また、浅場の子のオスのアゴの部分には赤や黒の色素(?)の点々が散在するが、深場のオスにはそれは見られない。

写真からは見えないが尻ビレの模様も違う。
浅場の子には縦縞が入っているが、深場の子の尻ビレは縁に沿って黒い縁取りが見られ、同じような縦縞も入っているが、浅場の子のようにくっきりとした細い線ではなく、滲んだような縦縞だ。

2007年04月24日

ヒメテグリ産卵開始!

himetegu.jpgいよいよヒメテグリの産卵が始まったようだ。

今日はエントリーが遅かったので、エクジット口に帰ってきた頃にはすでに17:00をまわっていた。
浅場でも例のセグロヘビギンポを探していたのだが(⇒そろそろいい加減にハッキリさせねば!! (屋久島・海のフィールドノート))、同じような環境でヒメテグリの大きな成魚(と言っても1-2cm)が目立ってきたな~と思っていたら、求愛まで見れてしまった。。。(-_-;)

オスの顔には蛍光ブルーのラインが浮き出て、思い切り婚姻色だ。
さすがに時間的には早すぎて、産卵まで見ている余裕はなかったが(エアー残はすでに10切)、1-2時間後にはきっとランデブーが見られた事だろう。。。

GWは狙っていけるかもね♪

2007年04月25日

壁面でヘビギンポを探していると。。。

2004年の5月から続けている当ブログではこれまでまったくと言っていい程、ウミウシが登場する事は稀だった。
これは決して僕がウミウシを嫌いだからではない。(笑)
僕は生き物は何でも好きだし、観察もしている。
ちゃんと生態写真も魚だけでなく、あらゆる海の生き物を撮影している。
ではナゼ今までウミウシがあまり登場しなかったのかと言うと、それはひとえに話題が作り辛いからだ。。。(-_-;)

どうしてもウミウシのような動きの少ないものだと、「●●がいました!以上!終わり!」ってな内容の記事しか書けない。。。
ヤドカリのように集中してやれば、生息環境に応じた棲み分けや屋久島では何が多くて、何が珍しいのか?といった頻度なんかも掴み易いのだろうけど、さすがにシーズン中にウミウシ・オンリーはマズイ。。。営業的にも。。。(爆)

とりあえず「●●がいました!以上!終わり!」でもいいから(笑)、少しづつウミウシも記録していこうかな。。。
それが積み重なれば、季節的な変化なんかが分って面白いかな?

tonpson.jpg写真はトンプソンアワツブガイ。
壁面でヘビギンポを探しているとたまに見かけるウミウシだ。以上!終わり!(笑)

途中経過で~す♪

特にフィールドノートには書かなかったが、3日前から毎日ずっとセグロヘビギンポを追いかけている。(⇒そろそろいい加減にハッキリさせねば!! (屋久島・海のフィールドノート)
これがここ数日の僕のメインワーク。

毎回、まずは一気に-30mまで下りてセグロヘビギンポを何個体もじっくり観察して、すべて撮影。
帰りがけに-15m付近のセグロヘビギンポを同じくじっくり観察して、すべて撮影。
最後に安全停止がてら-5m以浅のセグロヘビギンポをやっぱりじっくり観察して、すべて撮影。

seguro3.jpgやっぱり一湊タンク下には少なくとも2種類いる。
-20m以深にいる子はほぼすべて写真のような個体。
オスは婚姻色だと思うのだが、だいたいどいつもこいつも赤くて綺麗だ。

これに対し、浅場の子はみんな一見地味。。。
婚姻色は約1年前にアップしたこの写真のように(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島ダイビングLOGS : 冷た~い。。。!どうして???の真ん中の2枚)、頬が赤くなって体は緑色っぽくなるパターンが多いような気がする。

つまり婚姻色が深場の子と浅場の子とではまったく違うのだ。

あとは何匹も見ていくうちに思ったのが、顔の形だ。
深場の子の顔は全体的に丸っこいのだが、浅場の子は深場の子と比べて吻部が尖ってるような気がする。。。

2007年04月26日

やっぱり婚姻色が違う。。。(-_-;)

相変わらず、今日も「セグロヘビギンポ問題解決ダイブ」を続けている。。。
GWも近いというのに俗に言う「ネタ探し」なんて全然やってませ~ん!!(笑)
って言うか、このセグロヘビギンポ問題、かなり面白いのだ!

shimahire.jpg今日は浅場タイプの求愛&産卵が見れた。
やっぱり浅場タイプのオスの婚姻色は、深場タイプはもちろん、八丈島で「セグロヘビギンポ」と呼ばれていた子の婚姻色ともまったく違う。。。(-_-;)

写真はやや婚姻色が褪めた状態のオスなのだが、最高に興奮している時は背ビレは真っ赤で、真ん中に黒斑がくっきり見られた。
でも撮っているうちに褪めちゃった。。。

ちなみに「真ん中に黒斑」という特徴のみ、八丈島で「セグロヘビギンポ」と呼ばれていた子の婚姻色と同じなので、これまで混同されていたのだろう。。。
いずれにしても、こいつは八丈島で「セグロヘビギンポ」と呼ばれていた子とは別種だと思う。

さっきからナゼ、わざわざ”八丈島で「セグロヘビギンポ」と呼ばれていた子”と連呼しているのかと言うと、今回セグロヘビギンポ似のヘビギンポたちを集中して追っているうちに、ある事に疑問を感じたからだ。

”八丈島で「セグロヘビギンポ」と呼ばれていた子”すべてが、本当に「セグロヘビギンポ(Enneapterygius tutuilae)」だったのだろうか?
もしかして八丈島にも2種類いたのでは???
2種類の魚を混同していた???
過去の八丈で撮った写真を見てみると、確かに怪しいやつがチラホラ。。。(-_-;)

八丈島を離れてしまった今の僕にはそれを調べるチャンスはない。。。
誰か八丈島に行って調べてきてくれ~!!!
気になって眠れな~い!!!(笑)

2007年04月27日

これも春の風物詩なのだ!

madaratobi.jpg4月に入ってから、一湊タンク下のあちらこちらで大型のマダラトビエイを見かける。
通常は、砂地で小さな個体をたまに見かける程度なのだが、今はほとんど毎日のように見かける。。。
多分、同じ個体なのだと思うのだが、更に最近ではスギを2-3匹従えている事が多い。

そう言えば、このスギがまとわり付く光景も春ならではの光景だ。

いつもエクジット間際に会っていく子

koke.jpg昨年からずっとエクジット口下のサンゴから顔を出している金のハダカコケギンポ(?)。

必ず上がる前にやつの顔を見てエクジットするのが日課なので(笑)、こいつの姿が見当たらないとちょっと心配になったりする。。。
ここは超浅いだけに、時化となれば大いに影響を受ける場所なので、毎回時化のあとは心配になるのだが、何とか1年近くここで生きている。

前はこの横の穴に真っ黒い子もいたのだが、この子は今はまったく姿が見られない。。。

ついにシマヒレヘビギンポが分った♪

現在、日本産のヘビギンポの中でセグロヘビギンポに似た種類として、シマヒレヘビギンポという魚がいる。
魚類検索などでその違いを調べてみると、シマヒレヘビギンポは腹ビレに縞々模様が入っており、ここで識別ができるとある。

しかし、昨日まで取り上げてきたセグロヘビギンポの浅場タイプ、深場タイプ、共にどの個体もそのような縞々は腹ビレに見られない。
いったい、シマヒレヘビギンポってどこにいるんだ???
つーか、シマヒレヘビギンポって何者???と数年前からの懸案事項だったのだが、とうとう見つけたぜ!シマヒレヘビギンポ!!!

shimahire2.jpgこれまで散々、一湊タンク下のセグロヘビギンポ似の子たちを観察してきたのだが、もう1種類、前々から気になる明らかにセグロヘビギンポとは見栄えの違うヘビギンポが元浦限定で超浅場に見られる。

GW直前、忙しくなる前にこの謎のセグロヘビギンポ(?)も観察しておきたい!
残タンクを使って水深1m以浅を徘徊してみた。

最初はなかなか見つからなかったが、エクジット間際に連続で2個体見つかった。
今まで気づかなかったのだが(というか数もそれ程多くないので目にする事も稀なのだが。。。)、よく見ると2個体とも腹ビレにハッキリ縞々が入っているではないか!

お~!!!これがシマヒレヘビギンポだったのかぁ~!!
あー何かすっきりした♪

シマヒレヘビギンポは-1m以浅に生息し、砂と同化するとまったく分らなくなる程、砂と同じような体色をしているヘビギンポだ。
環境は薄く砂を被った岩などに乗っている事が多い。
サイズはセグロヘビギンポとほとんど変わらなく、見た感じもソックリだ。
でも、この砂模様の体色はコロコロ変わるような種類のものではないようなので、ここで十分見分けてもいいと思う。
さー!「ヘビベース!」に新たにシマヒレヘビギンポを入れるかな。。。!

でもこいつの婚姻色ってどんなだろ???
地味なだけにかなり興味あり!

2007年05月05日

ヤドカリによって繁殖期も変わる

3本目は常連ゲストK嬢とマンツーマン。
K嬢はGW初日から連続8泊滞在中なのだが、その間入れ替わりはありつつも人数が多いため、なかなかまともなガイドができなかった。
最後ぐらいはしっかりリクエストに応えねば!!

で、そのリクエストはヤドカリ・ガイド♪(笑)

砂地を中心に見て周る。
何の変哲もない白い砂地なのだが、ここでも確実な季節的な変化が感じられた。
少し前まではこの砂地で交尾前ガーディングをしていたのはユミナリヤドカリの仲間ばかりだったが(⇒交尾前ガーディング (屋久島・海のフィールドノート))、こいつらの繁殖期はすでに終わったようで、まったくそのガーディングは見られなかった。
代わりに極小のチビがあちらこちらに見られた。

代わって、今現在、交尾前ガーディングが盛んなのは、ツノヤドカリ属の一種3だ。
ある一定の範囲に数十匹のツノヤドカリ属の一種3が集まり、その何匹かはしっかりペアになっている。
ちょっと前までは見られなかった光景だ。

またまたイタズラ心が。。。
交尾前ガーディング中のペアを他の連中の近くに寄せてやると、メスの貝殻を持っているオスはまだ何もやられていないのに、必死になって他の連中を遠避けようとハサミ脚を振り回していた。(笑)

2007年05月06日

派手なアナエビの仲間

togeebi.jpgアナエビの仲間とはよく海藻を突っ込んで遊んだりする事が多いけど、基本的には地味なので被写体としてはどうかな。。。?と思ってしまう。
ところが屋久島でよく見られるアナエビの仲間のひとつにこんな綺麗なハサミ脚を持つヤツもいる。
ハサミにトゲトゲの突起があって、多少毛深い地味なアナエビの仲間はもちろんたくさん見かけるが、この綺麗な種類も負けないぐらい多く見かける。

あまりネットで見かけないアナエビの仲間なので、開業当初からログで紹介しよう、紹介しようと思いつつ、4年が経ってしまった。。。(-_-;)
屋久島ではこれだけ普通に見られるアナエビの仲間なのに、ネットや図鑑でなかなか見かけないのはナゼだろう。。。???
しかも、こんなに綺麗なアナエビなだけに不思議だ。

こいつはいったい、どんな分布をしているのだろうか?
情報求む!

オキクラゲがいっぱーい!

kurageuo.jpg先日のガイド中、中にイボダイが3-4匹着いている、そこそこサイズのあるオキクラゲを見つけた。
しかもオオハナガタサンゴに捕まって、写真も撮りやすい。。。
オキクラゲの淡いピンクをバックに僕も撮りた~い!!!
そう思い、ゲストがいなくなった今日、さっそくそのオキクラゲを探してみたのだが、さすがにもうどこにもあの大きなオキクラゲは見当たらなかった。。。

ところがよ~く中層や表層を見ると、サイズは小さいがいくつかオキクラゲが浮いている!
さすがにクラゲ自体が小さいので各クラゲに着いている魚は1匹程度なのだが、一応ちゃんと着いている!

やはり(?)、イボダイが多いのだが、1匹クラゲウオを見つけた♪
でも、ウネウネの海で撮影はかなり厳しい。。。(-_-;)
中層に浮きながら何枚か切ったが、ピンクのバックなんて無理無理!!!(笑)

わ~い♪トビウオのチビ軍団!

tobiuo.jpg急に黒潮が寄ってきて、昨日から潮が速いからだろうか?
今日の浅場表層は浮遊物やクラゲ、ゴミなどが沢山浮いていた。
そんな中でエクジット寸前まで気づかなかったのだが、エントリー口付近にトビウオ(種類不明!)の幼魚たちが数十匹固まって浮いていた。

今日はずっとエントリー口下にいたのにまったく気づかなかったのは、これを僕は流木の木っ端が溜まっていると思っていたからなのだ。
これが生き物だと気づいてからも、しばらくはトビウオだとは思わなかった。
水底から見上げた時、最初こいつらは鳥だと思ってしまった。。。(-_-;)
そう。。。小鳥たちが行水しているのかと。。。(笑)

近づくと、ス~と逃げていく姿を見てようやくトビウオだと分ったのだが、まだこのサイズだと遠くには飛べないみたいだね。。。
胸ビレ&背ビレを大きく広げて、数十センチ移動するのがやっと。
早く、雄大な海洋を思い切り飛べるといいね!

しかし、こいつらってこのまま浮いて成長を待つのかな?
鳥に食われちゃうぞ~!!

2007年05月14日

幼魚爆発の先陣を切って

benihireyg.jpg毎年、水温が上がり始めるこの時期から魚たちの繁殖行動が加速化し、6月に入ると派手なベラの仲間やスズメダイの仲間の幼魚類が、あちらこちらに見られ始める。
そして夏に突入するわけだが、今年もこのかわいい系幼魚(?)爆発の先陣を切ってベニヒレイトヒキベラの極小幼魚が見られ始めた。

考えてみるとベニヒレイトヒキベラは真冬の一時期以外はほぼ1年中繁殖行動は見られているので、いつでも幼魚がいてもおかしくないのだが、ナゼか初夏が多く、秋になるとみんなある程度成長してしまって、あまりかわいい極小チビは見られなくなってしまう。。。

屋久島にセグロヘビギンポはいるのか?

「セグロヘビギンポ系ヘビギンポ識別強化月間」も佳境に入り、屋久島で見られる子たちはだいぶ整理がついてきた。
どうも、これまで3種類のヘビギンポをすべてセグロヘビギンポで片付けていたようで、まずは近似のシマヒレヘビギンポが分った(⇒ついにシマヒレヘビギンポが分った♪ (屋久島・海のフィールドノート))。
これは最も浅い-5mぐらいの水域に多い種類で、次に-20mぐらいまでの水深で多く見られるヘビギンポ(⇒やっぱり婚姻色が違う。。。(-_-;) (屋久島・海のフィールドノート))、そして最も深い水域(-30m以深)でのみ見られる赤いヘビギンポ(⇒途中経過で~す♪ (屋久島・海のフィールドノート))、この3種類だ。

これまでの調査では、最も普通に見られる-20mぐらいまでの水深に棲む子の婚姻色が、これまで八丈島で見てきたセグロヘビギンポの婚姻色とはまったく違うようなので、最深部の-30m以深で見られる子がセグロヘビギンポかな。。。?と思っていた。

seguro4.jpgところが観察を重ねるうちにこの-30m以深のヘビギンポ(写真)でさえ、これまでセグロヘビギンポと呼んでいた種類とは別種のような気がしてきた。。。(-_-;)
まず普段から(いつ見ても)この子の体色は赤く、顔つきも何か違う。。。
この子の方が顔に丸みがあり、セグロヘビギンポ(?)のようにキラキラ輝く金粉のようなものがまったく付いていない。

つまり、屋久島でセグロヘビギンポと呼んでいた子はすべて(3種類とも)、セグロヘビギンポではない可能性が出てきたのだ。
だいたい八丈島でセグロヘビギンポとして認識してきた子すべてが同じ種類だったのかも今となっては分らないし、第一本当に八丈島の子たちが「セグロヘビギンポ=Enneapterygius tutuilae」だったのかさえも怪しい気がしてきた。。。(-_-;)

こうなってくると素人の僕の手には負えなくなってくるのだが。。。

久し振りに新顔♪

ogasawara.jpg久し振りにヤドカリの新顔が出た!
調べてみるとオガサワラヤドカリの仲間っぽい。。。
ここでは「オガサワラヤドカリ属の一種1」としておくが、この属自体初めての登場だ♪

とにかく小さなヤドカリで貝殻の大きさが8mm-10mmぐらい。
水深は-25mとやや深く、何でも岩の棚のような場所に転がっていた。

目立つ特徴としては紫色の触角。
元気なヤドカリでちょっと目を離すとトコトコと逃げていく。
仕方ないから岩のちょっとした窪みに貝殻を差し入れ撮影する。。。

2007年05月18日

卵をくわえるタイミングは?

joe001.jpgエントリー直前にちょうど上がってきた同業者に「ジョーが卵をくわえてましたよ~!」と教えられ、スグにその場所に直行した。

教えられた黄色いジョーと黒いジョーのペアはスグに見つかったのだが、卵をくわえていると教えられた黒いジョーの口の中には卵はまったく見られなかった。。。
う~ん。。。ここの子たちじゃないのかなぁ~?
周辺を探すこと1時間。。。他にこの近辺にいたのはもう1匹の黄色いジョーのみ。。。んっ??

そろそろ諦めようか。。。と思ったところ、その同業者が舞い戻ってきてくれて、「この子です!」と教えられたのは最初に見つけた黒いジョーだった。
「でも卵、くわえてないよぉ~!」と訴えたところ、フタを占めてしばらく待つとくわえて出てくるとの事。

し、知らなかった。。。
ジョーって卵をくわえたり、離したりするんだ!
マジで知りませんでした。。。(-_-;)

屋久島にはジョーがボコボコ出ているにも関わらず、実は僕もこれまでジョーが卵をくわえているところを見た事がなかった。
でも、それで納得した!
そっか。。。ずっとくわえているワケではなかったのか。。。これまで見れなかったはずだ。。。(;><)

フタを占めている間も、ちょくちょく見に行ったが、まったくくわえてくれない。
待つこと1時間半。。。
joe002.jpgもうエアーがほとんどなかったので、「これで最後!」とばかりに最後は雑にフタを開けて見たところ、ボロボロと周囲の砂や小石がちょっと穴の中に崩れ落ちてしまった。
当然、ジョーは中に引っ込んでしまったのだが、次の瞬間出てきた時には何と卵をくわえていた!!ヾ(@^▽^@)ノ ワーイ

教えてくれた同業者と、どういうタイミングでジョーは卵をくわえるんだろうね。。。?と水中で話していたのだが、分ったぞぉ~!!!
もしや???と思って、そのあと指示棒の先をちょっと穴の中に入れて上下動させたら、やっぱりそのあと卵をくわえて出てきた!

つまりこういう事だと思う。
屋久島のジョーが卵をくわえるタイミングは危険を察知した時なのだ。
それまではストレスを与えて引っ込む事を恐れ、丁寧にフタを開けて見ていたのだが、この時はまったくくわえてくれなかった。

さすがに穴の奥に大切に置いてある卵に危害が及びそうになったら、くわえるのではないだろうか?

ひとまず、このジョーを定点観測してみようかな~♪

2007年05月24日

ヤバイ!!孵化しそう。。。(-_-;)

2本目の帰りに例の卵をくわえているジョーをチェックしてみると、とうとう卵は透明感が出てきて、稚魚の目玉がクッキリ!
お~!!ヤバイ。。。(-_-;)
そろそろ、ハッチアウトも近いかも!?

2007年05月25日

終わった。。。・゜゜・(×_×)・゜゜・。 ビエーン

午後からは1人で一湊タンク下へ。。。

一通り、ダイビングを終え、最後に例の卵をくわえているジョーの元へ。
またちょっとストレスを与えて、静観してみると。。。
あっ!!!!
もう卵をくわえてくれな~い!!!!!

ヤバイ!孵化しちゃった???
昨日の午後、バリバリの透明な卵だった事を考えると、昨晩~今朝にかけてハッチアウトが行われてしまったと思われる。

う~!!!せっかく今日はゲストがいなくて自由に潜れる身分だったのに!!
ハッチアウト撮影を狙おうと思えば、狙えたのに。。。(;´д`)トホホ…

でも、どれくらいでハッチアウトするのかは分った。
次は絶対に見逃さないぞぉ~!!

ブラック・ニシキフウライウオ!

nishiki1.jpg午後からは1人で一湊タンク下へ。。。
今年もニシキフウライウオがボチボチ出始めた。
毎年、初夏にまとまって見られ、その後まったく見られなくなるのがちょっと不思議だ。
同業者情報により、浅場と深場の2ヶ所を周る。

nishiki2.jpg深場にはペアがいて、こちらはよく見る茶色いバージョン。
浅場の子は帰りに時間があったら見よう。。。程度に考えていたのだが、こちらはブラック・バージョンだった!
おいおい。。。そんな事、聞いてなかったよぉ~(-_-;)

ほとんどエアーも無い状態で見てビックリ(゚д゚)!
う~もっと余裕のある状態で会いたかったよぉ~君ぃ~
しばらくいてくれるかな。。。?

2007年06月02日

ジョーが卵をくわえる仕組

joe003.jpg先日、見つけた-20mの卵をくわえたジョー。
卵をよく見ると稚魚の目玉がよく見える。
相変わらず、卵をくわえている状態では警戒心が強く、なかなか頭を出してくれない。。。(-_-;)
ここの子はもうスグ孵化しそうだが、さすがに-20mでは粘れないため、この子は観察対象としては却下!

帰りに同業者情報で5/29に卵を再びくわえ始めた浅場のジョーを観察。
まだ卵は透明感がなく、こちらの孵化はもう少し先のようだ。
しばらくゲストがいないので、孵化観察を狙うならこいつかな。。。

一度ストレスを与えると即座に卵をくわえるのだが、それはメチャクチャ早いのでビックリする。
卵を巣穴の奥に置くのではなく、飲み込んでは出し、飲み込んでは出しを繰り返しているのではないか?と思ってしまうほどの早さなのだ!
巣穴にライトを当てて、よ~く観察してみると、こんな仕組みらしい。。。

卵は巣穴の最下部の方に置くのではなく、穴の中ほどに棚みたいになった部分があり、ここに卵を置いているようだ。
ストレスを与えると即座に卵のある棚より奥に1回引っ込み、下からその卵をくわえる様子が外からでも分った。
早いはずだ。。。


2007年06月04日

今年もまた。。。

yakukitu.jpg今年もヤクシマキツネウオ(仮称)の幼魚が出始めた。
とは言っても極小のチビではなく、すでに2-3cmはあるため季節外れの子という感も否めないけど。。。

ちなみに屋久島ではほとんど1年中、このヤクシマキツネウオ(仮称)のオスの婚姻色や求愛(?)が見られるため、まだいつ頃が繁殖期なのか掴めずにいる。
そのカギを握るのは、1cmぐらいの極小幼魚が増える時期の把握だ。
多分、初夏だとは思うのだけど。。。

今日の浅場のジョー

帰りに浅場の卵をくわえたジョーを観察。
もうかなり透明感が出てきているが、もう1日かな。
あと1日くわえて、明後日の夕方から早朝が怪しい。。。
どうしよう?ハッチアウトを狙ってみようかな。。。

2007年06月05日

早っ!

irobudai.jpg早くもイロブダイの極小幼魚が見られ始めている。
例年、急にウジャウジャと目に付くようになるのは8月に入ったぐらいから。。。
初確認はそのちょっと前(7月前半)なのだが、今年はメチャ早いっ!

それよりも先にブレイクするはずの初夏の風物詩・ヒレナガスズメダイの極小チビさえもまだ確認していないのに。。。(-_-;)
今年はイロブダイの幼魚を先に記録してしまった。。。

そういえば、今年はアオサもあまり増えない。
このまま夏に突入!が濃厚なのだが、海藻があまり増えない年は、どんな弊害があるのかな?
どこかにしわ寄せがあると思うのだけど。。。

今日の浅場のジョーその2

joe004.jpgくわえた卵の様子を継続観察中の浅場のジョー。
くわえてからどれくらいで孵化するのか調査中。

7日目の今日はこんな感じ。。。
かなり透明感は出てきたが、前回のハッチアウト直前はもう少し透明感があったような気がするので、あと1-2日はくわえ続けてくれると思うのだが、こればかりは確信は無い。
今日の夜や明日の早朝にハッチアウトしてしまう可能性もある。

でも、孵化するときがだいたい分ったところで、早朝なのか、夜なのかが特定できないと、ハッチアウトもちと厳しいかな。。。

2007年06月07日

先にやられたぁ~!!

5/29に卵をくわえた浅場のジョー。
昨日の早朝か夜にハッチアウトすると予想していたのだが、結局見に行く事はなく、予想通り今日はもう卵はくわえていなかった。
あ~残念。。。と思っていたところ、何と他の同業者がこのハッチアウトを観察し